連日の猛暑で「暑い」と言うのは はばかりたいのですが、この暑さで、強く思うことがあります。それは地震や津波、猛暑にとどまらず、豪雨、洪水、突風などが頻発していること。異変が、農産物の不作や海産物の不漁などにも見られ、その多くが地球温暖化に起因していると伝えられています。私は、この地球温暖化の実態をもっと知りたいと思っていますが、同時に命を守る現実的対応がより気になります。
能登半島地震から半年という時点で、マスコミは、「被災の全壊、半壊あわせて2万865棟の公費解体の申請が出されているが、解体・撤去が完了したのは911棟と4%余にとどまっている」と報じています。石川県・危機対策課の報告によると、全壊、半壊の全件数はおよそ2万5千件に及んでいますから、より多くの被災者が強い日差しや豪雨のもとで、過酷な復旧作業に追われていることでしょう。
donko1・・ 7月23日(火) 16:53 東日本大震災では、2万2千人を超す甚大な犠牲者が出たうえ、震災後、避難生活での体調悪化や過労で3千7百人余もの方々が「被災関連死」(復興庁発表 本年3月時点)で亡くなっている。今なお、その不安が消えていないことを、かつての同僚や友人から聞いています。
命をも奪う深刻な天変異変が頻発しているいま、災害復旧の対応、被災者に寄り添った支援を、確実、早急に実行されることを願わずにはいられません。