お教えください
ryujumihou 5月 1日(水) 00:22

標高400mほどの山間で見た高さ4mほどの木です。葉はサクラの葉に似た鋸歯のある5〜7cmほどのものです。その枝から房状になった蕾が付いています。何と言う木でしょうか、お教えください。コウゾにも似ていますが、雄花らしいものは見あたりません。
ryujumihou 5月 1日(水) 00:25
やや離れて撮影したものです。

ryujumihou 5月 1日(水) 00:26
伸びた枝を手で吊るしたものです。

ryujumihou 5月 1日(水) 00:28
葉の多い部分です。

ryujumihou 5月 1日(水) 00:34
全体像としては、周辺のものが写り込んでいますので、判りにくいものです。どうぞよろしくお願いいたします

sanpo 5月 1日(水) 22:49
ryujumihou様、こんばんは。
クワ科コウゾの雄花ではないでしょうか?

https://ikbird.sakura.ne.jp/1ka/kouzo/kouzo.htm

ryujumihou 5月 2日(木) 00:27
sanpoさま、こんばんは。いつもお世話になります。

ご指摘のように、これはクワ科コウゾの雄花だとおもいます。

先日、この掲示板(52550)で「大船さま」から教えてもらっていたカジノキについて、さっきまで調べていたところでした。調べている時に、今回の質問のもの、すなわち、ご指摘のクワ科コウゾの雄花と思いました。今回の質問のものには、撮ったどの写真を見てもオス花とメス花が同居したもの(すなわち、雌雄同株)が見られませんでしたので、クワ科コウゾの雄花だと思いました。(ちなみに、クワ科ヒメコウゾは雌雄同株で若い枝には両者の雌雄の花が見られるようです)
疑問が解消されたことを、ここの掲示板に書こうとしましたら、sanpoさまのコメントが載っていた次第です。ありがとうございます。
間違いなく、クワ科コウゾの雄花ですね。自信を持ちました。

大船 5月 2日(木) 03:14
納得されたのに恐縮です。
山口県、四国、九州に分布(※)するツルコウゾ(雄株)の検討はお済みでしょうか。

「5月 1日(水) 00:34」の投稿写真の樹形はつる性木本にみえます。ただ葉の形容がはっきりしなかったのでボタンを押せずにいました。もし同種だったら私のみている樹の幹は2-3cmで他の樹に巻き付いてS巻き(左巻き)四方八方に伸びています。7-8mは伸びているようです。

http://aodamo.info/thurukouzo.html
(※)『樹木の葉』

きいよ 5月 2日(木) 08:42
ツルコウゾの葉は基部が心形で、細長な葉の基部付近で幅が最大です。
載せられた葉は、そのように観えず葉の中央付近が幅広で基部は円形のように観えます。
ツルコウゾは外せると思います。
淀川河川敷に自生しているツルコウゾを載せます。

きいよ 5月 2日(木) 08:43
葉裏です。

大船 5月 2日(木) 09:40
添付はツルコウゾですが、個体によっては葉形に幅はあると思っています。どうでしょうねぇ。

sanpo 5月 2日(木) 09:40
皆様、おはようございます。
私も、つる状に見えなくもないことからツルコウゾを検討しましたが、きいよさんがおっしゃるように葉の形状が異なりますので除外した次第です。

大船 5月 2日(木) 09:57
こっちは雌木ですが、きいよさんの貼られたものとほぼ一緒ですね。

大船 5月 2日(木) 10:56
同定とは直接関係ないですが、きいよさん。ツルコウゾの分布ですが、
>淀川河川敷に自生しているツルコウゾ
と書かれています。自生の確認はどうやってされましたか。文献があれば教えてください。
2020年増補改訂版『樹木の葉』の分布記載は前述したとおりです。積読している他の図鑑は樹木の葉以前に発行されたもので、それには『樹木の葉』と同じ扱いです。2020年以降、分布域の北上は有りえますので、裏付けを教えていただくと、『樹木の葉』に手書きしようと思いますので。

ryujumihou 5月 4日(土) 14:33
大船 さま、こんにちは。
ツルコウゾは念頭にないものでした。途中の幹の様子は判りませんが、枝の方はツル性のようにも見えますね。
根の近位部分の幹と葉と思われる拡大写真を載せました。いかがでしょうか?
違う木のものだったらごめんなさい。

くみ 5月 4日(土) 16:14
ツルコウゾやヒメコウゾ、コウゾに比べて鋸歯が粗くかずが少ない様に観えます。枝の皮目や色調も此等と異なります。ツルコウゾではないと思います。

大船 5月 4日(土) 16:35
ryujumihouさま。追加情報ありがとうございます。
>根の近位部分の幹と葉と思われる拡大写真。
を拝見しますと、ツルコウゾを否定する材料は見当たりません。併せて追加写真をよくみると部分的にですがつるはS巻きを思わせます。それとツルコウゾの新葉の葉形は不安定です。6月に入るころから葉形はきいよさんの挙げられた写真の葉形が大勢を占めると思っています。

ヒメコウゾは否定されているので、私も賛成です。コウゾは基本的には立ち性ですから本来他の木に巻き付く必要はないと思っています。このことは数個体観察してのことで、手持ちの図鑑にも記述はありませんし、教科書にしている『樹木の葉』にも巻き付くとの記述はありません。もし部分的にしろその要素があるのなら、慎重な図鑑ですから「ときに巻き付く」と書いてあると思っています。ので、識別のポイントのひとつにしていいと思います。もうひとつ。夏を迎えると、葉は、コウゾのほうがツルコウゾより大きくなりますので、それもポイントにされていいのではと思います。

ということで、ツルコウゾと言い切ることはできませんが、追加情報をいただいて思ったことの感想でした。
ryujumihouさまの追加観察でいい結果が出ることを祈念します。

ウツギに絡んでいるので、見にくいと思いますが、ツルコウゾの感じを貼っておきます。

大船 5月 4日(土) 17:04
くみさん。
5月 2日(木) 09:40の葉は展葉から少し経過したころの葉です。鋸歯数は範囲内と思ったのですが・・。

5月 1日(水) 00:28。5月 4日(土) 14:33の花序ですが、カジノキ属以外に予想される木はなんでしょうか。

ryujumihou 5月 5日(日) 18:09
大船さま、こんにちは。
ツルコウゾンの外観的なイメージがこの写真で判ります。今後注意しながら、見ていきたいと思います。
ありがとうございました。



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