2017年3月29日 (Wed)

春畑セロリさんのセミナー ブルグミュラー編



ピアノの初級用の教材は沢山あるので教室や先生ごとに、同じ先生でも生徒さん一人一人違う場合もあるかもしれませんが、初歩の段階から脱して中級に上がるその間にほとんどの生徒さんが勉強する教材 ブルグミュラー25の練習曲はそんな教材ですね。

音楽の友社から春畑セロリさんの解説版が出てから10年、そして私もこの版を使い始めて10年 一度も迷うことなく使い続けてきました。始めは曲名の付け方や解説の切り口や斬新さに驚きました。弾いていくと記号や今までの本とは違う解釈にも驚きました。でもセロリ先生の曲の解説が本当に楽しくて、、。今までピアノの本の解説は難しくてほとんど読まずにきたのにセロリ先生のは面白くて読めてしまいます。そして納得します。それは生徒たちも同じようですよ。

さて今回のセミナーですが、とても面白くてためになりました。セロリ先生の言葉は一言も漏らさないように書いたレポートが下です。裏もびっしり書いてあります。


なんだか取り留めもないレポートで恥ずかしいのですが、まとめる時間がなかったので仕方ありません。しかも最後の方はだいぶ抜けています。でも私の頭の中にはちゃんと入っているので生徒や先生方にも伝えていけると思います。

ブルグミュラー 今また注目されている作曲家です。25だけじゃなく18や12の練習曲は更に奥深く、ステキな曲が沢山あります。
また12は曲名も見つかり、新調版は曲名も付けられましたよ。
ブルグミュラー研究 皆さん一緒にやりませんか。

2017-03-29 17:23 in 音楽レポート | Comments (0) #

2017年1月3日 (Tue)

2016年冬の音楽レポート


・ 12月31日キタラホールに「ジルベスターコンサート」に行き新年のカウントダウンをしました。夢のように素敵なコンサートでした。

ゲストは
アルトサックスの寺久保エレナちゃん、ギターの押尾コータローさん、ソプラノの佐藤しのぶさん、札幌交響楽団 指揮は現田茂夫さん でした。

押尾さんの 「風の詩」を聴けて本当に幸せでした。
「美しい年になりますように」と押尾さんからのメッセージです。

エレナちゃんは高校生のデビューの時に白石高校吹奏楽部の定期演奏会で聴いてファンになり早6年。バークリー音楽大学を卒業してニューヨークで武者修行をしています。伸びやかで澄んだ音色 大人のジャズを聴かせてくれました。

佐藤しのぶさんのステージ とっても素敵でした。歌声はもちろん、3ステージ其々のお衣装も艶やかで魅了されました。そして気さくなお人柄に親しみがわきました。佐藤しのぶさん幼少時に札幌にいらして宮の森の幼稚園に通っていたようですよ。
新年のカウントダウンの後は札幌護国神社で初詣をして帰宅しました。


・ 12月18日 渡部淳一文学館ホール
水口先生の発表会に行ってきました。


今回は生徒さんの発表の後、芸大の4年生になった娘さんと同級生による演奏も聴く事ができました。現役芸大生の演奏はとても素晴らしかったです。素敵な発表会でした



・12月4日 キタラ小ホール
野谷恵先生と門下生のコンサートに行ってきました。
今回はロマンティックコンサート 選曲がどれも素敵で聴きごたえがありました。室蘭市でピアノ教室をされている友達の石岡先生も参加されていました。

2017-01-03 23:44 in 音楽レポート | Comments (0) #

2015年7月21日 (Tue)

2015初夏の音楽レポート



・5月16日 カワイ札幌コンサートサロン「ChouChou」
安田 里沙さんのピアノリサイタルに行ってきました。
旭川東高校を経て藝大、藝大大学院、リスト音楽院で学んだ 注目の若手美人ピアニストのお一人です。旭川出身ということで特に親しみを感じますね。

カワイ札幌オープン一周年記念に、アルバム「Lisztへのオマージュ」の発売記念も兼ねたコンサートでした。超絶技巧だけではないリストの魅力を存分に伝えてくれる素敵なアルバムに仕上がっています。安田さんのリストへの思いが伝わってきました。

前半のシベリウスは、初めて聴いた作品でしたが、シベリウスらしさ=北欧が感じられる組曲でした。
ベートーヴェンの月光も素敵でした。

2部はシューマン作曲リスト編曲の「献呈」から始まりました。この曲は、1昨年私も練習したので、とても興味深く聴かせて頂きました。

そして、いよいよリストです。やはりどの曲もとても素晴らしかったです。ラストは愛の夢でしたが、名曲として広く親しまれている理由がわかりますね。こころに染みる演奏でした。




・7月12日
札幌カワイの合同発表会に小さい生徒さん3名参加しました。
11月の大きな発表会を前に少しでもステージに慣れて貰おうと連弾ではお母様にも参加して頂きました。3名ともとても可愛かったですよ。お母様のピアノも素敵でした。発表会も頑張りましょうね。



2015-07-21 13:22 in 音楽レポート | Comments (0) #

2015年4月12日 (Sun)

音楽レポート 2015年3月




3月は沢山の演奏会に行ってきました。生の演奏を聴くことは、何よりの音楽の勉強ですし、とても幸せな時間です。

・3月1日 中吹研 スクールバンド演奏会


息子が中学で吹奏楽をやっていた時以来ですから、およそ7年振りに中吹研の演奏会を聴きました。時期的に3年生がほとんど参加できないので、1、2年生の成長の度合いが見られます。楽しそうに参加しているバンドもあれば、すでに来年度のコンクールを意識していると思われるバンドもあります。後者がほとんどですね。それでも久々に聴く中学生のスクールバンドば、初々しくて清々しい気持ちにさせてくれました。


・3月8日 第4回 東日本大震災被災者支援コンサート
「私たちは忘れない!」

今年は主催であるNPO法人まずるか北海道代表 遠藤郁子先生のピアノソロコンサートでした。チケットは完売で、黙祷をささげた後アヴェマリアから演奏が始まりました。


<プログラム>
グノー/バッハ アヴェマリア
シューベルト アヴェマリア

ベートーヴェン ピアノソナタ8番 「悲愴」

「ドンプロフスキ将軍のマズルカ」ポーランド国歌

ショパン
マズルカ op.50-1.2.3
ノクターン 遺作 嬰ハ短調
エチュード 「別れの曲」
ポロネーズ 「革命」「英雄」

ピアノ名曲アルバムのような素敵なプログラムでした。会場がフラットで、演奏者と観客の距離が近く、非常にアットホームなコンサートです。

この演奏会での郁子先生はとても和やかでリラックスされておられ、小学生の時のコンクールのエピソードをとてもユーモラスに語り、会場を沸かせてくださいました。

郁子先生が小6の時、お母様である遠藤道子先生が、コンクールの全国大会で入賞しなければ、会場の銀座のヤマハホールから裸で飛び降りるとプレッシャーをかけたそうですよ。当時は毎日6時間の練習を課されていたとも話しておられました。

その道子先生には、私の長男が小3と小5の時の2度 公開レッスンをして頂いたことがあります。
小3の時、息子の演奏を聴いて、まず「ボクは毎日どれ位ピアノを練習しているの」と聞かれ、息子は「30分位です」と正直に答え、「あらま、そうなの。30分は短いわね。小さい時から5時間も6時間も練習するのは効果も少ないと思うけれど、3時間位は練習してほしいわね。ボクはせめて1時間は弾こうね」と言われました。娘の郁子先生には小学生の時から6時間も練習させておられたのに、この頃の道子先生はだいぶお優しくなられていたのですね。

そしてその時みて頂いた、ブルグミュラーの「タランテラ」に合わせ、その場で踊ってみてと言われ、息子は真っ赤な顔で、8分の6拍子 つまり2拍子で横に手をブラブラさせ、盆踊りのように踊ったことも思い出しました 笑

その2年後、5年生の時は、「この頃になると男の子が急に伸びるわね」と大変褒めてくださいました。曲はバッハのフランス組曲だったと思います。
そんな息子ですが、ピアノは中学3年まで続けたものの、高校入学と同時に野球部に入り止めてしまいました。でも社会人になり、最初に買った大きな物はピアノで、今は趣味で楽しみながら弾いているようです。

郁子先生のエピソードから道子先生が懐かしく思い出され、息子のエピソードまで長々と書いてしまいました。吹奏楽をやっていたのは三男、こちらは長男の話でした。


・3月21日 ピアノアンサンブル・杏の会
第6回コンサート 〜2台ピアノの楽しみ

杏の会は二台ピアノの魅力に取り付かれた個性豊かな四人の先生方の演奏グループですが、私たち五人のピアノ会も毎年発表会で二台ピアノの演奏を行っているので、とても興味深く、そして大変刺激を受けます。レベルはとても高く、いつもながら素晴らしい演奏会でした。

<プログラム>
ドビュッシー 小組曲より 小舟にて、行列、バレエ

デュカス 魔法使いの弟子
インファンテ アンダルシア舞曲
ラフマニノフ ロシア狂詩曲
ホルスト 惑星より 火星、金星、木星



・3月22日 札幌市平岡緑中学校スクールバンド定期演奏会

プログラムの表紙も中学生らしく爽やかです。
演奏はとても真面目に取り組んでいる様子が伺え、感動しました。3月末で退職される教頭先生(音楽がご専門)の指揮もとても素敵でした。私のピアノの生徒も頑張っていました。今年は2人とも2年生になるので中核として活躍も大きくなるでしょう。楽しみが増えました。

2015-04-12 20:38 in 音楽レポート | Comments (0) #

2015年4月10日 (Fri)

音楽レポート(2014.11.12.)


・11月3日 カワイ楽器シユシユコンサート
発表会を3週間後に控え、発表会の練習のために初参加の3名の生徒さんを参加させて頂きました。3人とも発表会で弾くソロ曲と連弾の二曲を演奏しましたが、連弾の相手はお父さん、お母さん、先生でした。お父さんとお母さんは素敵に弾けていて、発表会に向けて心強く感じました。ソロ曲の方は幼稚園の生徒さんは緊張もなく元気に弾けましたが、小学生はかなり緊張していました。発表会前に総練習もあるので、人前で弾く練習を増やしていこうと思いました。



・12月20日 水口先生の発表会
今回も渡辺淳一記念会館で行われました。中高校生の生徒さんも多くいて、ピアノ以外の楽器 チューバやトランペットとのアンサンブルも楽しめた発表会でした。東京芸大に在学中の娘さんのピアノはますます磨きがかかり、これからも本当に楽しみです。水口先生もショパンの別れの曲を演奏してくれました。深みが増した演奏に刺激を受けました。



2015-04-10 12:17 in 音楽レポート | Comments (0) #

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