こんばんは。
岡山県北西部、標高1000mの山頂付近です。
葉の長さは3cm〜6cm、
鋸歯は細かく鋭いノゲ状、
葉の束生するところには刺もあります。

ヨウアン 6月10日(火) 21:49
葉裏、花のあと、果実のなりかけでしょうか?

ヨウアン 6月10日(火) 21:59
樹皮と全体の様子です。
樹高は3mくらい、
ヤマグワなどと隣り合って、わかりにくくてすみません。
ヒロハヘビノボラズと思って分布を調べると、
中部地方以北が主で、岡山県には隔離して分布が確認されています。
運よく出会えたのでしょうか?
sanpo 6月10日(火) 23:45
ヨウアン様、こんばんは。
私も未見で、『樹木の葉』で確認しながらですが、ヒロハヘビノボラズの特徴と一致すると思います。
珍しいものに出会われて、ラッキーでしたね。
ヨウアン 6月11日(水) 06:57
sanpo様、おはようございます。
ヒロハヘビノボラズ、とご確認下さりありがとうございます。
所長さんの著書『樹木の葉』、私も拝見しています。
この本は私にとって座右の名著、
素人ながら10年以上も樹木の観察を続けてこられたのもこの本のお陰です。
所長さんも言及されていますが、アカジクヘビノボラズ(マルバヘビノボラズ)という品種があり、それと思しきものにも出会ってことに気づきました。後ほど改めて報告させてください。

ヨウアン 6月11日(水) 17:27
上記のヒロハヘビノボラズは林の中でしたが、そこから300mほど離れた日当たりの良い山頂に、アカジクヘビノボラズと思われる一群を見つけました。確かに赤い細い枝が飛び出しています。葉は一回り小さく、2cm〜3cmで、色も明るい緑、樹高は1mほどです、が他の特徴はヒロハヘビノボラズと同じなので、品種レベルでの変異なのだろうと感じました。

ヨウアン 6月11日(水) 17:31
両者のサンプルを比較してみました。
追加のご報告まで、
間違いがありましたら、ご指摘ください。
紅蓮 6月28日(土) 19:32
遅ればせながら失礼します。
ご投稿のお写真は、メギ科のヒロハヘビノボラズで良いと思います。
岡山県内では観察場所の〇佐山付近でしか観られない植物ですね。
品種のアカジクヘビノボラズ(マルバヘビノボラズ)は初見で大変勉強になりました。今度行ったときに探してみようと思います。
ヨウアン 6月28日(土) 22:08
紅蓮さん、ヒロハヘビノボラズとご確認頂き、ありがとうございます。
これまでにも紅蓮さんからは、ヤマトレンギョウ、キビノクロウメモドキなどの希少な植物を教えていただき、感謝しています。
ところで、ヒロハヘビノボラズの岡山県内での分布について、○佐山以外の蛇紋岩地帯にも可能性があるかも知れません。(犬も歩けば棒にあたる?)、珍しい岩石を探すのも趣味なので、万が一見つけたら、ご報告しますね。