北海道の苫小牧の山で見つけました。
葉はハート型になっておらずダケカンバに似ていますが、樹皮はウダイカンバににています。この場合どのように見分けることができますか。
コーヒー豆さん 10月 6日(日) 16:56
樹皮
たろ 10月 7日(月) 11:55
『樹皮はウダイカンバににている』とのことですが、むしろダケカンバに似ていると思われます。
ウダイカンバであれば、皮目(ひもく:樹幹内部への空気取り入れ穴)が、もっと細かく整然と並ぶはずです。
色合いがダケカンバ(特に若木)っぽくないのですが、樹皮の剥がれ方がウダイカンバやシラカンバではこのようにはならないと感じています。
樹皮が剥がれるのは成長(太くなる)に伴い、外樹皮がどのように変化するかであり、樹種でほぼ決まっています。
幹の成長に伴いある程度伸びるものもあれば、縦方向あるいは横方向に切れて剥がれる 等
樹齢を重ねた ダケカンバやヤエガワカンバ は ”ベロン”とでも表現すべき剥がれ方をします。
葉も併せて、ダケカンバ と思われます。
コーヒー豆さん 10月 7日(月) 12:00
たろさん
ありがとうございます。
樹皮の色で迷っていました。
>樹皮が剥がれるのは成長(太くなる)に伴い、外樹皮がどのように変化するかであり、樹種でほぼ決まっています
なるほどです。勉強になります。ありがとうございます!
このきなんのき所長 10月31日(木) 17:51
むむ、これはダケカンバでもウダイカンバでもないと思いますよ。
こんなに側脈が多いダケカンバの葉なんて見たことないです。ウダイカンバやシラカバの葉とも明らかに違うので、外国産の木が植栽されている可能性はないでしょうか?
少しネットで調べて一番似ていたのは、アメリカシラカンバ Betula papyriferaです。葉が広めで側脈が多めです。
https://www.prairieresto.com/Trees and Shrubs/betula-papyrifera
(上記サイトの葉写真には別種の葉も交じっているように見えます)