2016年7月31日 (Sun)

秘密にしておきたいお店



友人と月に二回ランチにお邪魔するお店 「スリーバー」さん

ママさんがおひとりで調理されているので
急いでランチという方には不向きなお店ですが
時間がゆっくりゆっくり流れてます

高麗川駅の近くでちょっと分かりづらい隠家的なお店構え
東京の美味しいお店をとにかく食べ歩いたといわれるママさん
そのお味は家庭的でほっとします

今の時期は窓辺の緑が心地よく
たわわに実った葡萄の弦が涼しさを感じさせてくれます

お店にいらっしゃるのはほとんど常連さん
その常連さんが友人を連れてきて常連さんになる
時々メニューにないお料理が提供されてほっこり心が和みます

本当は誰にも教えたくないお店ですが
ぜひ行ってみたいとおっしゃる方には こっそり場所 をお教えします


今週も美味しい贈り物
広島の旅人さんから 黒いダイヤと言われる ピオーネ
種もなく一粒一粒がとても大きく甘い

連日の猛暑にもかかわらず我が家は目にも涼しい物集合
しばしの間暑さを忘れて  ごちそうさまでした
2016-07-31 23:38 in | Comments (2) #

2016年7月27日 (Wed)

日光浴



まだ梅雨が明けなくて空模様も気まぐれ

少しの陽ざしを見つけては 蒸し器 を縁台で陰干し

角地の我が家は風が通り抜けるのでザルやまな板も広げて大賑わい

10年選手の蒸し器に先日お教室用に新しい物も加わりました


ぱん教室の Launch menu に登場したのは18㎝の蒸し器

ぱんを 蒸す という発想 

三年間マクロビクスを学んだお教室で教えていただきました

トースターで焼くのも美味しいですが

蒸籠で蒸すと もっちりしっとり 冷めにくいというおまけ付き

我が家には炊飯器がないので毎日16cmのストウブ鍋でご飯を炊き

残ったご飯は蒸し器で蒸す 

ついでに卵やお野菜まで二段にして蒸すので毎日のように出番が多い

使っては陰干しのメンテナンス

大切に使いたい暮らしのアシスタントです


2016-07-27 23:51 in | Comments (2) #

2016年7月24日 (Sun)

田舎ぱん



シンプルな田舎ぱん

お惣菜をサンドしたりスライスして色んなものを乗せたり

角切りにしてガーリックバターで炒めたり

お教室で最初に作っていただくのも田舎ぱん

皆さん一様に 一番美味しいぱんです と言われます

この田舎ぱん簡単そうでなかなか 。。。。

クープ(切り目)を一気にすっぱり入れられるようになるまで大変

クープナイフ片手におたおたばかりの修業時代

今でも深呼吸してから 気持ち的に 切ります!! と思ってしまいます

日高でのお教室再開から二年 

毎月来てくださる生徒さんたち 今では迷うことなくすっぱりクープ

自宅で作られたぱん画像を見せていただき励まされているのはわたし

小さなぱん教室は何時もわいわい賑やかです
2016-07-24 23:47 in | Comments (4) #

2016年7月21日 (Thu)

持ち物



仕事がらどうしても溜まってしまうリネンクロス
意を決して 整理 の決断

残すべき量は この引き出しに入るだけ

小さいクロスは成型時のぱん生地乾燥を防ぐために
大きいクロスは洗った作業道具を広げて乾かすために
それぞれの古いものから新しいものびっくりするくらいの枚数
やっとやっとの思いで片づけ終了

いつもすっきり身軽で暮らすために
持ち物を 一個増やしたら 二個手放す これ本当に大事

好きなものはしまい込まない
見える収納と隠す収納
ただでさえ狭い我が家 隠す場所さえ見つからないのが現状

総てのものを見える化に
まだまだ処分決断できないままの箱が三個ほど
ガンバレ わたし
2016-07-21 00:30 in | Comments (4) #

2016年7月17日 (Sun)

選択肢



昨日新潟からレッスンに来てくださった生徒さん二名
前々からいただいていた大きな課題
「家庭用の Gas Convention Oven で美味しい食ぱんを焼きたい」
火力が強すぎるのと焼成温度が難しい Gas Oven 制覇のrequest

左の画像が Gas Oven 
 右の画像が 電気 Oven 
型 は1斤用

それぞれに同じ 230℃の温度 で25分焼成
Gas Ovenの火力がいかに強いのかがよく分かる
Gas Oven と 電気 Oven
同じ温度 同じ焼成時間では無理という事になる

毎日 毎日 食ぱん作り
焼成温度を 10℃ 単位 5分刻みで微調整
スライスすればほとんど味は変わることないもののあとは見た目の焼き加減


次は 1斤半型

Gas Oven温度 
180℃ 15分 
 200℃ 15分 
 220℃ 5〜10分
その後焼き色を見ながら目視判断

1斤の生地量 400g 
 1斤半は 750g

 生地量が違うので焼成時間も違ってくる

普段は電気Ovenでぱんを焼いているので
なかなか手ごわいGas Oven食ぱん相手に1カ月

お陰様で昨日は各々作られた食ぱんに大歓声
総てのことに 「選択肢」 は一つではないことを教えられました

まだまだ続くぱん修業
優しいぱんの作り人への夢を沢山の方々に支えていただいている事
大切に明日に繋げていきたい夢の欠片です
2016-07-17 16:09 in | Comments (4) #

2016年7月13日 (Wed)

雑穀



16雑穀入りチーズカンパーニューの試作中
粉に加える雑穀を10%づづ増やし
50%になるとさすがに膨らみに変化が見られ生地も重くなる

ここの数日は湿度が高かったので
水分を5%少なくしたり 粉を冷蔵庫で冷やしたり 仕込み水も冷水使用
それでも20℃をキープしての発酵は生地温が高くなりがちなので
恒温庫の設定を18℃で12時間目安の低温長時間発酵

オーブンフル回転時は室温35℃ ぱんの試作はまるで実験
そんな試行錯誤も楽しい時間

雑穀ぱんはトースターで焼くよりも蒸し器で蒸したほうが
粉の甘味と雑穀のプチプチ感が感じられる気がしてお薦めの食べ方
余り手を加えないで ざっくり感仕上げのカンパーニュです  


本日のおやつは 塩豆大福にコーヒー
ゆっくり ゆっくりの時間を楽しんでます
2016-07-13 23:35 in | Comments (6) #

2016年7月10日 (Sun)

想いを伝える


目には見えない想いを伝えることは難しい

文字にしても 言葉にしても

見えないものが多すぎて途方にくれる

大切なのは

見えないものを見ようとする心

躓いて 落ち込んで 温かい言葉が心に染みる

ほどよく力を抜いた暮らしのかたち

何があっても大丈夫 。。。。 大切な人から教わったおまじないの言葉

気が付くといつも 大丈夫 大丈夫 とつぶやいている気がします


昨日のぱん教室で余った生地で皆さんと作ったねじりベーコンぱん

美味しい笑顔にいつも助けられています
2016-07-10 23:47 in | Comments (6) #

2016年7月7日 (Thu)

美しいもの



能登の塗師 赤木 明登氏

今は有名作家さんになられて作品も入手困難になってしまった漆器たち

我が家にあるのは年季が明け 独立された初期の作品たち 

一般的な漆器と比べて派手さもなければ自己主張もしない

どちらかといえば大らかな日常使いの器に属しながら

どこか凛とした佇まいに惹かれる

もともと金彩が施された特別扱いの漆器は苦手

祖母から譲り受けた古伊万里の皿やギャマンや漆器も

昔は日常器として使われていたもの

わたしが育ったのは城下町の新潟県新発田市

あちらこちらに蔵を持つ家があったしお膳も漆器も普段使い

今のように高価になるなんて誰も想像しなかった

人それぞれに美しいものの基準は違うけれど

角の取れた佇まいの美しいものに心惹かれて

歳を重ねて 心持も まあるく まあるく 

ほんの少しの持ち物もまあるい物が多くなりました
2016-07-07 00:00 in | Comments (4) #

2016年7月3日 (Sun)

通せんぼ



遊んでほしくて通り道を塞いでいるのは華

8歳になってもあちらこちらにおもちゃを広げて片づけて回る母

遊んでもらえないとわかると場所を陣取って寝込んでしまうありさま




邪魔だから退かそうとするとまとわりついて追いかけっこ

気が向かないとご飯もそっちのけ

道行くご近所のわんこちゃんを見ては吠えまくり

テレビに出てくるワンコちゃん ネコちゃんを見ては吠えまくり

番犬のつもりか宅急便のオニーちゃんにも近づかないで吠えている

育て方を間違ってしまったようで叱っても全く意にかえさない

人間語をわかっているようで 。。。。。 困った娘です

かと思えば夜は何があっても吠えない殊勝な一面も

かまっているのか かまわれているのか 華はひたすらマイペース

毎日 給食のおばさん仰せつかって楽しんでます
2016-07-03 23:43 in | Comments (6) #