2019年12月31日 (Tue)

2019年仕事納め


2019年 始まりから年末まで「波乱万丈」の日々

青空を見ても笑顔になれない時、掛けていただいた「温かい一言」

涙と笑いと感謝の一年が終わろうとしています

そんな時間も過ぎてしまえば「刻」というマジックから

再び歩き出せる勇気のプレゼントを貰えた気がします

辛かった一年の最後の日に厄落としのピザ作り

いつも温かく支えてくださった方々に有難うの想いをこめてお届けです

地元日高のお野菜とベーコンをオーブンでゆっくりロースト

12時間 長時間低温発酵させた生地にお野菜とチーズをコラボさせ

高温のガスオーブンで短時間焼成

一回に2枚づつを時間差で数回繰り返し

表面をカリカリに、中はふんわりのぱんビザの焼き上がりです

キッチン工房 粉粉の一年の最後の締めくくりの日

工房に居られる

「酵母の神様」「粉の神様」「ぱんの神様」に手を合わせ

粉粉に集って下さった大勢の皆さまに感謝して一年が終わろうとしています

blogへのアクセス数 357906

お越し下さいました沢山の皆さま 本当に有り難うございました
2019-12-31 10:01 in | Comments (4) #

2019年12月25日 (Wed)

クリスマスケーキ



東京 巣鴨の「ヨシノリ アサミ」のクリスマスケーキ

妹の都合で1日遅れの我が家のクリスマス

16cmのミニサイズなので小さめにカットして6人分

見た目の可愛らしさと

リキュールの効いた大人味のギャップに驚かされる

カットするとスポンジが何層にもなっていて

赤ワインのムースが味を引き締めて甘さを攪拌して

毎年の事ながら何処かに隠し味の余韻を残して食べ終える

嬉しい事も 悲しい事も 号泣した事も多かった令和元年

来年は笑顔で暮らせるように辛かった時間を全部洗い流して

厄落しのピザ作りを楽しんでます。
2019-12-25 21:22 in | Comments (4) #

2019年12月24日 (Tue)

クリスマスカード



今年も日高の学童養護施設 社会福祉法人 「同人学院」の

みなさんからクリスマスカードをいただきました

新潟から日高に転居して早いもので 5年9ヶ月

偶然にも理事長先生とご縁をいただいて

我が家から徒歩 7分程の所にある学院に時々お邪魔させていただける事に

乳児から高校生まで約現在 80人の子供達が

社会に旅立つまでできるだけ家庭的な雰囲気の中で

暮らせるようにとの趣旨から8軒の家 ➕ 10月に完成したばかりの乳児院

時折近くを通ると子供達の元気な声が聞こえて元気をいただいてます

ささやかながら 「粉粉」の小さなクリスマスの願い

施設の子供達と一緒に 「ぱん作りができたら」。。。。幸せ

たとえ小さな夢のかたちでも

いつかは叶うかもしれないという「夢の欠片」を持ち続けることが大事

2019年は悲しい事がありすぎた年

来る2020年に希望を託し。。。。。がんばれみなさん ガンバレ わたし

Merry Christmas
2019-12-24 09:41 in | Comments (4) #

2019年12月18日 (Wed)

保温鍋



冬に活躍の炊飯鍋(シャトルシェフ)、夕食に一合の炊飯に使用

炊飯に1時間もかかる電気炊飯器を手放し

保温の必要も無いので、お鍋で炊くようになって15年以上

洗って30分浸水、10分炊飯、10分蒸らし

ほかほかご飯の出来上がり

ほぐして蓋をしたまま置いても2時間以上は温かさを保ってくれる


このお鍋は 1.6リットル 二合の炊飯が可能、1〜2人用向き

この他に酷使して少々くたびれた

3リットルのシャトルシェフ(20年以上使用)の二個が大活躍

シチューやおでんなどに活躍してくれる現役鍋

二口の電磁調理器をフル回転させるには

無くてはならない大切なわたしの助っ人鍋たち

特に冬場は温かい物を作ることが多いので

汁物も煮物も、はたまた煮込み料理にも毎日フル回転

調理時間も短縮 。。。。。ゆっくり保温(光熱費もかからずに)

待つことで美味しい時間を約束してくれます

特別な食材でなくても家々のほっこり優しい煮込みは

木枯らしの吹く夜に温かいお料理は心も身体も温めてくれる

母から受け継いだ味が恋しい暮れ夕暮れ時間です
2019-12-18 13:49 in | Comments (4) #

2019年12月15日 (Sun)

安心を買う



薦められて購入した「スマホ充電器」携帯用

お店で見つけた可愛いキャラクター

無地好きわたしには珍しいお買い物

お家大好きわたしには無ければ無いで別段困る物ではないものの

これに充電しておけばいざという時の為に備えあれば憂い無し

恥ずかしながら以前車用を購入したのに使う事もなく紛失

何時か必要かも知れない。。。。。。思いつきで買った物たちの行方

気にも止めないでいる事が怖いので

できるだけ中身が見えるクリアーケースが定位置に

年末と言っても小さな家のこと、たいしたお掃除の必要もないので

ストック食品の見直しと知らず知らずに増えていくキッチン用品の整理

半年使っていない物は段ボールに一時避難

それでも使わない物は潔く手離す

今年も後半月余 。。。。。。楽しんで頑張れわたし時間です。
2019-12-15 09:30 in | Comments (4) #

2019年12月11日 (Wed)

意識改革



長年運動クラブに通い  食生活にも気を付けていたにも関わらず

突然の腰痛で整形外科の診察、圧迫骨折と診断され

骨密度も同年代の方よりも -7% 

骨を強くするゼリー状の薬を処方していただき半年

腰痛は改善されず時折訪れる痛みに耐え切れず

思い切って整形外科を変える決心をし別の整形外科に転医

検査も一通りしていただき今回の診断は「腰椎変性症」

痛み止めと湿布薬に加えてこちらから希望して

骨を強くするゼリー状も薬を処方していただき

朝晩の腰痛改善体操を取り入れて2か月

たんぱく質 カルシウムを出来るだけ多く取れるような食生活をと意識改革

おやつは「骨せんべい」「煎り大豆」+ 日光に当たり + 適度な運動を実践

何事もやり過ぎても、身体を甘やかしても困りもの

自分だけは大丈夫という甘い過信が一番怖いと身に染みる日々

寄る年波には勝てない 。。。。。を認めたくないけれど

認めてしまえば気はラクチン

先週の骨密度検査が気になるお年頃です
2019-12-11 22:01 in | Comments (4) #

2019年12月9日 (Mon)

ご縁のリース



今年も東京世田谷区の花屋 「花子」さんの

クリスマスリースが届きました

早いもので10年、ぱん屋時代からのお付き合い

横浜のお母様に毎月ぱんをお送りさせていただいたご縁繋がりから

いつもキッチン工房 粉粉のお花は「花子さん」見立て

華やかさよりも自然に近い、それでいて人の手の温もりが感じられる

ご主人とお二人で営んでおられる花子さんの小さなお店

横浜から世田谷区に移転されてからお邪魔した事はありませんが

今でも「粉粉さんちのぱんが大好きです」と

エールを送ってくださる若き店主さん

物作り人のお人柄から滲み出る 優しさ 健気さ 強さ

いつも元気をいただいてる気がします
2019-12-09 08:35 in | Comments (4) #

2019年12月4日 (Wed)

好きの基準



沢山あったCDを引越しの時に手放して

何十枚か数を絞って残った好きな曲

仕事中は手元に集中するために無音の世界

お教室で音を落として聴く曲

一人静かな夜に聴く曲

引越しの際に手放せなくて

思い出せないくらい前に手に入れた

前と後に48枚収納の北欧ビンテージチーク材のラック

クローゼットに眠っていたのを引っ張り出してお披露目

好きの基準は人それぞれ

断捨離がもてはやされている昨今

好きなものは好き 。。。。。。それでいいのだとひとり苦笑時間です
2019-12-04 12:48 in | Comments (2) #

2019年12月2日 (Mon)

ずっと変わらないもの



いつの頃から使っているのか

思い出せないほど長く愛用している耐熱温度 280℃ シリコンベラ

その間 いろんなメーカーの物にも目移りして使用してみたものの

無意識に手に取っていたのはこの子達

少々手荒に扱っても使い手に寄り添ってくれる働き物

硬さ 大きさ しなり具合 手馴染み

どれ一つとってもわたしには最高の相棒ベラ

カラーは 黒 赤 白 黄色

ぱん用 料理用 お菓子用と色別に使い分け出来るのもとても便利

お道具は見た目も大切ながらやはり使い勝手重視

そんな物達との出会いも一期一会

大切にしたい暮らしの道具達です
2019-12-02 09:46 in | Comments (4) #

2019年11月28日 (Thu)

ロースト野菜ぱん



ぱんピザに似ているけれど

全く味の異なるロースト野菜たっぷりのせたお食事ぱん

全てのお野菜を同じような角切りにし

オリーブオイル、自然塩のみで味を馴染ませ

オーブンの低温でゆっくりロースト

季節のお野菜を数種類組み合わせて使い

その時々に角切りのハム、焼豚、生ハム、シラス、ジャコ、アンチョビ

オイルや岩塩も加えるものによって量を変えて作る楽しいぱん

野菜苦手な姪の子供達もトッピングの三種のチーズの魔法にかかるのか

最後の一口まで美味しい魔法にかかったまま

ライスグラタンにも応用できるので

一人ランチもお薦めのぱんです

2019-11-28 09:45 in | Comments (4) #

2019年11月25日 (Mon)

ズッキーニの厚焼きぱんピザ



粉粉のピザはトッピングを楽しむものと少し違って

天然酵母生地を味わっていただきたいので

一般的な薄焼きピザと事なって少々生地を厚めに伸ばしています

12時間発酵させた400gの生地を33cmの剥離型のピザ皿に伸ばし

エキストラバージンオリーブオイル 輪切オニオン 2個

岩塩 ズッキーニ 2本 アンチョビー 3種のチーズと

たっぷりのトッピングを乗せオーブンの高温でやきあげます

トッピングはその時々の気分で変わりますが

生地を楽しんでいただきたいので味の濃いものは出来るだけ避け

かわりに生地の端っこまで食べていただきたいので

生地の周りをチーズがはみ出さないように手でガードしながら

ギリギリ端までトッピングを乗せるのが粉粉風

和風、洋風、みんなで楽しんでいただける粉粉の厚焼ぱんピザ

問題は枚数を沢山焼けないこと

きっちりきっちりトッピングを並べるのに時間がかかり

焼成時間よりも作業時間がかかり過ぎて

生地が乾くのが怖いので6枚作るのが精一杯

それでも作っていてとても楽しいぱんビザです
2019-11-25 22:00 in | Comments (4) #

2019年11月20日 (Wed)

温もり



ぱん屋時代のお客様から懐かしい新潟の果物を送っていただきました

日高暮らしも5年8か月

その間も変わらず

故郷の香りを届けて下さるお客様とご縁をいただいている方々

どんな言葉や文字よりよりも「想い」という

宝物を手にして涙腺が緩みました

日高の朝夕は秋の終わりを告げるかのように

吹く風が日増しに冷たさを増してきて散歩の速度も早歩きに

故郷の秋は郊外に出ればススキが揺れる子供達のハイキングコース

車で1時間走れば紅葉も良寛さまで有名な国上山の五合庵

いただいた柿の皮を剥きながらあたたかなご縁の温もりに

包まれている気がします
2019-11-20 08:46 in | Comments (2) #

2019年11月17日 (Sun)

欲しいものリスト



帆布で作られている整理用バックカタログ

欲しいものリスト箱に入ったまま

お値段を考えるとそうそう何個も買えるはずもなく

長いこと躊躇したまま決断にはなかなか至らない

昨日 ご縁があってお茶をご一緒した方と物作りの話になり

伺えば以前ご自分のブランドを立ち上げられて

帆布バック製作に携わっておられたとの事

注文生産が主だったものの材料に拘ったためコストがかかり過ぎ

今はお休みして会社員に

物作りへの思いは未だに捨てられなくいつかまた再開したいと

熱い想いを語ってくださいました

帰宅してわたしの欲しいものリストカタログをメールでお送りしたら

「同じものは出来ませんが違った形で
ご要望に答えられますかどうか検討してみます」とのご返事

思いがけずにいただいた嬉しいご縁

ゆっくりゆっくり六度目の日高の秋を過ごしています

2019-11-17 09:55 in | Comments (2) #

2019年11月13日 (Wed)

ひと手間



頂き物のカセットコーヒー

アルミ小包装で封を開けると挽きたての豆の香りが漂い

忙しい時にもお湯さえ沸かせば何時でもコーヒータイム

画像のようにさっそく説明通りにわくわくしながら煎れてみる

此れは楽チン。。。。。期待もMax120%

お味はインスタントコーヒー以上、挽き豆ドリップ以下

飲み終えたカップの底に残った「おり」が気になる

香りは良いけれど「何か」が足りない


あれこれ試して落ち着いたのがこの画像

カップの上に何時ものようにドリッパーを置いて

ゆっくりゆっくりお湯を注ぐというひと手間

時間にしてもさほどかからないけれど

お味は格段にアップ

二人分の時はカセットコーヒーを二袋

少し大き目のドリッパーをガラスのポットに載せて

交互にお湯を注げば出来上がり

豆を挽くという楽しみは無いけれど

コーヒーを入れるという楽しみは少しだけ残っている気がします
2019-11-13 09:03 in | Comments (4) #

2019年11月10日 (Sun)

一日の終わりに



夕食の洗い物を済ませシンクを重曹で磨き

排水溝もトラップも全部外してゴシゴシ洗い

シンクに付いた水滴をキッチンペーパーで拭き取り

洗った食器はさっと水滴を拭き取りエレクターに並べる

この作業の所要時間8~10分

食器は朝、完全に乾くまでこのまま放置

とにかくまとめて掃除をしたり片付けをするのが何より苦手

ならば気がついたその時々にやってしまおうという横着者

朝、トイレやキッチンが汚れているのを見たくないので

一連のやりたくない仕事は全て寝る前の15分間に終わらせて

一日の始まりは何にもしない(もちろんダスキンがけも寝る前に)のが

楽しく一日を始められるという単純な発想からのもの

やらなければならないことを後回しにしてしまうと

どうにもこうにもやりたくない病を発症してしまうので

明日に回せるものは回して目の前の見たくない仕事を最優先

毎日いかにのんびり時間を捻出できるかが大問題

そろそろ物置の整理も。。。。。と思いつつ11月を迎えてしまいました
2019-11-10 20:56 in | Comments (2) #

2019年11月6日 (Wed)

揺れる気持ち



近くのデパートのクリスマスケーキカタログ

毎年のことながら「どうしょう?」の気持ち

東京巣鴨の パティシエ 「ヨシノリ アサミ」のケーキも

彼の地元が埼玉県飯能市という事もあって

デパートオリジナル 50個限定でカタログに載っている

以前は義弟の甥ということもあり

巣鴨のお店に予約を入れていたものの受け取りに行くのがまた大変

そんな折、地元のデパートが予約販売開始

ここの所三年ほど予約したものの

暮れが近づくと予約しょうかしまいか心が揺れる

16cm ホール 5.500yen そんなに大きいケーキでは無いけれど

小さいケーキ二個で充分な我が家には手に余る大きさ

「今年も宜しくね」とご両親に頼まれると

ついつい「はい」と答えてしまい、また思案

それでもやはり予約に出掛けるんだろうと一人で苦笑

そろそろ日高も冬支度

朝がたの室温14度、厚いお布団恋しい季節になりました
2019-11-06 09:09 in | Comments (2) #

2019年11月4日 (Mon)

大切なもの



一年前に金継修理に出した

安藤 雅信さん 岡田 直人さん の器が綺麗に修復されて戻ってきました

長年の使用で細かいカケやヒビ

それも器の味と思っていましたが

金継師 「堀 道弘氏」とご縁があって修理をしていただきました

アイボリーかかった柔らかな白い器たち

金継では目立つ箇所を「銀継」に細かな箇所は「漆継」と

わたしの気がつかない箇所まで見事に修復

改めてプロの仕事流儀を見る事が出来ました

この器たちの居場所も

一年塞ぐことなく空けて帰ってくる日を待ちわびてましたから

お帰りなさいの気持ちで一枚一枚元に戻し

大切な器たちとの再会を果たしました
2019-11-04 09:23 in | Comments (2) #

2019年10月31日 (Thu)

里芋



ご近所さんの畑で収穫された無農薬の里芋

ほっこり蒸して熱々をいただきました

里芋もその土地土地によって粘りも味も違うこと

日高に来て再認識

新潟産の里芋は粘りは強いけれど煮物にするとかなりあっさり味

日高産は柔らかくて直ぐに火が通るけれど泡が大量に出て

油断をすると吹きこぼれてしまうので火加減に少々コツが必要

どちらも一長一短

里芋コロッケ マッシュ里芋のグラタン 味噌田楽 おでん

使い道を選ばない根菜の一つ

秋の夜長、コトコト煮物の季節になりました
2019-10-31 17:53 in | Comments (2) #

2019年10月27日 (Sun)

忘備録



大切な約束事を忘れないように

マークスのカレンダー(月間)
デスクノート(週間)
トラベラーズノート(主にお教室用手帳)

2020年用 3種類、毎年同じブランドを10月末に用意

日々の雑事からお買い物、忘れたら困る事の雑記まで

カレンダーに書き込み就寝前に確認

週間用はやる事リスト一覧にと暮らしの忘備録に頼る日々

以前、ご近所さんに依頼されていた

日曜日お届けの食ぱんの仕込み(前日の土曜日22時仕込)を

すっかり忘れて寝てしまい朝になって気がつき大慌ての大失態

平謝りした事件以来自分の甘さを戒めるための最強手段をと思案

幸い周りの皆さま方、笑って許してくださることをいい事に

放っておくと何処までも自分に甘いわたし。。。。お恥ずかしい限り

二重三重にチェックの必要性大切なお年頃

三種類の忘備録に助けられている毎日です
2019-10-27 19:17 in | Comments (2) #

2019年10月24日 (Thu)

贈り物



友人が 「 少し遅れてしまってごめんね 」と花束のプレゼント

どんな時も側に寄り添ってくれた友人たちから

温かな気持ちを受けるばかり

失敗しては慰められたこと

ドジを踏んでは笑われたこと

修行中の宿題ぱんの試食を嫌な顔もせずに毎回共にしてくれたこと

思い起こされて涙腺が緩みます

人はご縁で結ばれて次のご縁に繋がっていく

一人の力は微力でも繋がったご縁という絆は

時には緩んだり 結び目が解けたりしながらも

少しづつ太い絆になっていくのかもしれません

今はありがとうの気持ちしか伝えられないけれど

いつかわたしに出来ることに直面した時

すっくと立ち上がれる人で在りたいと願うばかり

花の潔さが教えてくれる沢山の事

「泣きたい時は上を向いて泣くのよ」と

言ってた友人の声が聞こえたような気がします
2019-10-24 09:11 in | Comments (2) #

2019年10月20日 (Sun)

朝の時間



早朝のひとり時間

新潟柏崎市 「ナンバーワン」さんから届いた

焙煎したてのコーヒー豆の箱を開ける

香りが新鮮なうちに使用出来るように100gパックが10袋

2〜3日で使いきれる量

残りは豆のまま冷凍保存

お気に入りの鎌倉カフェ オリジナルのミルクティー色のコーヒーミル

タカヒロの細口ドリップポット

コーノ未晒しろ紙と一つ穴のドリッパー

ゆっくりゆっくり時間をかけて一杯のコーヒーを煎れる時間

心が温かくなる数分の時間

カップのコーヒーが無くなる頃「今日も1日頑張ろう」と

コーヒーの魔法にかかっている気がします
2019-10-20 09:26 in | Comments (2) #

2019年10月17日 (Thu)

カンパーニュ



胡桃を買いに車で15分走らせてオーガニック材料店「阿里山」へ

休日は賑わう阿里山caféも平日は地元の方々ばかりで観光客の姿も疎ら

ゆっくりお買い物&ティータイム

オーナーさんとも普段はなかなか話す機会も挨拶程度

平日の手の空いている時間は世間話

ご主人はイギリス 奥さんは台湾の方

阿里山の店名は台湾の山だったんですね

さっそく発酵させておいた生地で胡桃のカンパーニュ作り

厚めにカットしてトーストに

薄くスライスしてシチューに添えたり

何にでも寄り添ってくれる懐の深い滋味なぱん

明日の朝食はかぼちゃのペーストサンド

食いしん坊の気持ちは次の食事に飛んで

蒸し器で蒸したぱん達は

心まで温めてくれる魔法を持っているような気がします
2019-10-17 16:52 in | Comments (2) #

2019年10月13日 (Sun)

お櫃



毎日の炊飯は

先日いただいたオーブンでご飯が炊ける鋳物鍋もしくはストーブ鍋16cm

その日の気分で使い分け

お米を研いで30分浸水 強火に火にかけ沸騰したら弱火で10分

火を止めそのまま10分蒸らしおひつに移して余分な水分を飛ばす

毎日の事ながらこの一連の流れを楽しくさせてくれるのが

秋田大館「曲げわっぱ」のおひつ 左が一合用 右が二合用

炊飯器が壊れたのを機にお鍋で炊くようになって15年余

幾つかのおひつを使って最後に選んだ曲げわっぱおひつ

何処にも金属が使われていないので

ご飯が残ったらおひつに入れたままレンジで温める

「そんな事して大丈夫ですか?」と皆さん訝しげな顔をされますが

別に壊れもせずにほかほかになります

「おひつ」は無ければないで済ませられるかも知れませんが

独断と偏見で一旦おひつに移したご飯は

お鍋から直接お椀によそうより格段に美味しいと!!感じます

何事もひと手間かけるという行為が毎日の暮らしを楽しくさせてくれる

ゆっくりゆっくりの家事仕事

お鍋の湯気が恋しい季節になりました
2019-10-13 21:13 in | Comments (4) #

2019年10月9日 (Wed)

シナノスィート



友人が長野まで車を走らせて買いに出掛けるシナノスィート

生産者さんから直接購入の無選別リンゴ

毎年の事ながら我が家にもお福分け

酸味と甘さのバランスが良く香りも高いシナノスィート

リンゴには切ない思い出もあって時々思い出しては苦笑

東京町田での修行時代

高加水オーガニック強力粉と煮リンゴを使ったぱんの課題が出て

どうにもこうにも生地が柔らかすぎて成形が出来ない

焼きあがったぱんを持参しなければならない前日の真夜中まで

奮闘ならぬ粉闘を重ねても納得のいくぱんが出来なかった

あの日から15年

りんごの季節になると毎年懐かしさとともに思い出し

ぱん生地と仲良しでよかったとしみじみ思う秋の夜長です


2019-10-09 09:49 in | Comments (2) #

2019年10月6日 (Sun)

贈り物



ぱん屋時代のお客様からお送り頂いた誕生日プレゼント

オーブントースターで「ご飯」が炊ける鋳物鍋


添えてくださいましたお手紙に

「プレゼントとても迷ったのですが私が今一番気に入って
愛用しています オーブントースターでご飯が炊けるお鍋を送ります
一合のご飯がなかなか美味しく炊けます」とお書きくださいましたので

さっそく説明書通りにお米を研いで30分浸水させ。。。。。

ここまでは順調でしたが

我が家のバルミューダーのトースターの庫内が低すぎてNG

再度説明書を読み直しましたらオーブン使用可

料理用のガスオーブンを230℃に温め10分調理、15分蒸らし

オーブンから取り出してさっくり混ぜ

曲げわっぱのおひつに移して水分を飛ばし「塩むすび」に

これが想定外のに美味しさに一度成らず二度 三度と美味しいのエンドレス

加賀の棒茶と塩むすびの名コンビを心ゆくまで堪能させていただきました

余りにも心が急いてしまい(食べる方に)

写真を撮り忘れるという大失態に気がつく始末

今度はしっかり(多分)お披露目致しますね

W様 何時もお気遣い本当に有難うございます
2019-10-06 20:16 in | Comments (2) #

2019年10月3日 (Thu)

大豆油



我が家で使っているオイル

黒胡麻油 太白胡麻油 香りの少ない菜種油 オリーブオイル

そこに1ヶ月前から加わった 「大豆油」

ビタミンKとビタミンEが豊富

ビタミンKは骨のカルシウム

ビタミンEは血行の促進

欠点は劣化が早いので出来るだけ早めに使用

マヨネーズなどの加工食品にも広く使われているのに

知名度があまり知られていない

最近はダイエットにも良いとういので

あちこちのスーパーにも置いてあるので購入も楽

気がつけば一番使用頻度の高いオイルになってました

600gのボトルなので1ヶ月以内に使わない時は揚げ物に使用

ただし、どんなに身体に良いとされているオイルでも

摂りすぎは「NG」ですよね
2019-10-03 11:20 in | Comments (2) #

2019年9月29日 (Sun)

新米



今年も 新潟 三根山園農場のコシヒカリ新米が届きました

新潟の北方文化博物館で行われた小春展

新米と粉粉ぱん

2人でユニットを組ん大楽しかった時間を思い出し

さっそく今夜は「塩むすび」

農園便りに小学校に貸し出されていた「ヤギさん」が

学校の都合でお世話が出来なくなったので戻って来た事

柿の成育 畑の状況

愉快なイラスト入りで綴られ楽しませていただきました


こちらは5キロのお米が丁度入る我が家で30年、古株の桐の米櫃

少々くたびれてきましたがまだまだ現役

小型ながら風格すら出てきて見ているだけでほっこり

一緒に頑張ろうねとついつい顔もほころぶ米櫃です
2019-09-29 16:58 in | Comments (2) #

2019年9月26日 (Thu)

ふわふわオムライス



子供の頃から大好きなオムライス

車で20分、隣町の飯能市

「PASTA AND OMURICE 1+2 」さんまでトコトコ出かけてきました

こちらのマスターさん一見ちょっと怖そうな面持ち

出されたふわふわオムライスを一口

ふと顔をあげたらマスターさんと目が合ってしまい

「感動の美味しさです」と口上を述べると

満身の笑みを浮かべて

「どうぞごゆっくり感動を味わって下さい」と厨房に消えて行きました

だいたいわたしは天邪鬼なところがあって

食べる人の顔を思い描かずに作られた「美味しいもの」が苦手

いついかなる時でも食べて下さる方のお顔を思い

この思いをどうやったら美味しい味に繋げられるのか

物作り人は喜びと試練の狭間で揺れ動く

見た目は何気なく質素でも心がほっこり包まれる味

見た目の華やかさに惹かれて後悔する味

足すことで美味しくなる味

引くことで美味しくなる味

どちらも捨て難いけれど

粉粉ぱんの原点は引き算した美味しさ

いつもいつもこれで良いのかと自分自身に問うてみる

ぱん作りにはスタートラインがあってもゴールは無い

右往左往しながら酵母さんに話しかける

秋の夜長の一人時間です
2019-09-26 21:36 in | Comments (2) #

2019年9月23日 (Mon)

より道



我が家から車で15分ほどのところにあるショッピングモール

お買い物の途中、店内にあるカフェでひと休み

土日は家族連れで賑わうので週半ばの比較的空いている午後が狙い目

それでもトリミングを終えたわんちゃん達を

専用カートに乗せてテラスでお茶をされていたり

初老のご夫婦が横に並んで

仲良くソフトクリームを召し上がっておられたり

ゆっくりゆっくり時間を過ごされているご様子は微笑ましい

華のおやつと肌トラブルと胃腸の弱い子用の

ドッグフードを買いに出掛けた筈なのに寄り道しながら読書タイム

日高時間は緩やか

時間に追われていた新潟時間だったけれど

工房で友人やお客様との毎月恒例の持ち寄りパーティーの5年間が懐かしい

もう一踏ん張り頑張ろう。。。。。と思う時

あの時のみなさんの笑顔が目に浮かぶ

思い出は貯金箱

時折引き出したり、新しい出会いを詰め込んだり

みなさん!!お元気ですか?

わたしも酵母さんも元気ですよ!


2019-09-23 09:39 in | Comments (2) #

2019年9月18日 (Wed)

旅した幸水



旅人さんからの贈り物

広島からはるばる日高まで旅した幸水梨

1個が4人分もあろうかと思われるほど大きく瑞々しい

そのままいただくには惜しいのでテーブルに並べて鑑賞時間

いつもいつも美味しいお届けありがとうございます。

雨 のち 晴れ のち 雨

まるで天邪鬼のような日高の空模様

お洗濯物を出したり取り込んだり大忙し

午後にはそんな駆け引きにも疲れ果て諦めのコーヒータイム

一雨毎に秋の気配

日高の栗も収穫の季節になりました
2019-09-18 19:52 in | Comments (2) #

2019年9月16日 (Mon)

ずっと変わらないこと



20年以上も前に購入した保温鍋「シャトルシェフ」


容量2.2リットルと小さいながら使い勝手が良く

二合のご飯を炊いても5時間位は温かさをキープ

寝る前に仕込んだスープも煮物も朝になると出来上がっていた

改良された最近の同型品は

機能やカラフルな色にこだわり過ぎて何だか落ち着かないけれど

我が家にあるのは何処のホームセンターにも置いてあったシンプルなもの

外鍋は傷が沢山ついて貫禄が増し

内鍋も年季が入っても機能は変わらずお櫃の代わりもしてくれる

キッチンの鋳物の鍋に混じって大きな顔をして鎮座

まだまだ現役

短時間コトコト煮たお豆を半日かけてふっくらつやつやにしてくれる

日々の暮らしは変わらないことも大事と教えてくれる鍋です

2019-09-16 08:49 in | Comments (4) #

2019年9月11日 (Wed)

お食事ぱん



オリーブオイルと水を合わせて水分70%以上の高加水ぱん

甘くないイタリアのお食事ぱんフォカッチャ

オリーブ、栗、グリル野菜

本日の粉粉ぱんに合わせたのは無花果

岩手県産ナンブ小麦、藻塩、水、ホシノ丹沢天然酵母、オリーブオイル

シンプルな材料で ふんわり さっくり 高温で焼き上げます

水分が多いので成形し辛いぱんなので

手早く天板に移さなければならないけれど

手粉を上手に味方につければ形が少々歪でも

焼き上がりには問題なし 。。。。。と大らかな気持ちで取り掛かれる

焼き立ての熱々も美味しいけれど

1日置いて岩塩を振ってな食べるのも楽しみなぱん

日高はまもなく「栗」の季節

日高栗の渋皮煮を使ったカンパーニュー作りが待ち遠しい作り手です
2019-09-11 19:13 in | Comments (2) #

2019年9月8日 (Sun)

寄り道



我が家から車で20分

茶畑の中にぼっんと立っている 小さなCafé 「ワイズガーデン」

ぱん作りの合間にふらりと訪れてティータイム

11:00~18:00(木曜日お休み)、初老のご主人と奥様が出迎えてくれる

最初に伺ったときいただいたアイスコーヒー

時間がたっても味が薄くならない訳は氷がコーヒーで作られていたこと

提供されるメニューは多くはないけれど

ひとつひとつ丁寧に作られていることがとても嬉しかった

最初は友人と、以来一人でお邪魔するようになって

お気に入りのテーブルでしばし癒しの読書タイム

ランチタイムを少し外せば「貸し切り」というおまけ付きということも

雨の日は緑がいっそう美しく映えて

駐車場からのお店までの細い道に立ち止まって見惚れてしまう景色です
2019-09-08 13:07 in | Comments (4) #

2019年9月5日 (Thu)

秋刀魚



友人から北海道で水揚げされそのまま直送の秋刀魚のお福分け

ニュース等で不漁と知っていたので有難く口福の夕餉

心なしか型はほっそりスリム美人

焼いても脂が少なく発育が遅く不漁なのだと納得

例年の秋刀魚は焼いている最中ジュウジュウ

脂の跳ねる音がするはずなのに静かにひっそりの焼き上がり

それでも旬の味覚 。。。。。 好物の秋刀魚しっかりと味わいました

青魚大好き者にとっては

秋刀魚 や鰯の不漁は大問題

丸々太って脂の乗った秋刀魚は贅沢魚になってしまうのかと

何だか心持ち寂しい気がします
2019-09-05 20:45 in | Comments (2) #

2019年9月2日 (Mon)

いちじくぱん


一雨ごとに涼しくなって

遠くの方で過ぎ行く夏を惜しむかのように蝉の音

一日の終わりに吹く風は初秋の穏やかさ

この暑さにも負けなかった我が家の「酵母さん」

蓋を開けるとプクプク元気に過ごしている様子に安堵

今週の粉粉ぱんはドライ無花果ぱん

フレッシュな無花果も少しづづスーパーに並び始めたものの

地物はまだ少し先の事なので

ドライイチジクを赤ワインに二日ほど漬け込み

程よい柔らかさにしてからぱん生地に包み焼き上げます

甘さを控えてあるので朝食にぴったり

一個150gと重さから想像すると軽そうに思えるけれど

密度の濃い150gは二人分にちょうど良く

軽くトーストしても蒸してもしっかりとしたお食事ぱん

キッチン工房 粉粉の隠れ目玉ぱんです
2019-09-02 08:39 in | Comments (2) #

2019年8月28日 (Wed)

お豆腐の水切り



新潟県燕市「家事問屋」のお豆腐水切りバット

ぱんに添えるお豆腐クリーム作りに

「あったら便利」と購入

キッチン用品にかなり弱いと自他共に認めるものの

失敗も数知れず。。。。。。反省しつつ学習能力欠如

このバットも有ったら便利 無くても困らない品

小さい物なので他に使い道を思案中

思いつきで購入すると物が増えるばかり

そう言えば選択の ???? はフライパンもありました

軽くて丈夫でオール熱源使用可に惹かれて購入したマイヤー製

ガスには良いのかも知れませんが電磁調理器には熱伝導不足

やはり少々重くても4層、5層の物には敵わない

使ってみなければ分からない事ばかり

料理の相棒探し好奇心はまだまだ続く。。。。。です

2019-08-28 08:34 in | Comments (2) #

2019年8月25日 (Sun)

ちょっと小休止


6月に圧迫損傷腰痛を起こし

暫くは運動は無理と整形外科の先生からドクターストップ

長年続けて来た体操教室を休会する事に。

ゆっくりで構わないので自分のペースで散歩を薦められたものの

ぱん作りが始まるとなかなかその時間さえもままならない状態

かといって運動を怠ると筋肉が落ちてしまうのも大問題

思案をして見つけたのが「スクエアボード」乗るだけ運動機

スポーツジムでも使われているマシーンを家庭用に小型化にしたもの

40cm×42cm と小型ながらいく通りものマニアルと

自分の体力に合わせてやれるプログラムが組み込まれていて

毎分630回の上下運動によって

ふとももの外側の筋肉、ふくらはぎの筋肉、転倒防止予防筋肉を鍛える

マシーンに乗りリモコンでプログラム選ぶと動き始め10分で自動停止

作業台の横に置いてマイペース運動

最初は張り切りすぎて筋肉痛を起こし笑われる始末

何事も過ぎないように。。。。。がんばれわたしです。
2019-08-25 20:39 in | Comments (2) #

2019年8月21日 (Wed)

バスタオル



晴れ のち 雨 のち 曇り のち 雷雨

毎日空模様を気にしながらのお洗濯

乾きも悪く、気まぐれお天気に振り回されお疲れモード

特に毎日のバスタオルにはほとほと手を焼くしまつ

そこで一案

以前から友人に勧められていた「今治エアータオル」

34×120cm 一般的な物より長さはそのまま、幅が半分且つ吸水率120%

使い勝手に一抹の不安があったので使用をためらっていたタオル

価格は安くはないけれど、ジャンプすればなんとか手が届く範囲の¥1,944

騙されたつもりで使ってみることに。。。。。

まだ幅の狭さに慣れなくて戸惑いはあるものの

お洗濯は確実に 「楽」 これは助かります

けれどあと何本かの必要枚数購入まで暫く試験的猶予期間が必要

バスタオルは身体をすっぽり包むものという

意識概念を果たして打ち破ることが出来るのか自分試し

ふわふわ心地良い手触りに惑わされないように試験期間は続く。。。です
2019-08-21 20:15 in | Comments (2) #

2019年8月19日 (Mon)

家仕事



ご近所さんの畑から我が家に直行のお野菜たち

沢山の胡瓜は5mm程度の輪切りにし塩を振って30分以上置き水分を取り

千切り生姜、醤油、味醂、酢、砂糖を煮立たせた液に入れ再沸騰

冷ます、沸騰を2回繰り返し粗熱をとってジプロップに入れ

完全に冷めたら冷蔵保存(日持ちは一週間程)

浸かり具合によって毎日味がちがってくる

これは粉粉ぱんと同じで何だか嬉しくなって

毎日10本以上の「きゅうりのたまり漬け」作り

冷ましの待ち時間の間にのんびり床磨き作業

お家大好き人間の家仕事。。。。。合間にお昼寝

ゆっくりゆっくり流れる時間に流されてます
2019-08-19 19:36 in | Comments (2) #

2019年8月14日 (Wed)

成型の違い


同じ生地、同じトッピングでも

成型の仕方によって味と食感が微妙に違いが出るぱん作り

本日の課題はシナモンロール

生地の端から端までシナモンシュガーを均等に振るのも課題

沢山の生地を麺棒で広げシナモンシュガーを振り

ロールケーキ型に巻いて切り分け紙型に入れて焼く方法

一度に6個~8個出来るので数を多く作るのには適した成型

欠点はどうしても端っこにロスが出てしまうこと

今回は生地を100gに分割し麺棒で細長く15cmほどに伸ばし

シナモンシュガーを振り三等分して型に入れる方法

この方法だと手間はかかるけれど仕上がりが綺麗に且つ均等

容易に分割出来るので食べやすくなる

三色ぱんにも応用出来るので作っていて楽しいぱん

作業台でシナモンシュガーが他の生地に付くのを防ぐために

一個一個の生地をオーブンペーパーの上に置いて巻いていく方法

問題は手早くやらないと生地が乾いてしまうこと

スピードアップの鍛錬も必要不可欠

シナモンの香りが充満した部屋で暑さを忘れて楽しんでます
2019-08-14 16:49 in | Comments (2) #

2019年8月11日 (Sun)

美味しい時間



ご近所さんから頂いた採りたてのトウモロコシ

さっそく茹でで美味しい時間

トウモロコシは果肉が出ない程度に余分の皮を除き

「皮付きのまま茹でること」

皮がラップの替わりになってくれしっとりと甘みを逃すことなく蒸し上がります

間違っても果肉だけを丸裸にしてしまわないことが美味しいの秘訣

蒸し器なら15分から20分

レンジなら二本 600W 7分~8分

取り出してそのまま5分程蒸らしてから皮を剥いて出来上がり

生のままなら包丁で縦に粒をこそげ取り

2cmほどにカットしたアスパラと少量の小麦粉とマヨネーズと混ぜて

オリーブオイルでからりと揚げてフリッターに

美味しいので食べ過ぎにご注意 。。。。。の一品です
2019-08-11 16:21 in | Comments (2) #

2019年8月7日 (Wed)

そよ風 扇風機


今年の猛暑はクーラー苦手なわたしでもさすがに辛い

室内を28℃設定、送風口を上に向けサーキュレーター併用

長袖に靴下、首にはストールといういでたち

問題は夜の寝苦しさ

クーラーつけたままで眠るには耐えられないしで

何年か前にニ◯リで購入した格安扇風機を使ってみたものの

送風音の大きさに夜中に何度も目が覚めて睡眠不足

我慢の限界越え

その解決策に「そよ風扇風機」購入ということに

昨日我が家にやって来てさっそく組み立て作業

見た目はごく普通の扇風機

中間のポールを外すとサーキュレーターにもなるとうい優れもの

風量設定は5段階

1と2は羽の音も聞こえないくらい静か

回っているのかわからないほどながら

手をかざすとしっかり涼やかな風が心地いい

良い製品はやはり何処かが違うのだと改めて実感

これで少しは寝苦しさから解放されて一安心

クーラー苦手な方にお勧め(個人的な見解ですが)扇風機です
2019-08-07 17:32 in | Comments (2) #

2019年8月4日 (Sun)

日高野菜



ご近所さんからいただく採れたて野菜

「うちの野菜は無農薬だから虫さんも元気なのよ」と

畑から直行で我が家のキッチンにやって来た旬の野菜たち

連日の猛暑、浴びるほどの陽の光を浴びて

ハウス栽培と違って太陽を浴びたトマトは

子供の頃おじいちゃんの畑で採れたトマトを

井戸水で冷やして食べたようなひなたの味

冷蔵庫で冷やしてしまうと味が変わってしまいそうなので

氷水にわずかな時間浸し皮も剥かずにそのままいただく

輪切りにしたトマトをソテーしたり

ざく切りにしレモン汁少々加えてブレーダーで撹拌

フレッシュトマトジュースの出来上がり

旬のお野菜たちは出来るだけ手を加えずに自然の味を堪能する

日高暮らしも5年と5ヶ月になりました
2019-08-04 16:19 in | Comments (2) #

2019年7月31日 (Wed)

ランチメニュー



梅雨が開けた途端に猛暑日続き

おうちごはんのメニューも手早く簡単に(手抜きとは言いたくないので)

そんなわがままを叶えてくれるのがオーブン料理

冷蔵庫にあるお野菜を全部同じような角切りにして

塩、コショウ、オリーブオイルをふり180℃のオーブンて30分

温かいうちにバルサミコ酢を振りかけるだけ

冷めたらサンドイッチやオムレツと一緒にホットサンドにもなり

ぱんにもパスタとも相性がいいので少し多めに作り置き常備菜

ベーグルに添えてゆるりランチ時間です
2019-07-31 15:35 in | Comments (2) #

2019年7月28日 (Sun)

一次発酵の見極め



シンプルな食ぱんの原材料は

岩手県産ナンブ小麦、自然塩、アルカリイオン水、ホシノ丹沢天然酵母のみ

粉の扱いは湿度の高いこの時期は特に注意して

使用の度にホィッパーでサラサラの状態にしてから計量

水分量もその日その日によって少しづつ調整して捏ね上げ

温度調節をしながら長時間低温発酵

一回目の発酵は11時間から12時間

最後は目視で確認。。。。。これが一番気の抜けない作業

捏ねと発酵温度が上手くいくと生地の表面に気泡が出来始め

もういいよ 。。。。。のサイン

ツヤのある生地の出来上がりです

同じように捏ねていても出来上がりは少しづつ違っていて

手の感触だけが頼りのぱん作りは

気持ちも足したり引いたりの駆け引き時間

生きているぱん生地を前に作り手の心持ちを試されている気がします
2019-07-28 22:48 in | Comments (2) #

2019年7月24日 (Wed)

はちみつ紅茶ベーグル



本日の粉粉ぱんは「はちみつ紅茶ベーグル」つくり

粉の香りを残すために敢えて香りを抑えた

国産紅茶無農薬ダージリンを粉に対して5%、はちみつを3%加えて捏ね

生地を12時間発酵させ分割、成型 室温で30分寝かせ

有機モラセス(有機さとうきび糖蜜)を加えたお湯で茹で

230℃のオーブンで12~15分焼成

梅雨の時期は連日湿度が75%と高いので生地がだらけてしまうので

手粉を上手に使わないと形になってくれないので細心の注意

それでももっちりしたベーグルの味は捨てがたく

オーブントースターで焼いたり蒸し器で蒸したり

チーズやハム、和食の食材とも相性が良いので

サンドイッチにしてお持たせにも大活躍のぱん

まんまる型が理想でも時には凹んだ型やいびつ型だったり

それもまた愛嬌があって大好きなぱん

雨音を聞きながらオーブンと仲良しの一日でした
2019-07-24 08:37 in | Comments (2) #

2019年7月21日 (Sun)

コーヒーフィルター



新潟でのぱん教室に来て下っていた生徒さんから

お餞別に頂戴した「アルミのコーヒーフイルター」 大と小

特別に新発田市のシーツさんにお願いして作ってくださったもの

シーツさんとは一年に一度

新潟市の北方文化博物館での小春展でご一緒させていただいたご縁

日高の粉粉ハウスの玄関にあるベンチも

古材を使ってシーツさんのご主人が作ってくださいました

なかなか味わい深く作られて10年たった今では手放せない愛着品

そんなご縁から粉粉さんが好きそうな物をとプレゼントされた

コーノ式のフィルター2人用と4人用


普段は壁に掛け大切に大切に使わせていただいてます
(この画像は写真用、普段はキッチンのフックにかかってます)

タカヒロのドリップポットとステンレスのドリッパーを使い

毎日ハンドドリップでコーヒーを入れるのが日課

フィルターもネル漉しやフィルター不要の目の最微網漉し

色々使ってみたけれど最終的に未漂白のペーパーに落ち着いて

柏崎のナンバーワンから届くオリジナルブレンド豆を

鎌倉のカフェヴィヴモンディモンシュさんで購入した

オリジナルカラー ミルクティ-色の珈琲グラインダー「みるっこ」で中挽に

持ち物で手放せないものは数少ないけれど

毎日の暮らしを豊かにしてくれる物との出会いは

やっぱり「ご縁」という気がします

2019-07-21 10:33 in | Comments (2) #

2019年7月19日 (Fri)

復習レッスン



12×11cm キューブ食ぱん型に取り組んでいる生徒さんのぱん画像

お教室のレッスン後にバター入りの手ごね生地をお持ち帰り

ご自宅で 発酵 成形 焼成

完成ぱんを送って下さいました

画像から焼き色も形も苦戦しながらも

ぱん作りを楽しんでおられるご様子が伝わって来て

とても嬉しく作り手の笑顔も一緒に受け取らせていただきました


焼成から3時間置いてカットした画像ですが少し早すぎた様子

「ぱん切り包丁で綺麗にカットするには
6時間はやすませてほカットしたほうがベスト
もしお時間がおありでしたらもう一個のぱんは
教室のぱんスライサーでカットしてみましょうか」とメールしましたら

「ありがとうございますカットも練習なので頑張ります」と

頼もしい返信がありました

私たちのぱん作りは笑ったり 凹んだりの

ゆっくりゆっくり試行錯誤の旅時間

そんな時間を共に過ごせる皆さんと出会えた事は

何にも代え難い宝物の時間に思えます
2019-07-19 09:00 in | Comments (2) #

2019年7月15日 (Mon)

食ぱんレッスン



昨日のレッスンはキューブ一斤型の食ぱん(12cm×12cm)

「食ぱんをしっかり作れるようになりたいです」と

5年間通って下さり一通りのレッスンを終了された生徒さんからのご要望

キューブ型を使って

★白生地 ★バター入り生地 ★砂糖入り生地

砂糖、卵の配合を 1%づつ減らしたり増やしたり

水分も福材料に合わせて調節

いく通りものレシピを1年かけてのゆっくりレッスン

私が前日から用意した生地を使って

成形&発酵及び温度管理から焼成まで

なるべくご自分達でやっていただくレッスン

その後 お同じ生地を捏ねていただきご自宅で発酵し焼いていただく

焼きあがったぱん作りデーターと画像をスマホで送っていただき

わたしなりの批評をさせていただくというかなりハードルの高いレッスン

「少しづつでも上達出来ればいいなあと思います
こまめにタイマーかけて見るだけで、こんなにも出来上がりが違うのですね
もう一個タイマー買ってきます」

焼きあがったぱん画像とメールが届き

改めてひとつひとつを時間を掛けて学ぶ事の大切さを教えていただきました

食ぱんの二次発酵は 90~120分 と時間が掛かるので

その間に皆さんでランチを用意

余った食材で即興のお料理作りだったり

ぱん教室なのかお料理教室なのか

キッチン工房 粉粉はわいわい賑やかな1日でした
2019-07-15 09:25 in | Comments (2) #

2019年7月10日 (Wed)

吊り下げ収納



毎日使用するキッチン小物は全て吊り下げ式

必要最低限に数を絞って定位置に

誰が見てもわかると同時にワンアクションに手に取れる

ただでさえ狭いキッチンを効率よく使うには

とにかく物を増やさない事が何より大事

便利なキッチン用品や見た目の可愛らしさに惹かれて手に入れても

結局は使いこなせず手放してしまったもの多数

数々の失敗を繰り返し残ったのは業務用の頑強な物ばかり

少々落っことして凹んでもそれがまた持味になって

長年の相棒になるのも楽しみ

プラスチックは安価で手に入れやすいけれど

ステンレスやアルミ製の物は使い込んで馴染んでくれる

ここにあるもの総てがお気に入りの物ばかり

コトコト夕餉の支度が楽しくなる我が家の主役たちのお披露目です

2019-07-10 16:52 in | Comments (2) #

2019年7月7日 (Sun)

グリルパン



ガス調理器から電磁調理器に替えて20年余

引っ越しを含めて三台目

好き 嫌い 利点 欠点

使い手それぞれの好みに分かれるけれど

大切なのは毎日の食事献立によるところも絶対条件

電磁調理器はお手入れは楽だけれど火力はガス火に比べたら落ちる

ガス火はタイマー付きでないとうっかりさんには不向き

どちらも一長一短

重症のうっかりさんのわたしには電磁調理器は頼もしい助っ人さん

電磁調理器に付属のグリルは便利だけれど

匂いが籠りやすいので使用せず調理バットの置き場に

普段のお魚焼きやグリル料理はグリルパンとオーブンで

狭いキッチンでも小さいので後始末も置き場所にも困らない

少しづつ毎日の暮らしを見直して

必要最低限なものを並べて楽しんでます
2019-07-07 09:27 in | Comments (2) #

2019年7月3日 (Wed)

トマトのマリネ



友人宅の畑で収穫された瑞々しい甘いミニトマト

昨年我が家で作ったものとは全くの別物トマト

収穫したばかりの物を口に入れるとまず甘みが広がり

そのあとをトマトの味が追いかけて加味され

ひとつ また ひとつ と怖いくらい歯止めが利かなくなる

フレッシュなものを堪能した後は鮮度が落ちないうちにマリネに

これで一週間は楽しめそうです

友人の畑では(本人は全くの素人野菜作りと言ってますが)

キャベツ 茄子 ピーマン キュウリが収穫時期

お野菜も作る人によってこうも味が違うものかと

いつも感嘆しつつ、その優しい味に癒される

「それでもね いつもどうやったら美味しくなるのか試行錯誤
化学肥料を使わずにまず土作りからと悩むのよ、それは 
貴女がどうやったら優しいぱんを作れるかと悩むのと一緒」と快活に笑う

物作り人の原点は集中力が途切れることなく注がれてこそだと教えられる

日高暮らしはのんびりゆっくり

まだまだ勉強不足と反省ばかりです
2019-07-03 16:20 in | Comments (2) #

2019年6月30日 (Sun)

毎日の積み重ね



骨粗しょう症予防のために

お出汁には「鰹節」ではなく「煮干し削りと昆布」を使用し

おやつにはおせんべいやチョコではなく「魚の骨せんべい」をと

食習慣を見直すことにしました

お出汁は前日の夜に小さく切った昆布と煮干し削りを

キッチン用の水切りネットに入れて冷蔵庫へ

使用するときにお鍋に移して数分煮出して完成


おやつはガラスの保存瓶に入れて目の付くところに

人と競うような運動は苦手なので

出来るだけ陽を浴びるように自分ペースでお散歩も大事な日課

ともすれば一日中デスクワークという日が多いので

身体も気持ちもカチコチに固まって思考力も途切れがち

そんな時はとりあえず家の近くを15分程ひとまわり

健康食品や身体に良いとされるサプリメントが

これでもかというほどコマーシャルに流れている昨今

心動かされて試してみたこともあったけれど

とりあえず今まで良いと思ってやってきたことを一度すべて止めてみる

0からその都度自分に必要と思われることをひとつづつ足していく

生活習慣も暮らしのリズムも個々に違うから

自分なりの小さな積み重ねを探りながら 

毎日コツコツ 。。。。。 大事なんですね
2019-06-30 17:20 in | Comments (2) #

2019年6月27日 (Thu)

物作り人の心意気



1ヶ月に一度新潟県柏崎市の「No. 1さん」からお取り寄せのコーヒー豆

100gの少量パック豆を1キロ冷蔵で届けていただき直ぐに冷凍保存

コーヒー豆も生きているので酸化させない事が何より最優先

最初の中越地震から3年後に起こった中越沖地震

No.1さんとのお付き合いも中越沖地震直後から12年余り

柏崎刈羽原発近くのお店も甚大な被害を被った

No.1さんも焙煎器も壊れ再起も危ぶまれ

新潟近郊の皆さん達が復興の手助けにはお店の商品を買う事が1番と

真っ先に立ち上がり政府援助の後押しを始めた

何より心打たれたのはフェアトレード加盟店が多かったこと
(発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引する
事によって生産者の持続的な生活向上を支える仕組み)

私たちの日々の買い物を見直す機会も与えられた

ひとりひとりの力は微力でも多くの人達と手を携えれば

やがて国をも動かせる力となること

良い人を目指すより心優しい人になれるよう

物作り人の原点を教えていただいた気がします

2019-06-27 10:18 in | Comments (4) #

2019年6月24日 (Mon)

初夏の香り



スーパーの地元野菜のコーナーに並び始めた旬の野菜たち

それぞれの野菜たちには作り手の顔写真と名前が貼られていて

手に取ると家族の温かさが伝わってくるようでほっとする

今の時期の旬はトウモロコシ

朝採り物は香りも甘みも夕方には薄くなってしまうせいか

開店したての店内は賑わいが違って見える

良いのか 悪いのか

いまの日本では旬に関わらず大体の野菜たちがスーパーに並んで

四季感覚が薄れてしまいがち

子供の頃 ご近所のおじさん おばさんから蔓からもぎ取って

身に付けていたエプロンで汚れをとり

おやつ!と貰って食べた太陽の香りが残るトマトの味が懐かしい

その土地土地で収穫された野菜たちは心に残る故郷の味

旬の物は味が濃いので味付けはシンプルに

日高の香りを楽しんでます

2019-06-24 08:26 in | Comments (2) #

2019年6月19日 (Wed)

型の住所



ミニカンパーニュの型

使用後は洗ってしっかり乾かす

それを怠るとカビの温床になってしまうので

数ある型の中で1番気を使う作業

スイッチを切ったオーブンの上にステンレスのオーブン網を置き

洗った型を乗せて乾かし湿気のない場所に移動

ただでさえ狭い仕事場の棚は

食ぱん型 大小合わせて40個以上

置き場所が無い 。。。。。。 という事態に

なけなしの知恵を絞っても妙案も浮かばず使用をためらう始末

何気なくぼんやり四方を眺めつつ

ふと目に止まった仕事場の柱

さっそく針先の長い画鋲を刺し型を引っ掛けたのがこの画像

風通しが一番良い柱がカンパーニュの住所に決まりました


この型を使って焼いたのがチーズカンパーニュ

直径12㎝の一人で食べ切れるサイズぱん

日々物の置き場所に苦慮しながらのぱん作り

隙間探しはまだまだ続きそうです

2019-06-19 20:26 in | Comments (2) #

2019年6月16日 (Sun)

ぱんを蒸す



毎日の食卓は別段珍しいものでもなく大して変わらないけれど

昼食は出来るだけ 

たんぱく質 ミネラル カルシュウムを多くとりたいので

一日の食事の中で最も気を遣う

普段何気なく食べている栄養素沢山の食事は

やはり和食が一番なのだと気づかされる

流行りのイタリアンやフレンチももちろん大好きだけれど

おうちごはんは祖母や母がいつも作り続けてきたものが

なにより美味しいと思えるようになった

カリカリに焼いたトーストも捨てがたい味ながら

蒸籠で蒸すぱんのもっちり感を味わいたくて

我が家の檜の蒸籠の使用頻度は高く

もう何代目かを忘れたくらい

冷えたごはんもお野菜も茹で卵も二段にすれば事足りる

小さなキッチンの二口しかない電磁調理器でもさほど不便もなく

蒸し上がればそのままテーブルに運んで

いただきますのスピードわざ

夏の季節は身体を冷やしがちなので

とにかく温かいもので体力温存は必至

苦手なクーラーの季節がまたやってきました
2019-06-16 12:45 in | Comments (2) #

2019年6月12日 (Wed)

今週のお嫁入り



長年使ってきたアイロンをお嫁に出す事に

シンプルな格好良さにまだ少しだけ未練があったので

決断までに半年余りを要し、最後に有難うと呟いてお別れ

替わりにやってきたのは

ティファールのコードレスアイロン 重量 1100g

今までの物より200g程重い

暮らしの形を少しづつ見直しながら持ち物の軽量化

重い家具にはキャスターを付け

脚立が無ければ手が届かない物の場所移動

掃除機は3台全てコードレス

毎日のルーティーンをできるだけ軽やかに回すために

出来る事から少しづつ自分改革

家の中から勿体無いを無くすために

眠っている物に命を吹き込む作業

長い年月、暮らしを共にしてきてくれた愛すべき物たち

何処かのお宅で可愛がっていただけるようお嫁入り先も慎重に

久し振りの雨上がり物置全開にして頑張ってます
2019-06-12 09:43 in | Comments (2) #

2019年6月9日 (Sun)

口福のバトン



新潟から「そら豆」の贈り物

今にも箱からはみ出しそうなくらい瑞々しい

収穫したてのお豆たち

お豆は鮮度が命

近くの学童養護施設の子供達にもお福分け

理事長さんが飛んで来て下さり

「早速子供達に食べさせます ご馳走様です」と

喜んで戴き美味しい分かち合い

新潟を離れて早いものでもう5年3ヶ月

その間もいつもわたしを気遣って

故郷の香りを贈って下さる友人たちに支えられての日高暮らし

わたしに出来る事は数少ないけれど

いただいた優しさと真心をわたしも何方かに手渡し出来るよう

日々心を外に向けていられるような物作り人でありたいと願います。
2019-06-09 15:32 in | Comments (2) #

2019年6月5日 (Wed)

暮らしの道具



雑貨屋 コトゴトで見つけたconteの 1000cc(容量700cc)オイルポット

シンプルでオイルポットに使用しない時は計量カップにもなる逸品

揚げ物は基本的に苦手で滅多にする事も無く

オイルポットは無くても良いけれど無ければまた不便

いつも香りの無い菜種油を20cmのフライパンに少量使いの揚げ物作業

残り油は炒め物用に使い切る

それまでの一時的の保管用に何個かのオイルポットを使ってみたものの

大き過ぎたり、油垂れがあったり 相思相愛には至らずじまい

それがこのオイルポットとの出会いでまた心が動いてしまった

つや消しのオールステンレス製

お気に入りのお道具を手にすると苦手な揚げ物も

やって見ようと思えるから不思議なこと

鉄の深フライパンも二か月使い込んで良い感じになりつつあって

まずは春の香りのかき揚げ作り

苦手克服には良いお道具との出会い大切なんですね
2019-06-05 14:31 in | Comments (2) #

2019年6月2日 (Sun)

ゆるり時間



オーガニック食材、有機全粒粉を買いに車で10分のアリサンへ

15:00を少し回った頃のお店はお客様もまばら

カフェを覗くと空席が目立ったので

これ幸いとデッキから川を覗ける席で暫しティータイム

お店のオーナーさんからも

「ゆっくりお茶なんて久しぶりね」とお声掛け頂くほど

ここのところぱん材料を買うだけで忙しなく過ごし

カフェでのお茶の時間も取れていなかった事に気づき苦笑

ゆっくりゆっくり暮らそうと言い聞かせながら

気になる何かの方に気持ちが傾くとつい忘れてしまいがち

チャイシフォンケーキとソイミルク

おやつタイムでゆるり時間

今日もご馳走様の1日でした
2019-06-02 08:37 in | Comments (2) #

2019年5月29日 (Wed)

優しさのかたち



友人の畑で収穫された無農薬野菜

旬のものを食卓にとこだわって

人は四季折々に収穫されるその時期の物をいただいて

身体の調子を整えるから

「旬の物以外はなるべく食べないの」と快活に笑う素敵な人

物作り人の原点を教えてくれる

言葉や文字はいくらでも装飾出来るけれど

物作りは作る人の内面が出来上がったものに反映される

心を込めて作られた素材を真正面から向かい合って

その時々に出来る自分の技量を計りながら誠実な物作り人になりたい

友人の畑で取れた野菜を手にして自分の立ち返る場所を探す

抱えているものは決して少なくはないのに

「どんなに嫌なことがあっても今日という日が終わったら忘れるの」と

教えてくれたひとつ年上のお姉さん

彼女の作る野菜たちは本当に元気でしみじみ優しく心に浸みる

手抜きをした仕事は「後悔」という形で自分に帰ってくる

ゆっくり ゆっくり いま出来ることを丁寧に 。。。。。

粉粉ぱんも届けたい方々のお顔を思いながら

優しいぱんつくり人を目指してがんばれわたしです
2019-05-29 09:51 in | Comments (2) #

2019年5月26日 (Sun)

甘い香り



ご近所さんからいただいた化学肥料を使わないで育てた沢山の苺


お店に並んでいる物よりも酸味が強いのでジャム作りには最適品種

苺の三分の一の甜菜糖を加えてジャム作り


残りの苺はハンディブレンダーで潰してムースに

そのままいただいても美味しいジャムを苺ムースのトッピングに

甘い香りのデザートの完成です

さっそく5歳のお友達の愛美ちゃんにお届け

美味しいと言ってもらえるかしら。。。。

愛美ちゃんのお母さんは只今ダイエット中

お姉さんの心(ここ)ちゃんのいない間に1人おやつ

お口のまわりにジャムを残して

美味しい〜の笑顔を見ているだけで幸せな作り手

ささやかなデザートが紡いでくれる小さなご縁

今日も口福な1日でした
2019-05-26 15:08 in | Comments (2) #

2019年5月22日 (Wed)

アルミのざる



ステンレス製物は丈夫で使 使い易いけれど

火には使わないキッチン小物はアルミ製に惹かれる

この台付きアルミのざるは見ているだけでほっこり

扱い方一つで 歪んだり 変色したりするけれど

それがまた愛おしい

高価な物ではないけれどしっくり手に馴染む物

壊れたらいつでも買い求められるのも魅力的

ステンレス製のように丈夫を求められる時代にあって

時間とともに育っていく物に恋い焦がれ

目立つ事なく毎日活躍してくれるこのざる

18cm 22cm 24cm 韓国製です

2019-05-22 08:47 in | Comments (2) #

2019年5月19日 (Sun)

ご縁


お嫁入り先を探していたパナソニックフィッシュロースター

この度ご縁があって学童養護施設に嫁げることに

古いもののまだまだ現役のキャノン一眼レフデジカメもお供出来る事に

人にも物にもご縁の出会いあるように

別れも又ご縁あっての事

嫁ぎ先で可愛がっていただけるように

本日は最後のお手入れ時間

夕餉はご近所さんから戴いた無農薬野菜ニラ

シャキシャキ歯ざわり、さっそくニラと豚肉のチヂミ作り

ぬくぬくほっこり 。。。。。 ごちそうさまでした。
2019-05-19 20:01 in | Comments (2) #

2019年5月15日 (Wed)

今週の断捨離



キッチンに置き場所がないので

必要な時に階段下の物置から出して使用していたパナソニック製の両面焼きロースター

出し入れの度にあちらこちらぶつかりながら

それでも皮目がぱりっと香ばしく焼けるので手放すのを躊躇一年余り

この度お嫁入り先を探すことに 。。。。。 

電磁調理器についているグリルを使えばお魚焼きは簡単だけれど

後始末&匂い残りが気になって未使用のまま


替わりに購入したスチームグリルパン

蓋がガラス製なので調理過程が見え

薄い作りでキッチンの収めたい場所にスンナリ収まり住所も決まりました

今週は電気ロースターと電磁調理器用の調理網の二個を断捨離

シンプルな暮らしを形にするためのお片付け

まだまだ続く。。。。 です
2019-05-15 15:52 in | Comments (2) #

2019年5月12日 (Sun)

朝採れ野菜



玄関のドアノブにときどき吊るされている朝採れ野菜

ご近所さんの畑で収穫された無農薬の瑞々しいお野菜たち

ブロッコリーだったり生姜だったり小松菜だったり

いつも美味しいお福分けに与かってます

スーパーに並んでいる地元野菜とはまた違って

それぞれの畑の収穫野菜は同じ地域でもその土地によって

育ちやすい野菜が違うと伺いました

特に味の違いが判るのはジャガイモとサツマイモ

「わたしたちは一次生産者、それを加工するのが二次生産者のあなた方よ」

と コロコロ 笑って農作業

いただいたお野菜でスープを作ったり、ピクルスを作ったり

お届けするのが私の役目、持ちつ持たれつ嬉しいお付き合い

ご近所さんはもともと農家さんではなく趣味で畑をやっている方々ばかり

一年を通して畑仕事を楽しんでおられるご様子

お天気の良い日は干し野菜が車の上で日向ぼっこしていることも

長閑な田舎暮らしの景色です
2019-05-12 20:11 in | Comments (2) #

2019年5月8日 (Wed)

青空



ぱん教室のランチ食材の買物に隣町まで

雲一つない青空を眺めながらとことこ25分のミニドライブ

お買い物の予定がなければいつまでも眺めていたい空

ちょっぴり幸せ時間に浸りながら小さな贈りを受け取った気がしました


本日のメインのお買い物は

オーガニックトマト8缶

オーガニックマッシュルーム12缶

サラダ用のミックスビーンズ8缶

パルメザンチーズ300g

平日にも関わらず入間のコストコ駐車場は満車状態

店内を大きなカートを押しながらゆっくりゆっくりお買い物

欲しかったドライ無花果が品切れで気持ちが急降下

それでも気を取り直してランチタイム

ぱん作りの合間の息抜き時間

風に吹かれて 気持ちまで ゆらゆら ゆらゆら 

暫しぱん作りを忘れていた時間でした
2019-05-08 19:19 in | Comments (2) #

2019年5月5日 (Sun)

ひよこ豆の焼きカレーぱん



本日の粉粉ぱんは「ひよこ豆の焼きカレーぱん」


一日目 。。。。カレー餡作り 
前日から水に浸したひよこ豆を圧力鍋で煮て冷まし煮汁ごと冷蔵

二日目 。。。。 ひよこ豆に玉ねぎ、人参、野菜ジュースを加えてコトコト30分程煮込み
さらに無添加のカレールーを少々加え水分をしっかり飛ばし一晩寝かし

三日目 。。。。 発酵した生地にカレー餡を包みリング型に入れて二回目の発酵

食ぱんをハンドミキサーにかけて作ったぱん粉をトッピングして

200℃のオーブンで15分焼成

ひよこ豆とお野菜の風味がしっかりとぱん生地に絡まって優しい味に

油で揚げていないのでカロリー控えめ

ほっこり優しいカレーぱん焼きあがりました
2019-05-05 20:28 in | Comments (2) #

2019年5月1日 (Wed)

暮らしの軽量化



先週に引き続きキッチンの軽量化作業

安価で使いやすいけれど長持ちしない14cmの片手鍋とミニフライパン

少々値は張るけれど日本製のしっかりとした軽量のものに買え替え

少人数の我が家にはとても使いやすく日々の家事仕事も楽しくしてくれる


4リットルの重い圧力なべは持ち手の短いWMFの2.5リットルに交換

自分の 体力 気力 精神力 を計りにかけこれからの暮らしを見直す時間

大きなものは好きなものを数を絞って階段下のお気に入り庫に並べてみる

そこから見えてくるもの

どんなに大切と思っていても自分に使いこなせる技量がなければ

潔くお嫁入り決断も必要になってくる

必要 不必要 の決断も自分磨きの判断基準

ぱん作りのお道具やお教室に必要な食器類

大工さんにオーダーして作っていただいたスライディング棚を駆使

ぱん作りの隙間時間の大仕事

暮らしの軽量化はまだまだ続く 。。。。 です
2019-05-01 11:01 in | Comments (2) #

2019年4月28日 (Sun)

ぱんに恋して


ご近所様からフランスパンと食ぱんのご依頼ぱん作り

昨夜から仕込んだ生地を成型

クープを入れて


270℃のオーブンで12分焼成


仕込みから焼き上がりまで14時間

半年前からぱんのご依頼主は80歳と77歳のご夫婦

長年ご自分で育てて製粉した小麦を使って

ホームベーカリーで毎日ぱんを焼かれていらしたとのこと

家で焼くぱんは焼きたては美味しいいけれど夕方には硬くなってしまい

そのうえ毎日焼くのも大変になり

あちらこちら美味しいぱんを探していらしたとのこと

「粉粉さんちのぱんの焼く匂いにつられて来ちゃったのよ
もし時間があった時でいいので家のぱんも焼いてもらえるかしら
希望はバターや砂糖の入らない食ぱんとフランスパン
添加物の入らないぱんを探してたけどなかなか見つからなくて。。。」

とお声かけいただきました。

10日に一度 1.5斤食ぱん2本 フランスパン3本 お届け依頼

時折道ですれ違うたびに美味しいぱんをありがとうと励ましのお言葉を頂戴

粉と水と塩と酵母 材料はたったこれだけ

決して派手なぱんではないけれど

15年作り続けてきた最も手ごわい修行ぱん

そのぱんの味を認めてくださった方との大切なご縁

暖かな食卓で食べてくださる方が笑顔になっていただけるぱんが焼きたくて

いつもいつも幸せなぱんになれますようにと祈る気持ちでぱん作り

揺れながら迷いながら

いつもこれでいいのかと自問自答の日々

粉粉ぱんが紡いでくれる暖かなご縁の日々に感謝して

今日もお食事ぱんが焼きあがりました。
2019-04-28 15:42 in | Comments (2) #

2019年4月24日 (Wed)

持ち物整理



好きというだけで手放せないでいたミナペルホネンのエッグバック

お財布 スマホ 鍵 を入れるだけの小さな布バック

暮らしを共にしてきたキッチン用品や身の回りの物

半年以上手を通していない洋服

出番待ちの大きなお鍋

思案 ⇒ 物置 ⇒ 思案 の繰り返し

手放すことは容易でも未練が尾を引く

キッチンも作業台も引き出しも

使っていないものは何もない状態を維持は必至

自分に課した守るべき負荷

総ての物に居場所をみつけ気の緩みが起きないように

今週は持ち物整理週間

ダンボールに入れてそっと呟く 「ごめんなさい」

必要 不必要 は決断力がないとなかなか不可

暮らしの見直しは本当に大切、でも人真似でなく自分の意志が最優先

歳を重ねていつも自分に問うのはこれからどんな暮らしをしたいのか

答えはたった一つ

「好きなものだけに囲まれて暮らしたい」

ゆっくりゆっくり小さな暮らしの再構築時間です
2019-04-24 15:26 in | Comments (2) #

2019年4月21日 (Sun)

春日和


2014年引っ越し記念に植えたモッコウ薔薇

小さな一鉢から

少しづづフェンスに絡まりながら伸びて

今年も綺麗に咲き始めました

角地の我が家通りは車の往来が多いので車の邪魔にならないように

毎日蔓先を確認し他の蔓に絡めるのが日課

陽当たりが心地よさそうに花芽もゆらゆら風に揺られ

日曜日の静かな時間が流れていきます

一週間の半分はこんな風にゆらゆら時間

残りの半分時間はぱん生地と向かい合う暮らし

日々の暮らしは緩やかに時が流れていきます
2019-04-21 14:56 in | Comments (2) #

2019年4月17日 (Wed)

ミニキューブぱん



本日の粉粉ぱんは手のひらにちょこんと乗る小さなキューブカレーぱん

材料は日高野菜の人参と玉ねぎとトマトとひよこ豆

材料を全部小さく角切りにしコトコト30分程煮込み

無添加カレールゥーを加え一晩冷蔵庫で寝かせたカレーあん

ミニ食ぱんの型はあるもののキューブにするには蓋がなく

急場しのぎで生地の上に天板をのせてその重みでキューブ型にと思いつき

さっそく試作 。。。。。

ところが高温のオーブンで天板が少しだけ反れぴったり蓋にはなってくれない

思案 思案 なかなか妙案が出てこない

三連のミニ食ぱん型に蓋をする

いまおぼろげながら少しだけ妙案を思いつき

今度はその方法を試作のレシピ作り

迷い 思案 行きつ戻りつぱん修行

ゆっくりゆっくり楽しんでます
2019-04-17 20:50 in | Comments (2) #

2019年4月14日 (Sun)

王様ぱん


バヌトンという型に入れて焼いたカンパーニュ

型に霧吹きでスプレーをかけ、少々たっぷり目に粉を振るい

発酵済の生地を丸く成型

閉じ目を上にして型に入れ33℃の発酵器で二回目の発酵45分~50分

天板に生地を下にして置き

型を外し230℃のオーブンで30分程焼いたら完成です


どーんと大きくて(型によって大小ありますが)存在感たっぷりのぱん

薄く切ってサンドイッチや

チーズを乗せてワインと共に。。。大人ぱんに変身したり

厚めに切ってトーストしたり

懐の大きい応用範囲の広いぱんです

用途によっては胡桃を入れたりレーズンを入れたり

遊び心のあるところもお気に入り

以前、師匠の奥様がわたしの大好きな言葉はね

と教えてくださった言葉を最近良く思い出します

「パンは粉と酵母と塩  それ以外に材料を足せば足すほど まずくなる」

日本に初めて老舗のパン屋さん「ドンク」にフランスパンを伝えた

レイモン・カルベル氏の言葉だそうです

わたしもいつもこの言葉を心に刻んでぱん生地と向かい合いたい

物作り人の旅は終わりのない旅なのかもしれません
2019-04-14 14:18 in | Comments (2) #

2019年4月11日 (Thu)

型の適正生地量



ナンブ小麦 自然塩 ホシノ丹沢酵母  アルカリイオン水

食ぱん材料はたったこれだけ


生地を捏ね 20℃の恒温器で温度管理をしながら12時間

発酵した生地を三等分、麺棒で伸ばして巻き

型に入れ30~33℃の発酵器で二回目の発酵約120分

230℃のオーブンで15分、温度を200℃に下げて20から25分焼成

文字にしたらたった四行の食ぱん作りの工程

捏ね始めてから焼きあがるまで約15時間

その間、作り手の仕事は時々様子を見ながら「待つ」だけ

一番シンプルで美味しく ごまかしの利かない一番手ごわい食ぱん

バターや卵や砂糖を沢山入れてふわふわなぱんにすることは容易いけれど

それらを総て引き算することで美味しさを引き出すことの大切さを師匠から学んだ

ぱんの型は規格というものが曖昧で

作るメーカーによって型に入れる生地量が違ってくる

市販されている1.5斤食ぱん型には天然酵母生地750gが生地の適正量

わたしが師匠から譲っていただいた食ぱん型は

少し大きくて840gの生地が必要だったこと

それに気づくまで型の八分目まで発酵するのに150分もかかっていた

捏ねも発酵も早すぎても時間がかかり過ぎても美味しくならない

焼きあがった食ぱんはどっしりと重く粉の味がストレートに伝わってくる

多分、粉粉の食ぱん一枚は一般的な食ぱんの三枚分の重さはゆうに超えているはず

良くぱん屋時代にお客様から

「粉粉さんちの食ぱんは一枚食べただけでお腹が一杯になるのよね」

と笑われました

物作りはいつも試行錯誤の繰り返し

終わりのないぱん修行はまだまだ続く 。。。。 です
2019-04-11 20:03 in | Comments (2) #

2019年4月8日 (Mon)

名残り桜



昨日の日光街道の桜

今日は一転して雨の寒い一日で花びらも散り際の名残桜

桜の季節は短く潔い花ですが

この季節の日高は白と紫の木蓮の花も見事に咲き誇る景色に見惚れます

日高の花は九月の曼殊沙華、市内は観光客であふれます

そんな喧騒はお構いなしに町のあちらこちらの畑一面に咲くコスモスの花

長閑な田舎の景色はほっと心をまぁるくまぁるく包んでくれるような気がして

秋が楽しみな日高路です


今日のおやつは苺のムース

今年の苺は小粒ながらいつもよりも甘くそのまま食べても美味しいけれど

ちょっと手を加えておやつより少しだけ上級なデザートに

まだまだヒーター必要な日高の春

雨音も少しづづ軽やかになっている気がします
2019-04-08 16:38 in | Comments (2) #

2019年4月4日 (Thu)

真夜中のひとりごと



真夜中にぱん生地を捏ねる作業

レシピの配合を 足したり引いたり

同じ配合でもその日その日の気温や湿度に左右されがちなので

何が正解なのか 

答えはあって無いに等しい物作り

総ては手探り 生地の感触は手だけが覚えている

湿度の低いこの地で生地の乾燥を防ぐ手立てを湿度計頼りに調整

捏ねあげた生地に向かって ガンバレガンバレ と

真夜中のひとりごと

今夜のメニューはイングリッシュマフイン型を使って朝食向きの野菜ぱん

丸めた生地を麺棒で丸く伸ばしフォークの先で小さな空気穴を開け

グリルした野菜とチーズをのせて180℃のオーブンで12分焼く

生地の配合は ナンブ小麦 アルカリイオン水 自然塩 ホシノ丹沢天然酵母のみ

冷めてから型を外しラップで包んで冷凍保存

朝食にも手土産にもなる簡単ながら喜ばれるミニピザバージョン

調子に乗って作り始めると

バターとコーヒー豆で満杯の冷凍庫から入庫拒否という想定外の出来事勃発

ほんわかのほほん一人で笑い転げる真夜中です

2019-04-04 14:47 in | Comments (2) #

2019年3月31日 (Sun)

明日のおやつ



突然作り始める焼きプリン

グラニュー糖 90g 水 大匙2 野田琺瑯18cmラウンドに入れカラメル作り

濡れ布巾のせて固め ⇒ 休ませる

その間に

卵 3個 グラニュー糖 90g 牛乳 600㏄ 泡立て器でシャカシャカ混ぜ

カラメルの上に茶こしで越しながら注ぎ

たっぷりのお湯の中に容器を入れて湯煎焼き


170℃のオーブンで40分

容器が冷めたら付属の蓋をして冷蔵庫で一晩寝かす

材料を揃えてオーブンで焼いている時間を除けば所要時間15分ほど

気軽に作れるおやつですが

硬めよりもふるふるしたものが好きなので牛乳が多めのレシピ

一晩冷蔵しないと美味しく仕上がりません

なので 。。。。 明日のおやつです


出来上がりはこんな感じ、なんとも地味なプリンですが

素材の味が伝わる30年作り続けてきたレシピです
2019-03-31 13:55 in | Comments (2) #

2019年3月27日 (Wed)

本日のお買い物



ぽかぽか陽気に誘われて車で30分ほどの隣町までぱん食材のお買い物

お店の通路を行きつ戻りつ考えつつ

途中でよそ見も加わって二時間近くもあちらこちらに目移りばかり

お目当てのオーガニックグラニュー糖をもう少しで買い忘れるところ

いつもご近所さんから食ぱんとフランスパンの依頼をいただいて

毎週毎週 あーでもない こーでもない と思考力フル回転 

緊張感まるでなし、うっかりでは済まされない。。。。。

「時間があるときでいいからお願いね」のご依頼ながら

空いた時間にすぐにぱんつくりに取り掛かれるという性格ではなく

何事も心配症で事前に準備をしっかりしないと落ちがあったら大変なので

材料 仕込み量 オーブンの使いまわし 毎回手順書作成必需です

何時になったらいつでもさらりとやってのけられるのか

多分これからもずっとこの調子のぱん作り

生きているぱん生地を目の前に季節の変わり目は計算外なこと不安材料沢山

何事も奢らず焦らず慎重に 。。。。 ゆっくりゆっくりな暮らしです

2019-03-27 20:45 in | Comments (2) #

2019年3月24日 (Sun)

メンテナンス



歳を重ねてあちらこちらメンテナンスが必要なお年頃

風邪をひいたり火傷をしたりが

一週間で治ったものが二週間かかり

油断をすると食品アレルギー勃発。。。。が長引いたり

日常生活に支障をきたすことになりかねない。。。。油断禁物

今更ながら食品添加物についてのお勉強

外国では使用禁止されているものが

日本では公然と使用されているもの沢山

まだまだ世界から取り残されている日本の食事情 

かといって日々の暮らしの中でいちいち気にしていたら食べるものが無くなる

なんでも美味しいが一番ながら

安心な食生活には必要最低限の知識も必要

おうちごはんは出来るだけ素材の味を残すような調理法で

あれやこれやと調味料を足し過ぎないシンプルが一番

ご近所さんから頂戴した新鮮野菜を蒸し

オリーブオイルと岩塩だけでいただくとほっこり優しい一皿に

畑から「野菜要りますか~」とお声をかけていただける田舎暮らしも5年目です
2019-03-24 14:04 in | Comments (2) #

2019年3月20日 (Wed)

紅茶のベーグル



暖かな陽射しの中でベーグル作り

アールグレー茶葉を煮出し仕込み水に

生地に葉とはちみつを加え22℃をキープしながら一次発酵12時間

ゆっくりゆっくり発酵過程で生地に紅茶の香りが絡まって

優しくしっとりと膨らんでくれます

まぁるくまぁるく成型して30分のお休みタイム

たっぷりのお湯を沸騰させ有機さとうきび糖蜜(モラセス)を加えて茹で

230度りオーブンで12分ほど焼成して完成です

焼きたては紅茶の香りと香ばしい味で美味しいのですが

少し時間を置くことによって生地がもっちり粉の香りと相まって

オーブンで温め直したり蒸し器で蒸したり

和のお惣菜にもクリームチーズやマスカルポーネチーズとも相性が良く

おやつにもお食事にもなる頼もしいぱん

我が家ではひじきの煮物やカボチャの煮物をマツシュしたものを挟んだり

姪の子供たちにはチョコレートクリームを挟むのが好評です

もうすぐ日高も桜の季節

色んなベーグル持参でお花見が楽しみです
2019-03-20 21:27 in | Comments (2) #

2019年3月17日 (Sun)

家仕事



手に余る大きな鉄フライパンを手放して

新しくキッチンに仲間入りした20cmの炒め用&オムレツ用フライパン

ゆっくり油慣らし二回繰り返し作業

鉄は扱いづらいと思われがちながら

テフロン加工の物とは一味違う味になる気がして手放せない


目玉焼き用のタークのフライパン、見た目もなかなかいい味になってきました

ガス調理器から電磁調理器に変えて20年

沢山の料理や中華鍋を振る作業も無くなり

少しづづキッチンの愛用品も様変わり

多機能のものよりシンプルな形で収まりがよく

大きなものより小さくても使うたびに愛着が深まるもの

狭いながら調理台の下から直ぐに手に取れる

必要に応じて出したり収めたり入れ替えたり

不必要なものは潔く手放す覚悟、時には選択を迫られる

美味しいが生まれるキッチンは広さ・狭さには関係なく

そこに立つことが何より楽しいと思えることが一番

日々の食事作りもおもてなしもぱん作りも

食べ物作りは人の命を預かること

常に同じ視点に立つことの大切さ

ありがとうの気持ちを込めて排水溝の掃除を済ませ一日が終わります
2019-03-17 10:31 in | Comments (2) #

2019年3月13日 (Wed)

口福時間



広島の旅人さんから

手塩にかけた畑の伊予柑と八朔の贈り物

箱を開けた途端、部屋中に幸せの香りが漂って

娘の華まで箱を覗き込んで なになにこれっおかあさん!!の顔

かぐわしい香りは犬部屋の二階まで届いたようです

さっそくみんなでわいわい口福の時間

いつもいつも美味しいお届け本当にありがとうございます

日高はすっかり春の陽気

溜まっているレシピの整理に物置の片付け。。。。。ete

家仕事を楽しみながら

ゆっくりゆっくり春時間を楽しんでます
2019-03-13 11:11 in | Comments (2) #

2019年3月11日 (Mon)

祈りの日



2011.3.11あの日から8度目の春

わたしたちが決して忘れてはいけない鎮魂の日

あの日のニュース画像は今なお脳裏に浮かび

子供たちの顔から笑顔が消え

恐怖と不安とに暗黒に包まれた日

自然という猛威の中では人間はなんと無力なのだろうと思い知らされた日

今もなお故郷に戻ることのできない方々のために

1日も早い復興を願って出来ることは少なくても

忘れてはいけない祈りの日

静かな思いで手を合わせる午後です
2019-03-11 16:34 in | Comments (2) #

2019年3月6日 (Wed)

引き出し整理



本日の家仕事はキャスター付き5段の小引き出し整理

それも事務用品が入っている一番上の引き出しのみ

ぱんに貼るラベル用のスタンプが多くなりすぎて

小さなスタンプ箱に入りきらなくなって何か所にも分散

使うたびにあちらこちらから取り出す羽目に

100均の小さなクリアーボックス大小を組み合わせて

一番使い勝手が良く取り出しやすい引き出しにひとまとめ

人様からみたらガラクタに見えるものでも

長年使用した愛着のある物ばかりでこれだけは処分できない

ぱん袋に材料を明記したラベルにペッタン

レシピカードにペッタン  

手提げ袋にペッタン

半分以上は新潟の本間印鋪さんに作っていただいたオリジナルゴム印

少々くたびれてきたもののまだまだ現役、キッチン工房 粉粉の影の働き者

やっと一ヵ所にまとまって使いやすくなりました

おうち仕事は短期集中が一番

気がついたときにその場所だけを集中してお片付

気がつけばこっくりこっくり春の陽射しを浴びてます
2019-03-06 23:42 in | Comments (2) #

2019年3月3日 (Sun)

雨の一日


朝8時頃から降り始めた冷たい雨

新潟からの生徒さんが高麗川駅に着くころには大降りに

傘をお持ちでないとのRhineに急いで駅までお迎え

一ヶ月ぶりにコロコロ大きなトランクを抱えてお待ちでした


本日のレッスン三種類

白あんぱん チーズぱん ベーコンとアンチョビーバタール

三名で別々のぱんを賑やかに和気あいあい

画像は焼きあがったベーコンとアンチョビーバタール

わたしが作ったとは思えないほど美味しそうですと生徒さんのコメント

ナンブ小麦の香りが広がるワインにぴったりのバタール

本日もごちそう様の一日でした
2019-03-03 22:08 in | Comments (2) #

2019年2月27日 (Wed)

やんばるの春



沖縄のとしごりさんから届きましたやんばるの春

やんばるはまもなく桜が終わりつつじの季節とのこと

日高も吹く風も少しづづ春の風に変わり桃の花も小さな蕾をつけ始めました

我が家のミモザも少しだけ伸び5年目の春

近くの学校の生徒さんたちはコートを脱ぎ装いも軽やか

日々の暮らしも少しづづ春に向かって背伸びです


本日のおやつはシフォンケーキ

メレンゲの卵白を少し泡立て過ぎて型から溢れて膨らみ過ぎ

いつも同じように作っているつもりでも少しづづ違う

それでもふわふわ優しいシフォンケーキは我が家の味

縁台に腰を下ろしてティータイムです
2019-02-27 20:36 in | Comments (2) #

2019年2月24日 (Sun)

お鍋でごはん



平日の夜ごはんは発芽米を

0.5合(一合の半分)をストウブの14cmの鍋で炊く

さっと洗ってお水200㏄、そのままゆっくり60分浸水

炊き方はいたって簡単

沸騰するまで強火、蓋をして

弱火で8分炊飯、火を止め8分蒸らし

小さなお茶碗に軽く二膳分

出来るだけその日の分はその日に炊飯

発芽米は玄米と白米の中間のながらビタミンや食物繊維も豊富

玄米よりも食べやすく和洋中どんな食事にも合わせやすい

お店によっては玄米に近いものから白米よりも少しだけ茶色のものまで多様

お好みで選べるのでその時々変える

購入も二キロ、アンカーホッキングのガラス保存瓶にちょうど収まる量を

毎日のことだから面倒は大変

大きな炊飯器を置く場所も沢山炊飯する必要もないので

お鍋で炊飯に慣れてしまえば手間暇なしで美味しいご飯が炊きあがる

夕食支度にかかる所要時間約20分

簡素ながらぬくぬく温かい夜ごはんの完成です
2019-02-24 14:41 in | Comments (2) #

2019年2月20日 (Wed)

本日のお片付け



雲行きが悪いと思っていましたら夕方から冷たい雨

本日は階段下の保存容器のお片付け

大きな耐熱容器は使う必要個数だけ残してとりあえずの物置箱へ


普段は少量保存に適している丸型のウェック容器使用なので

屈まなくて使いたいときにさっと取り出せる

ぱん捏ね器下のスライディング箱の中に重ねて整理

丸型なので洗うにも楽で衛生的

今までどれほどの保存容器に出合い気がついたこと

保存容器は見た目や型に捕らわれず

作るお料理や量をどの位入れるのかによって違ってくること

条件はガラス製であること 

中身が見えること 

スタッキング出来ること

そして冷蔵庫の中に綺麗に収まること

ついでに安価で簡単に入手出来ること

この条件を総てクリア出来る保存容器との出会いでキッチンもすっきり

片付ける 。。。。。 のではなく  しっかり収める

狭いきっちの使い勝手を良くするために隙間を探しては並べ替え

雨の夜の家仕事です

2019-02-20 20:32 in | Comments (2) #

2019年2月17日 (Sun)

ミニカンパーニュー



食べきりサイズのミニカンパーニュー作り

本日はクリームチーズ入り

食ぱんの二次発酵に120分と時間がかかるので

その待ち時間の間に出来るカンパーニュー

一般的にオーブンに入れる天板やぱん型は

焼きあがったぱんを型から容易に外すために型に油脂を塗る

キッチン工房 粉粉で使用しいてる総ての型は油脂を塗らなくてもいい剥離型

ピッコリーノの修行時代に作っていただいた特注型

大切に使っている宝物

一般的な型よりも生地を沢山使うので発酵にも時間がかかる

粉と水と自然塩とホシノ丹沢天然酵母だけで作るシンプルで美味しいぱん

バターや砂糖を加えれば美味しくなるのは当たり前のこと

足すことで美味しくするのではなく

いかにして引き算で素材の持ち味を出すことが出来るのか

食ぱんは作り手の技量を試される手強いぱんではあるけれど

粉の味がストレートに伝わってくる大好きなぱん

ぱん作りには終わりは見えないけれど

ゆっくりゆっくりぱんと仲良し時間を過ごしています
2019-02-17 23:58 in | Comments (2) #

2019年2月13日 (Wed)

義理チョコ



東京 巣鴨 「ヨシノリ アサミ」の今年のバレンタィンチョコ

義理の弟が甥の店まで出かけて購入

お福分けに与かりました

重々しいサイン入りの箱に入って食べるのにちょっと躊躇

どちらかというと重いチョコよりも庶民的な板チョコ派

貰ってはみたものの 。。。。。 当分眺めることに

この頃の風潮でどこのお店もチョコレート売り場が入り口にあって

通り過ぎるのがためらわれる程

友チョコ 義理チョコ 自分への褒美チョコ

高いチョコが売れるとのこと

チョコよりお団子 。。。。 主婦の小さなつぶやきです
2019-02-13 17:19 in | Comments (2) #

2019年2月11日 (Mon)

家仕事



ゆっくり時間の家仕事

セーターの毛玉取り  引き出しの整理  使っていないものチェック

キッチン用品は数を絞ってお気に入りだけを残す

狭いキッチンを100%使いこなす術にはなけなしの知恵も100%駆使

やる気度を全開にするには見た目も大事

とりあえずお茶をしながら普段使いの銀スプーン磨き

ティースプーンは毎日のように使っていても銀特有の黒ずみが出るので要注意

手が真っ黒になってしまうので手袋は必需品

それにやっと気がつく始末  何をやっても遠回り

毎日の暮らしを少しだけ楽しくしてくれるひと手間

手をかけることも 時として 手を抜くことも気分次第

今日し残したことは明日、明後日と流れることもあるけれど

365日 ゆるりゆるり

楽しいと思ってやることが何より大切な時間

日に何度かのお茶の時間を過ごしながらの家仕事

今日も良い日でありますように
2019-02-11 08:59 in | Comments (2) #

2019年2月6日 (Wed)

酵母起こし



日高は冷たいみぞれ交じりの雨から小雨に変わり外気温3℃

先週末から三日間HPがサーバーの不具合で開けることが出来ず

皆さん何があったのかと心配されてメールをくださり

ご心配をお掛けいたしましたが何とか復旧し安堵

何事にも便利な世の中になったもののそれに伴いトラブルも沢山

アクシデントに見舞われても慌てず

何とかなると思っていないと駄目と自分に言い聞かせてます

温度計&湿度計とにらめっこしながら今朝は酵母起こし

ホシノ丹沢天然酵母に1.5倍のお水を加えてゆっくりゆっくり混ぜ合わせ

アンカーホッキングの保存瓶に入れ乾燥防止のキャップ

常温器20℃設定 7日間 これまたゆっくりゆっくり熟成仕上げ

表示温度がちょっと心もとないので他に2台の温度計設置

ときおりご機嫌伺いしながらぬくぬく温かい気持ちで一週間の待ち人です

ぱん作りから受け取る暮らしの中の小さな幸せ抱きしめてます
2019-02-06 09:43 in | Comments (2) #

2019年2月3日 (Sun)

バックの中身




恥ずかしながらいつも持ち歩いているバックの中身

ミナペルホネンの布ボディバックに

お財布 手帳 マスク メガネ チョコ 

スマホ リップクリーム ハンカチ これが全部の中身です

色々持ち歩くのが苦手なうえに重いと斜め掛けする肩に負担がかかるので

敢えて皮ではなく布バックに。。。。。

軽くて掛け紐が短いのでちょうどウエストの上のあたりに来て

物の取り出しが至極便利

どこに行くにもこのバックひとつ手放せない超軽品

バックは斜め掛けが定番スタイル

持ち物厳選心がけてます
2019-02-03 19:29 in | Comments (3) #

2019年1月30日 (Wed)

ささやき



車の屋根にまだうっすらと霜が張り付いて

暫し陽が射すまでの僅かな時間 

いつもの散歩道はまだ人もまばら

風にそよぐ枯れ葉が茶色に色づいても落葉することなく健気に春を待つ景色

故郷の冷たい雪の下でじっと春を待つ雪割草と想いを重ねてしまう

早朝にかじかむ手で行う雪かきも 駐車場の消雪パイプの調整も

時折凍って出なくなる水道も 屋根から溶ける雪で出来るつららも

すべて子供のころから見慣れた新潟の冬

雪のない暮らしももう五年目 

雪の心配の替わりに乾燥の心配もあるけれど

どんよりとした新潟の冬の空を思い出すたびに

日高の陽射のありがたさが身に染みる

幾つになっても人は成長出来ることを教えられている気がします
2019-01-30 09:04 in | Comments (2) #

2019年1月27日 (Sun)

寒干し大根



ご近所さんから頂戴した沢山の寒大根

新鮮なうちに泥を落として薄切りにし陽の当たるところで寒干しに

陽と風に当てながら時々裏かえし取り込んでを繰り返す

カラカラに乾いたら完成するので小分けにして冷凍保存

完全に水分を抜けば常温保存出来るのでしょうが

少しでも残るとカビの原因になるので冷凍が無難

たっぷりのお出汁と煮たり 生姜をくるくる巻いてお漬物にしたり

手間暇はかかるけれど保存しておくと何かと便利なので

日向ぼっこしながらのんびりゆっくり大根と向かい合う時間

陽射はあるものの風もあって雨のないこの一ヶ月 

雨が恋しくなりました
2019-01-27 21:04 in | Comments (2) #

2019年1月23日 (Wed)

おやつ



本日のおやつは「スフレチーズケーキ」

12cmの食べきりサイズ

材料はいたってシンプル

クリームチーズ サワークリーム グラニュー糖

全部ハンドミキサーでふわふわに泡立て

酸味が足りなければレモン汁少々加え

底取れ式の型に入れ周りをホイルでしっかりガード

170℃のオーブンで湯煎焼き40分

粗熱をとり一晩ゆっくり寝かせた翌日が食べごろ

何事ものんびり仕事が性に合っているので待つことも楽しい時間

見た目の華やかさには欠けるものの

おうちおやつはこれで充分大満足

お紅茶にも緑茶にも合う我が家の定番おやつです
2019-01-23 16:33 in | Comments (2) #

2019年1月20日 (Sun)

スーパーで気分転換



スーパー散策はかなり好きな時間

小さな説明書きを読むために常に持ち歩いているシニアグラスは必需品

最近の商品に貼られているラベルは文字が小さく

ぱんの表示もイースト菌と書かずぱん酵母と書かれているのも多くなったり

表示もなにやら紛らわしい使われている原材料もわからないものもあったり

小さな発見や大きな驚きがあったりその度にほぉぉ!

まだまだ知らない事が盛り沢山

そもそも勘違いはわたしもよくやることですが

世間ではイーストフードをイースト菌と勘違いしておられる方もいらっしゃる

イースト菌とはパンを膨らせるのに必要な酵母のこと

一般的にイーストフードとは「食品添加物」のこと

イーストフード使用には賛否両方意見が分かれているようで

調べると現在16種類あり細かく表示する義務はないとのこと

ネットで調べるとかなり詳しく乗っているので

ご興味のおありの方は調べて見られると参考になります

いまは添加物の入らないものだけで暮らすことは至難の業

必然的にお買い物には細心の注意を払うに越したことはない

何事にも神経質になる必要はないけれど

ちょっと見方を変えてみると暮らしは変わる

出来るだけ手作り派に傾いている姪の家族から学ぶことも多い

食べ物を作るということは

命を預かるという大切な使命を背負っているのですね
2019-01-20 15:52 in | Comments (2) #

2019年1月16日 (Wed)

かぜひきさん


油断して風邪をひいてしまい2日間ダウン

少しづづ気力回復80%

好きなことをしていると免疫力アップ

我ながら可笑しいやら不思議やら

神奈川の生徒さんから

「風邪にご注意」とメッセージ入りの蜂蜜の贈り物

さっそくお世話になり身体と心を温めました

雨なし 低湿度 外気温4℃ 室内と外気温の差 18℃

外に出るときにはまるで雪国仕様

帽子 マフラー 手袋 マスク

回りから笑われようが何のその 

寒いものは寒いのですから

気力アップ作戦が功を表してただいまの気力度95%

今夜の22時までに100%にしないとぱん生地と向かい合えません

がんばれ。。。。。わたしです
2019-01-16 17:06 in | Comments (4) #

2019年1月14日 (Mon)

加湿器


日高は15日間雨が全く降らず自発的乾燥注意

寒がりのわたしはエアコン暖房ではとても暮らせないので

暖房はガスクリーンヒーター使用

そのせいもあって二台の加湿器をフル回転

タオルなどを室内干しにして対応しても40%前後の湿度

寒さに弱い+室内乾燥で風邪が怖いので首にマフラーとマスク

家にいてもそんな調子ですから出かけるとなったらもう大変

今年新たに設置したダイソンの加湿器

加湿設定を70%にしても16畳の仕事場は43%の湿度

ぱん作りに一番大敵なのが生地の乾燥ですから

四箇所に温湿度計を設置し

部屋の上部と作業台の温度&湿度とにらめっこしながらの作業

暑ければ暑いなりに 寒ければ寒いなりに

毎日 酵母さんとぱん生地のご機嫌伺い

雪のない暮らしもまもなく5年目 その分乾燥というおまけつき

どっちに転んでも物作り人は常に「選択」という難問題を抱えているのですね
2019-01-14 16:24 in | Comments (2) #

2019年1月9日 (Wed)

アクシデント


毎日の酷使に耐え切れず新年早々壊れてしまった電気ケトル

お気に入りだったのにと。。。。。がっかり

普段から壊れたら次に購入する物をあらかじめ決めておくのに

電気ケトルに関しては想定外の出来事

気落ちしていてもどうにもならないのでとにかく代替え品探し

小型で800㏄程度用 蓋はプッシュ式 

カラーの選択肢は ●茶色 ●白色 ●ステンレス のいずれか

色々検討してみたもののコレというもの出会えず

結局以前使っていたものと同じものの別色に落ち着いて

この度我が家にやってきた新参者ケトル

使い勝手がそれほどいいわけではありませんが

見た目の愛嬌の良さに惹かれた二台目

まだ置き場所にしっくり馴染まないけれど

ぽこぽこ湯が沸く音に癒されてます
2019-01-09 09:15 in | Comments (2) #

2019年1月6日 (Sun)

レッスン



2019年 今年最初のレッスン日

生徒さん作のチーズケーキも加わって

蒸し器でほかほかに蒸しあげたぱんと一緒に

皆さんのぱんが焼きあがるまで楽しいおしゃべりとランチタイム

暮れに機種変更したスマホの操作を指導していただいたり

あちらこちらに話が飛びながらの三時間

カリキュラムの先を急ぐより

基本の白生地ぱんをしっかり学ばせてくださいとのご要望

来月から食ぱんとフランスパンの繰り返しレッスン予定

やればやるほど基本は大事で難しい

生地作りと発酵と成型

どれ一つとっても気の抜けないことばかり

それぞれの美味しいの基準を加味しながらゆっくりゆっくりの復習です

みなさんと一緒に一つ一つの作業を確認しながら新しい年のぱん作り

まだまだ学ぶべきことの多さを楽しみたいと思います
2019-01-06 16:32 in | Comments (4) #

2019年1月2日 (Wed)

謹賀新年



明けましておめでとうございます

雪のない五度目のお正月も陽射に恵まれ暖か

新潟の生徒さんからのRhineで極寒でみぞれが降っていますとのこと

なんだか申し訳ないような気持になり

陽の光のありがたさを感じた元旦でした


沖縄のとしごりさんから送っていただいた初日の出画像

「相変わらず水平線には雲があって日の出を見ることが出来ませんでした」

とありましたが清々しい一年の始まりの朝の景色をありがとうございました

今年もゆっくりゆっくり倖せぱんの作り手になりますように。。。。。。

新年のぱん作り時間を迎えています
2019-01-02 09:50 in | Comments (4) #