当方のナナミノキの死環
ta_bo 11月 5日(火) 15:26
この木の冬芽
武漢 11月 5日(火) 17:53
>この木の死環写真は既に添付してます。
存じていました。ご紹介の“この木”に写っている「死環」らしきものは、ナナミノキの「死環」とするには無理があると思っていましたので、私の比較画像を提示しお聞きしたいと思いました。僭越ですが個人的にはナナミノキではないと思っていました。
といって、シロバイにも疑問を持っていました。理由は「11月 5日(火) 06:42」の
コメントのとおりです。
Webサイトで十分吟味されていると思いますが、追加でシロバイを貼らせてもらいました。私の貼付は本年枝に毛があります。ただ秋から冬にかけての時季、個体差があるかも知れない、とは推測できます。現場でシロバイを観る機会はそう多くはないですから推測以上は危なくて書けません。しかし10倍程度のルーペだと毛は薄いでも確認できるのでは、と思います。
新しく11月 5日(火) 15:26の写真を拝見しますと、葉の光沢は十分反映されているように思います。
ta_boさんが最初に挙げられたシロバイの雰囲気を持っているようでもあります。リンボクは取り下げて100%の確立ではありませんが私もシロバイに賛成したい気持ちです。
最後に私が1枚写真を使わせてもらったので、写真の許容を越え、スレッドが2つになったこと。お詫びいたします。
きいよ 11月 5日(火) 18:22
2020年11月に京都トレイルで写したシロバイの写真を載せます。
ライターの炎で黒斑は生じません。
きいよ 11月 5日(火) 18:25
葉表の写真です。
本年枝は茶色で毛が密生しています。
ta_bo 11月 5日(火) 19:35
武漢さん、きいよさん、本当に有難うございます。武漢さんの写真、冬芽、丸っこいですね。この木の冬芽とはちがいますね。若干枝に稜がありますね。えだは、茶色で毛がありますね。きいよさん、シロバイの典型的な葉ですね。この木との比較ですが、葉裏の脈、鋸歯の形はにてます。葉柄はこれほど短くありません、葉表の主脈に殆どけはありません。枝は、これほと茶色ではなく、毛もあまりありません。何を決定的判断基準にすれば良いのでしょうか。なお、枝には白い短い毛が結構あります。稜がきになります。なお、生えている場所は、一日中日の当たらない場所です。あー分からない。
ta_bo 11月 6日(水) 06:30
ぐじゃぐじゃ言ってすみません。実体顕微鏡で10−20倍で見ました。枝の先の方の葉の葉表の主脈上には0.2oぐらいの白い毛がかなり密にあります。枝にも同じ毛があります。しかし、まばらな所も多いです。葉腋にある腋芽がすべての葉腋にありますが、それは団子状で武漢さん添付のシロバイの頂芽に似ています、毛も生えています。もし、陽の当たらないやぶの中だと、茶色の毛が短く白くなることはあるのでしょうか?毛色は初めは透明・白色で陽に当たって茶色になる、と言うことがあるのでしょうか。あー、分からない。
武漢 11月 6日(水) 08:54
>ぐじゃぐじゃ言ってすみません。
とんでもないことです。いろいろ教えてくださって学ぶ基になっています。ありがとうございます。
疑問に稜のことと冬芽の形の違いがありました。保存ファイルをみましたら、今度の添付画像は違う個体のシロバイです。季節は12月です。この位の稜の形だったらありました。
冬芽はこの種の場合、卵形が定説のようです。私の場合、普通6月ごろから来年活躍する冬芽も一緒に観るようにしていますが、その樹の置かれた環境で少しは違いがあるようです。元気の良い枝と主枝に付き添うような枝では多少の表れ方の違いはあるようです。(どこを参考にするか、ですけど)。
一筋縄ではいかないところに限りない面白さと楽しみを味わっています。これからもよろしくご指導お願いします。
きいよさん。参考画像ありがとうございました。私に関していえば、知りたいところが靴の裏からではなく、直に掻いてもらったようで、生意気ですがさすが!と思いました。
武漢 11月 6日(水) 09:05
追記。
>何を決定的判断基準にすれば良いのでしょうか。
私も解りません。一緒に学びたいです。
ta_bo 11月 6日(水) 09:20
武漢さん感謝感謝。別個体の添付写真の葉腋の冬芽は、この木のものはそれより小さいですがよく似ています。2個あったりするのも似ています。また、葉柄が内側に窪んでいるというのか、巻いているというのか、よく似ています。稜も似ています。後は、枝の色です。きいよさんのもそうですが、茶色ではありません。この茶色は、何の色なのでしょうか?毛でしょうか、表皮そのものでしょうか。枝の根本や幹は毛がありますか。何色でしょうか。毛の色と日光の関係が知りたいです。
きいよ 11月 6日(水) 10:24
ta_bo様
私が観たシロバイは高木の陰になるような日陰に生えていました。
枝と葉を写した写真を載せます。枝も毛も褐色で、葉の主脈に毛が密生しています。
枝と毛が観察されているブログがありました。色調がはっきりと観え、褐色の枝には褐色の毛が下向きに生えています。
https://yadaryu12.blog.fc2.com/blog-entry-2609.html
武漢 11月 6日(水) 12:20
1.枝の色
2.この茶色は、何の色なのでしょうか?毛でしょうか、表皮そのものでしょうか。
3.毛の色と日光の関係
4.枝の根本や幹は毛がありますか
のうち、
4..は多分毛はないのでは、と思いますが、枝の根元は保存ファイルでは読み取れませんでした。
非常に面白い興味ある提起だと思います。しばらくここで後続回答者をお待ちいただくか、私がときどきお世話になる、
「日本植物生理学会」を検索されると、リンク「植物Q&A」だったら基本的に専門学者の回答をもらえる可能性が高いです。ので、そこを訪問してみるのも手かもですね。
その際、1-4を網羅されたお尋ねをされたほうが相互に関連したこともありそうですからグッド!と思います。
花かんざし 11月 6日(水) 13:00 こんにちは。何なのか興味を持って拝見していました。
ナナミノキ、リンボク、クロバイはよく見るので知っていますが、シロバイは見たことがないので調べてみました。特徴は、葉柄が2〜4mmと極短いようですね。でもお尋ねの木の葉柄はそんなに短くは見えません。葉の形も違うように思います。
候補をこれ以上挙げると混乱させることになるかも知れませんが、ハイノキ科のカンザブロウノキを一度お調べになってみて下さい。三重県南部では多いですが、中国地方では絶滅危惧種に指定されている県もあるようで、あまり知られていないようです。若い枝には稜があって角ばるようですが、樹皮は灰白色で、葉の主脈は裏面に隆起します。でも花も果実もついていない若い木では、決め手に欠けるので難しいかも知れませんね。
武漢 11月 6日(水) 16:57
カンザブロウノキはそもそも葉身の大きさ、質感、冬芽が違います。外していいと思います。添付はカンザブロウノキです。
花かんざし 11月 6日(水) 18:09
武漢さん、そうですね。カンザブロウノキの葉とは質感が違うようですね。カンザブロウノキは取り下げます。お騒がせして申し訳ありません。
ところで、カンザブロウノキの葉身の大きさですが、平凡社「改訂新版・日本の野生植物」P.211 では、長さ7〜16cm、幅2〜5cmです。実際には20cmに達する大きな葉もあるようですが・・・。冬芽に見える淡緑色の部分は、冬芽ではなく苞か小さな葉の集まり?かと思って見ていました。
武漢 11月 6日(水) 19:48
カンザブロウノキの葉身の大きさは図鑑によってはそうなんですね。私の理解が狭かったというか情報力未熟というか、大変失礼しました。すみませんでした。
わたしの手持ちの図鑑は、
・『樹木の葉』・『樹に咲く花・『日本の野生植物』・『原色樹木大図鑑』ですが、葉身はいずれも10-16cm、(『樹木の葉』のみ10〜20cm)となっており、当地で数本観る葉はいずれも下は10cm〜ですので、そう思い込んでいました。
私の『日本の野生植物』は改訂版の前の図鑑ですので、その後修正があっているようですね。早速手書きさせていただきました。ありがとうございました。
偉そうなことを言ってしまいました。お許しください。
花かんざし 11月 6日(水) 21:51
武漢さん、いえいえ、とんでもないです。図鑑でも大きな植物園でも間違っていることはあるので、鵜呑みにしてはいけないんですけどね。例外もありますし。
肝心のお尋ねの方ですが、若い枝に稜があって、冬芽(葉芽?)も淡緑色で先が尖っているものにクロキがあることが分かりましたが、葉の形に変異が大きく、樹皮は黒いもの、白っぽいもの、でもよく分かりませんでした。私には難しいので、これで終わりにしますね。長々と失礼いたしました。
https://nopanoniwa.jp/woody_plant/Symplocaceae/kuroki.htm
(クロキの参考サイトです)
このきなんのき所長 11月 9日(土) 20:44
お尋ねの木はナナミノキでしょう。
幼木や徒長した枝に見られる葉で、小ぶりで鋸歯がやや鋭く、成木のナナミノキとは違った印象を受けます。
このように幼木の葉が少し鋸歯が鋭くて違った印象に見えるのは、クロガネモチやモチノキ、クロキ、シロバイ、リンボク、ヤマモガシ、ヤマモモなど、多くの照葉樹で見られる特徴ですね。