遂に宮城県にも!!マダニ感染症!
編集長 2026- 9- 9 Wed


以下は本日、9月9日(水)河北新報朝刊に掲載された記事です。
そのまま掲載します。

* * * * * * *

宮城県は7日、マダニが媒介するウイルス感染症
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を
石巻保健所管内の90代の男性が発症したと発表した。
県内での患者の発生が確認されたのは初めて。
SFTSは西日本で発生が多く、
東北では秋田県に続き2例目。

県によると、
男性は8月29日に発熱や食欲不振などの症状があり、
今月1日に医療機関を受診。
5日にSFTSの感染が判明した。

男性は今も県内の医療機関に入院中。
一時は意識障害になり、今も熱は下がっていない。
県によると、男性は最近、県外に出ていないため、
県内で感染した可能性が高いという。

SFTSは
主にウイルスを持つマダニに咬まれることで感染する。
6〜14日間程度の潜伏期間を経て発症し、
重症化して死に至るケースもある。
全国では8月23日時点で、129件の感染が確認された。

マダニは草むらややぶに生息しており、
県疾病・感染症対策課は
「森林などに入る際は、夏場であっても長袖、長ズボンを着用し、
肌の露出をできる限り控えてほしい」
と注意を呼びかけた。

* * * * * * *

(ここからは編集長の呼びかけです)

遂にSFTSが宮城県に乗り込んできました。
人が感染するということは、
動物達が感染してもおかしくない。
むしろ当たり前。
そもそも野生動物の体にはマダニが沢山ついています。
そのマダニがクマやタヌキ、
そしてハクビシン等の体からこぼれ落ち、
その場所を私達が犬をつれて歩いたとしたら、
お腹を空かせたマダニは
ひょいと犬の顔や私達の足に飛びついて
血を吸おうと咬み付いてくるでしょう。
そして
もしもそのマダニがSFTSウイルスを持っていたら!!
考えただけでも恐ろしい。
他にもマダニは「日本紅斑熱」「ライム病」、
「ダニ媒介脳炎」などなど色々な病気を媒介します。
自然豊かな場所に出かける時には、
いや、住宅地の公園の草むらでも、
本当に注意しなければなりません。

私達は動物病院ですので、
特に一緒に出歩くことの多いイヌ達のことが心配です。
私達が年間を通して
マダニの予防をお勧めする理由がこれなのです。
そしてこのSFTSは
動物からヒトへ感染することもわかっています。
おうちのイヌがSFTSに罹患しているのを知らずに
お世話をしていたご家族が感染した例があります。
また動物病院に通常の診察に訪れたイヌが
SFTSに感染しており、それがわからないまま
診察を担当した獣医師が
後日死亡してしまった例もありました。
これらのことを深刻に受け止め、
私達が皆様に
院内やトリミングルームに長時間滞在するときには
必ず前もってマダニの予防をしてくださいと
お願いするに至ったのです。
これは大事な動物達とご家族様、
そして周囲の人達を守るために大切なことです。
まだ予防をしてあげていないご家族様、
さあ、今から始めましょう!
イヌもネコも、
一年を通してマダニの予防を継続してあげてください。
ワンちゃんの予防薬は
食べるタイプと皮膚につける液体のタイプ、
ネコさんの予防薬は
内服ではなく皮膚につける液体タイプです。

***

厚生労働省のホームページをご紹介しておきます。
お時間のあるときに是非、ご覧下さい。
ペットさん達のことも載っています。
では、お忙しい中、
長文を最後までお読み頂きありがとうございました!

こちらをクリック↓
厚生労働省ダニ媒介感染症ページ


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