6月です
編集長 2024- 6- 2 Sun


ピンク色の桜が散って、

金色の連休が終わり、

緑の若葉の時期も過ぎ、

今度は水色の雨の季節です。

薄暗くジメジメして気持ちも落ち込みそうな日も多いと思います。

でもこの季節が無ければ日本の自然のバランスが崩れてしまう。

豪雨ではなく、いい塩梅の梅雨でありますように。

災害はもうたくさんです。



さて、多少の雨ならお外に出られるワンちゃんもいると思いますが、かなりの雨量が連日となると日課になっているお散歩にずっと連れて行ってもらえず、どうして行けないの??と思うでしょう。

室内でのイタズラが増える、破壊行為や誤飲、誤食などもストレスに関係しているかもしれません。

小さなお子さん達をかかえるご家族の皆様方にも思い当たることがあるのでないでしょうか。

では外に出なくてもできるだけ心身の不満を溜めないようにしてあげるにはどうしたら良いでしょう。

「雨だから仕方ないねぇ」と言ってなだめ続けますか?
→ まず言葉の意味が正式に理解できない

「いつもよりおやつを沢山あげるから許してね」
→ 太らせるだけで散歩のこととは関連付かない

猛ダッシュしても許される空間なんて家の中には無いでしょうし、いっそのことランニングマシンでも買いますか!

悪くは無いと思います。

でもね、お散歩は“運動目的”だけではないのです。

様々なものを見たり(視覚)、匂いを嗅いだり(嗅覚)、触ったり(触覚)しながら脳に刺激を与えてくれます。

散歩の仕方によっては社会性を身に着けさせることもでき、家族とのコミュニケーションも深まります。

話を戻しますが、おうちの中で落ち着いて過ごさせるにはどうしたらよいでしょう。

運動ができないのなら、頭の体操をしませんか?

以前、この紙面でご紹介したことがありますが、様々なゲームを考えて私達も一緒に楽しむのです!

「かくれんぼ」や「宝探し」「段ボールを使ったトンネルくぐり」「本を積み重ねて簡単なジャンプ」そして「知育玩具(知能を高めるために考案されたオモチャ)を利用する」など、室内でできる遊びを考えてみてください。

犬は褒められれば褒められるほど、報酬を得れば得るほど意欲が高まり、それと同時に家族への注目度も高くなります。

衝動的に動くことが少なくなり「自分は何をすればいいのだろうと考えるようになる」イコール「家族の言うことに耳を傾けようとする」のです。

こういった遊びは雨の日に限らずたくさん取り入れてみてください。

犬が真剣に考える姿や楽しそうに動く姿を見ると、私達も自然と笑顔になれる!

家族とのコミュニケーションがこんなに楽しいものだったんだと、ワンちゃん自身も思ってくれると嬉しいですね!

頭を使うと疲れるものです。


ひとしきりゲームを楽しんだらクレートやサークルに入ってもらってお昼寝タイム。

寝床に入ってもらうのが落ち着かせる秘訣です。

普段から習慣づけましょう。


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