最近レアで駄物レンズに取り憑かれた店主です。
数千円から1万位のレンズで日本ではあまり評価されてないレンズなのですが、試写してみると結構おもしろいレンズもあります.今日は2つ紹介します。
1つはNitto Kogak Kominar 28mm F3.5 このレンズフードがあればかっこいいレンズです。
日東光学が1960年代に発売した広角レンズです
最短撮影距離が40mmで近接撮影ができ、マウントマウントになっていて色々なマウントに装着可能です。
私のはNIKON Fマウントです。
写真の上がNIKONN Fマウントを装着、下の写真がレンズ本体(Tマウント)とマウント部分を分けたものです。

GEOGRAPHIC 12月30日(火) 14:32
レンズ構成は6群7枚のレトロフォーカスです。

GEOGRAPHIC 12月30日(火) 14:35
南天の紅葉を試写してみました。
この時代の広角レンズとしては優秀と思います。
結構シャープな描写で周辺光量もそんなに落ちません

GEOGRAPHIC 12月30日(火) 14:36
ボケもあまり癖もなく感じは良いですね。

GEOGRAPHIC 12月30日(火) 14:46
次の2本目のレンズはISCO-GOTTINGEN EDIXA-WESTGON 50mm F2 なかなか銅筒が厳つくカッコいいです。
ISCO-GOTTINGEN,はSchneider-Kreuznacから、ナチスが無理矢理に分社化して、航空写真用のLENSを作らされていた会社で、どちらかというとSchneiderの安物のLENSを作っているイメージがあります。
実はSchneiderとは違ったレンズ構成のレンズを作っています。
国内外ともにあまりISCORAMA 以外は知られていないメーカなのです。
WESTGON 50mm F2のレンズ構成は、5群6枚ガウスタイプです。

GEOGRAPHIC 12月30日(火) 14:48
試写してみたら、結構面白い描写をします。
太陽光にも弱いのでハローが出ますが。うまく深いフードなどを使うことで防ぐことも可能です。

GEOGRAPHIC 12月30日(火) 14:49
光をうまく使って面白みのある描写も可能gかと感じます。

GEOGRAPHIC 12月30日(火) 14:51
まだ使い出したところなので、本格的な撮影で使ってみようと思います。

GEOGRAPHIC 12月30日(火) 14:52
逆光での撮影

GEOGRAPHIC 12月30日(火) 14:55
うまく使うとコントラストも高くシャープな映像も得られます。
撮影時にニコンの35mmF1.4用のHN-3を使用してみましたが、もう少し深いフードの方が良いと思います。