2019年7月4日 (Thu)

最近あったこと


先月はとうとう1回もブログをアップしなかった。
せめて月1回くらいは、なにか書きたい、書こう、と思っているのにね・・・。
それなりに小さな出来事は起きているのだ、ほんとうは。

たとえば・・・。
夫が丹精込めている庭の小さな小さな菜園で、今年はたくさんトマトが実った。
なのに、どういうわけか、ちっとも赤くならない。
なにか種類が違うんだろうか、そんなことないだろ、もうチョット待ってみよう。
そんなこと言い合いながらじっと待つ。

少し赤くなりだした。
やっとだね、と夫と喜んでいたある日、ふと見たら、地面に転がっている。
あら、っと駆け寄って手に取ってみたら、きれいに中身がほじくり出されているではないか!
カラスのしわざだ。
あー、油断していた。ここしばらく鳴き声がしないものだから、ついつい・・・。
カラスって色が分かるのかなぁ~~。

2人でどれだけ悔やんでも後の祭り。
さっそくカラス予防ネットを買って、トマトときゅうりの上をおおった。
どうだ、まいったか! カラスめ、来るなら来い! 
以来、順調に次のトマトが赤くなりだしている。

大学時代の友人から突然の電話。
何十年ぶりだろう、何の用かな・・・?
まずは昨年急逝された恩師の話題と、それに合わせて開かれた同期会の様子のこと。
私は福岡住まいなので、連絡はもらったけれどわざわざ上京はしなかったのだ。
ほかにも家族の話やお互いの近況のこと。
かくべつ親しかったわけではないし、何の用かな? の思いは消えないけど、
福岡に住んで50年、若い時代の友人たちとの縁が切れて、
いつも何かなしの寂しさを抱えているだけに、つい話が弾む。

やがておもむろに彼女が切り出したのは、選挙のこと。
あー、そうだった、彼女はそれだったんだ、と一辺に思い出す。
私たちはミッション系の大学なのに、なぜか彼女は(卒業後のことだけど)
S学会の女性部会の若きリーダー、と週刊誌に出ていたことがあったのだ。
ミッション系の大学といってもクリスチャンである必要はないし、
げんに私もそうではないけれど、
S学会系はあまりにも私の中で結びつかない。驚いたものだ。

よく考えると、30年位前か、今回同様、突然東京から電話がかかってきて、
その学会系の党の候補者への投票を依頼されたことがある。
あー、そうだった、彼女の電話ならそれよね、やっぱり。つい忘れていた。
それから丁寧に、婉曲に、そのつもりはないことを伝えるけれど、
そういう対応って、彼女、馴れてるのかな、
平気で延々といかにその候補者が素晴らしいかを述べ立てる。

学生時代の懐かしさはどこかに飛んで、現実の苦さを噛みしめるばかり。
「せっかく遠方からお電話いただいてるのに、ごめんなさいね」
と繰り返し、やっと電話を切った。

等々、ほかにもそれなり小さな出来事は起きているのだけど、
も1つ、「うん、書こう」というところに気持ちが乗らない。
これってやっぱり歳からくる気力の衰えかな~~。そうは思いたくないけど・・・。
2019-07-04 14:57 in 日常 | Comments (0) #