2016年6月29日 (Wed)

算盤



引っ越し書類荷物の中に紛れ込んでいた そろばん 発見

何十年も使ったことがなかったので懐かしくてパチパチはじいてみる

改めて わたしそろばん出来るんだった とこっそり自画自賛

文明の利器に頼りすぎていて近頃そろばん塾は見かけない

わたしの子供の頃はそろばん塾が流行っていて

遊びたい盛りなのに祖母に無理やり連れていかれ

もともと好きではないので上達には程遠いありさま

それでも級が上がるにつれて子供心に 欲 が出て

同級生と競ったりした思い出のそろばん

電卓ばかりに頼らないで少しそろばんで頭の体操

これが何だかとても楽しい

子供の頃に戻って暗算遊びを楽しんでます
2016-06-29 22:00 in | Comments (6) #

2016年6月26日 (Sun)

シナモンロール日和


シナモンロール作り

ちっちゃく作るために選んだのは 「マフィン型」

甘さも香りも自由自在

配合を変えるだけでお子ちゃまから辛口さんまで対応できる楽しいぱん

本日は敢えて粉砂糖でトッピングしないシナモン二倍の大人味


アイロンかけも窓磨きもほったらかしてのぱん作り

言い訳 沢山用意して遊んでます
2016-06-26 15:28 in | Comments (6) #

2016年6月23日 (Thu)

ゆるい気持ち


本日 午後のスケジュール

13:30 華のトリミング
お迎えまでの二時間  ホームセンター 一回り 
有機黒ウーロン茶500ml 24本購入
古本屋で立ち読み 
セルフガソリンスタンドで給油



途中で一服 ひとやすみ 本を読みながらゆるい時間
お抹茶のかき氷 夏の定番おやつです

1週間の真ん中に ぽっ と空いたゆっくり時間
月曜からずっと食ぱん成型の試作とデスクワーク
頭の中にぱんの新配合レシピの数字が飛び交って危険信号

取りあえず総てやりかけの仕事をストップ
2日ぶりに外に出て気分転換
ゆるい気持ちを満喫&食材の買い出しに

車のフロントガラスいっぱいに夕陽があたり長閑な景色
おはよう から おやすみ まで 
ゆっくり ゆっくり 

自分に甘く 人にも甘く 楽しさ最優先の田舎暮らし 
長い1日の終わりはぱん生地を仕込んで終わりました
2016-06-23 00:22 in | Comments (4) #

2016年6月19日 (Sun)

素敵に年を重ねる


10年程前 とてもお気に入りのクラッシックカーに乗っていました
乗り心地は決して良いとは言えない車でしたし
総ての操作は手動 冬になると温まるまでにたいそう時間がかかり
故障してばかりの車で定期的にメンテナンスが必要でお金もかかりました

でもその車は便利で快適な車では味わうことのない
人の手で一生懸命に造られたという温かみのある車でしたから
乗っていてとても楽しい車でした

いつかどこかで急に止まるかもしれないという不安を抱えて
それでも長年乗り続けました

車と同じように人の身体も
時々メンテナンスを怠ると故障するかもしれません
年齢を重ねて今まで出来ていたことが出来なくなる日が必ず来ること
いつかその時を迎えたときに慌てないで心と身体を緩めていられたら
きっとそれらの現実を乗り越えられると思えるのです

昨日 今日 明日 
時間は止まってはくれないけれど時は総ての人に平等
風になびくカーテンの向こうに透けて見える世界

立ち止まって風に吹かれてみるのも素敵だと思える陽だまりの午後でした



2016-06-19 23:44 in | Comments (6) #

2016年6月16日 (Thu)

母のポテトサラダ



子供の頃からよく扁桃腺を腫らしてました

そんな時母がいつも作ってくれたポテトサラダ

ジャガイモとキュウリとゆで卵が入っただけのシンプルなもの

蒸かしたジャガイモはしっかり潰し形もなく滑らかに

キュウリもゆで卵もみじん切り

のどが痛くて何も食べられなくてもポテトサラダだけは大好きでした

優しい味は心の片隅に沁み込んでいつしかわたしの宝物

微塵切の玉ねぎとキュウリのスライスは少量の塩と甘酢に漬け込んで

茹で卵とハムと蒸したジャガイモにマヨネーズと粒マスタード

母の味に近づきたいと思うけれど

作るたびにやっぱりわたしの味になる

どんなに頑張っても母の味にはならないけれど

作り続けてわたしの味になっていく

レシピのない料理の再現

味の記憶は母からわたしへの贈り物の気がします
2016-06-16 00:19 in | Comments (4) #

2016年6月12日 (Sun)

故郷のさくらんぼ



新潟の生徒さんから新潟県新発田市産のさくらんぼの贈り物
毎年今頃に時期に送ってくださる故郷の味


明治16年 フランスから持ち帰ったさくらんぼを植えて
100年以上栽培を続けている五十公野 竹内農園
5代にわたって改良を重ね
糖度 25度 直径3cm 元気な木で完熟したさくらんぼ



食べるのがもったいなくてコンポートに飾って見惚れてます

1週間ほど前から持病の扁桃腺でかかりつけの先生から処方された抗生剤服用
根っからの食いしん坊 一瞬 扁桃腺を忘れました

どんなに遠く離れていても故郷の香りはいつも心を温かく包んでくれる
凹んだ時にはからずどなたかが 「元気になれる素」 を届けてくださる

細やかだけど心に温々広がる温かな幸せ
ゆきちゃん いつもいつも 美味しいと元気を送ってくれてありがとう
2016-06-12 14:42 in | Comments (4) #

2016年6月8日 (Wed)

美しいもの



琺瑯の salt box
20年以上も前に蚤の市で出会い一目惚れ
あまり目立つ事もなくキッチンの隅っこにひっそりと
毎日見ているだけでこのフォルムにほっこり

ぱん教室の生徒さんたちが中に何が入っているのか一様に興味深々
さすがに日本の高湿度 salt 入れには不向き
実はキッチンの排水溝に使うごみネットが入ってます

自宅兼お教室のキッチンでは
生ごみ入れ 洗い桶 使用禁止
台拭きも雑巾もありません

以前は食器拭きは大判のリネンクロス使用でしたが
毎日何枚も専用に洗濯するのが面倒なお年頃
以来 スコッティの洗えるキッチンクロスのお世話に
食器拭き ⇒ 台拭き ⇒ 雑巾 ⇒ 処分
一日二枚 一巻一カ月分 278円
使い捨てのものにこの金額が 高いか 安いか は各々の考え方ひとつ

みなさん食器洗いスポンジは気にされる方が多いのに
台拭きにはあまり気を使われていないご様子
キッチンの台拭きは一番菌が付きやすいと聞きました

毎朝新しいキッチンクロス使用でこのお値段
洗って乾かし 雑巾 と化したキッチンクロスの最後は
家中のお掃除に大活躍してくれてます
2016-06-08 15:00 in | Comments (4) #

2016年6月6日 (Mon)

口福



今週も美味しい贈り物で口福日和
箱いっぱいのライチ
茶色になったら食べ頃と思っていましたが青いほうが新鮮で瑞々しいとのこと
冷蔵庫でしっかり冷やしていただきました



こちらも収穫したての ソラマメ
新潟でキッチン工房 粉粉にかかわってくださった大工さんからのお届け物

ちょうど本日は天然酵母ぱん教室のレッスン中
皆さんに少しづづお福分け
茹でたものに岩塩をパラリ ほっこり優しい甘味のお豆さん

その他にも朝どりの胡瓜に新玉ねぎをご近所さんから
試作のシュークリームと苺ジャムは生徒さんから
我が家のキッチンに福がきた 。。。。 です

ここのところやることなすことイマイチ気分
それを知ってか知らずか皆さんが気を使って下さり
有難い週末を過ごせました

何事も過信は禁物
わたしのぱん作りもわずかな気の緩みがあると気の抜けたぱんになってしまう
生きているぱん生地を前に日々新たな挑戦が待ち受けている事
それを昨日と同じ気持ちで見つめていたら手厳しいしっぺ返しが待っている

大きく 大きく 両手を広げて深呼吸
昨日のぱん 今日のぱん 明日のぱん みんな違ってみんな新しい
一瞬の気の緩みが総ての緩みに繋がらないように
今夜は静かにリセット時間 あれやこれやと詰め込まないで
基本に戻ってのぱん作りが何より大切に思える夜です
2016-06-06 00:53 in | Comments (4) #

2016年6月1日 (Wed)

生きていく勇気



マーガレット・ ミッチェルの「風と共に去りぬ」はあまりにも有名
本は幾度読み返してもそのたびに勇気を貰い
映画もヴィヴィアン・リーとクラーク・ ゲーブル演技も素晴らしいの一言

「風と共に去りぬ」にはA・リプリー著  森 遥子訳の続編
「スカーレット」がある事はあまり知られてはおりませんが
 
本の中で100歳になるスカーレットの祖母がスカーレットの嘘を見抜いて

「わたしを長生きさせたかったら 
優しい嘘の真綿で首を絞めるような真似はおやめ
可愛い嘘つきや
わたしがこの年まで生きていられるのは
いつだって真実に直面し それを乗り越えてきたおかげさ」

という頁を読むたびに感動する

本を通して活字から受け取る生きていく勇気
この「スカーレット」という本もまた何度も何度も読み返し
そのたびにまた新しい感動が生まれる

名作と呼ばれる本との出会いはいつの世も読み継がれるもの
どんな時も真実に直面し 乗り越えてきた人の強さ
そんな本との出会いも一期一会
今夜も活字を追いながら新しい頁をめくっています
2016-06-01 23:52 in | Comments (4) #