編集長より皆様へ
編集長 2025-11- 8 Sat


今、毎日毎日熊による被害があちこちから多数報告されています。

仙台市内の住宅地でも大通りの街中でも、そして実りのある畑だけでなく、住宅や学校、幼稚園などにも“侵入”しています。

玄関から一歩外に出ただけで襲われたケースもあります。

こんな状態で本当にどう身を守ればいいのか。

一方、熊たちも生きていくのに必死です。

ニュース映像に映る熊たちはどの子も痩せています。

本当に可哀想です。

ですが今のこの状態は看過できません。

皆様におかれましては生活、余暇、旅行など様々な場所に出向かれると思いますが、十分に気をつけて頂くことと、犬や猫たちの安全もしっかり確保してください!


ここで編集長からお伝えしたいことがあります。

猿やイノシシ、鹿、そして熊など“人間側の都合で「害獣」と言われている動物達”から農作物等を守る為に「電気柵」を設置している場所があります。

熊の頻回な出没の為、人間を守るためにも今後この柵の設置が増える可能性があるのではないかと思っています。

恥を晒すようですが、実は私、自分の犬(10kg以上の中型)を電気柵に触れさせてしまった経験があるのです。

一緒に遠出をして休憩させるために車から降ろしリードを緩めて歩かせていたところ、急に犬がもの凄い声を発しました。

私は一瞬ヘビにでも咬まれたのかと思いましたが、そこには電気柵が張り巡らされてあり、それに触れさせてしまったのでした。

電気柵などまったく頭に無かった私は彼に申し訳ないことをしたと、心底悔やみました。

電気柵の目的は動物を死に追いやるものではなく、電流が流れる時の一瞬の痛みによって動物達に「痛い」「怖い」思いをさせ、二度と近寄らないように学習させる為のものです。

電圧はだいたい4000ボルトくらいで人が触ると「痛い!」という程度のようですが、場合によっては6000〜10000ボルトもあるそうです。

それでも電気柵には法に則した安全対策が施されており、感電死を防げるようになっています。

ただ中には自作される方もいて安全対策をとらず、過去にその柵に触れて死亡事故が起こり、安全策をとっていない柵には常に電流が流れて続けているために助けに入った人まで死亡してしまいました。

素人が柵を見ただけでは見分けがつかないと思います。

当然、ご存知の方も多いと思いますが、この事を知らない方のために書きました。

みなさん、本当に注意してください!

画像は別の場所ですが、遠目では柵の存在が分かり難いです。

注意看板があったかどうか、あの時は全く気づきませんでした。

因みにうちの犬はビリッ!とした後、倒れることもなく、今も元気に過ごしています!


※ 画像をクリックすると大きくなります!


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