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SAKURAで広角三昧
GEOGRAPHIC
3月30日(月) 08:43
桜を広角撮影 まずは。W-Nikkor·C 2.5cm F4(25mm F4)
1953年に日本光学(現ニコン)が発売したレンジファインダーカメラ用の超広角レンズです。
レンズ構成はトポゴン型(Topogon)を採用
カール・ツァイスの航空写真用レンズの流れを汲む「トポゴン型」の4群4枚構成を採用しています。
歪曲収差(歪み)が極めて少なく、直線が真っ直ぐに写るのが最大の特徴です。
中央にある2枚の凹レンズは厚さがわずか0.45mmしかありません。
当時の技術では加工も組み込みも困難を極め、掃除に羽毛が使われたという逸話が残るほど繊細なレンズでした。
パンケーキレンズのような非常に薄い設計で、カメラに装着してもほとんど突起しません。
約2,800本程度が生産されました。
中心部はシャープ: 開放から中心部は良好な解像力を示しますが、周辺部はトポゴン型の特性上、光量落ち(周辺減光)が発生します。
自然な描写: 超広角ながらパースペクティブが自然で、標準レンズのような感覚で使えると評されます。
絞りによる変化: F8〜F11まで絞ると周辺部まで安定した高画質が得られます
GEOGRAPHIC
3月30日(月) 08:47
Lens NIKON W-Nikkor·C 2.5cm F4
Camera :Sony α7RV
撮影場所 京都 平野神社 魁
GEOGRAPHIC
3月30日(月) 08:50
Lens NIKON W-Nikkor·C 2.5cm F4
Camera :Sony α7RV
撮影場所 京都 平野神社 魁
GEOGRAPHIC
3月30日(月) 08:51
Lens NIKON W-Nikkor·C 2.5cm F4
Camera :Sony α7RV
撮影場所 京都 上品蓮台寺
GEOGRAPHIC
3月30日(月) 08:56
次は、Leitz Hektor 2.8cm F6.3 最終のバージョンのコーティング付きのHEKTOR 28mmです。
Leitz Hektor 2.8cm F6.3 のコーティング付きモデルは、ライカ初の28mm広角レンズとして1935年に登場したシリーズの中でも、戦後の最終生産分(1940年代後半〜1950年頃)に見られる非常に希少な個体です。
最終ロットの仕様: 1950年製造の最終ロットを含む、生産終了間際の個体に純正のコーティングが施されています。
シリアル番号が従来のレンズ後端からレンズ前面(フロント)に刻印されるようになった後期型に多く見られます。
コーティングにより、このレンズの弱点である逆光時のフレアが抑えられ、コントラストと色乗りが向上しています。
ボディキャップと見紛うほどの薄さで、バルナックライカだけでなく、アダプター経由でM型ライカに装着しても極めてコンパクトです。
レンズ構成は、3群5枚のヘクトール型。
F6.3と暗めですが、その分無理のない設計で、中央部は開放から非常にシャープな描写を誇ります。
全生産数は約1万本弱ですが、その大半はノンコートの戦前モデルです。「コーティング付き」の個体は数百本〜程度
中心は鮮明、周辺はドラマチック: 中心部は現代でも通用する解像力がありますが、周辺に向かって光量落ち(周辺減光)が発生し、独特の「妖しい」雰囲気や金属の重みを感じさせる描写が楽しめます。
モノクロ・カラー両対応: コーティング付きはカラーフィルムやデジタルでもヌケの良い写りを楽しめる一方、ヘクトール特有の階調の豊かさはモノクロ撮影でも高く評価されています
GEOGRAPHIC
3月30日(月) 08:58
Lens Leitz Hektor 2.8cm F6.3
Camera :Sony α7RV
撮影場所 京都 平野神社 魁
GEOGRAPHIC
3月30日(月) 08:59
Lens Leitz Hektor 2.8cm F6.3
Camera :Sony α7RV
撮影場所 京都 平野神社 魁
朝陽を浴びた魁
GEOGRAPHIC
3月30日(月) 09:03
3本目は、Carl Zeiss Biogon21mmF4 RF Contax CXマウント
1954年に西ドイツのカール・ツァイスがコンタックスIIa/IIIa用に発売した、35mmカメラ用として初(量産品として)の21mm超広角レンズです。
伝説的な設計者ルートヴィヒ・ベルテレによる5群8枚の対称型構成を採用しています。その完成度は極めて高く、「医学のペニシリン、航空工学のジェット駆動」と並び称されるほどの歴史的発明と評されました。
歪曲収差の極小化: 対称型設計の恩恵により、現代のレンズをも凌駕するほど歪曲が少なく、建築写真などでも直線が真っ直ぐに写ります。
レンズ後部がフィルム面近くまで大きく突き出した設計のため、装着できるカメラに制限があります。
生産本数: 約4,000本。
レンズ構成は、 5群8枚(対称型ビオゴン構成)。
外観: 重厚な真鍮製鏡胴で、40.5mm径のフィルターに対応。ピント合わせや絞り設定はレンズ前面の操作が必要です。
中心部は開放から非常にシャープで、コントラストも良好です。
対称型レンズの宿命として、開放付近では顕著な周辺減光が発生しますが、これが独特の立体感やドラマチックな雰囲気を生みます。
Tコーティングにより、カラーでは深みのある発色、モノクロでは豊かな階調表現が楽しめます
GEOGRAPHIC
3月30日(月) 09:04
Lens Carl Zeiss Biogon21mmF4 RF Contax CXマウント
Camera :Sony α7RV
撮影場所 京都 平野神社 魁
GEOGRAPHIC
3月30日(月) 09:05
Lens Carl Zeiss Biogon21mmF4 RF Contax CXマウント
Camera :Sony α7RV
撮影場所 京都 平野神社 魁
GEOGRAPHIC
3月30日(月) 09:12
最後は、ANGENIEUX X1 35MMF3.5
Pフランスの名門アンジェニューが1940年代後半から50年代にかけて製造した、ライカLマウント(LTM)やエグザクタマウント用の広角レンズです。
ニコンやツァイスの広角レンズが「歪みの少なさ」や「シャープさ」を追求したのに対し、アンジェニューは独特の色彩表現と柔らかさで熱狂的なファンを持ちます。
アンジェニュー独自のレンズ構成呼称です。3群4枚のテッサー型をベースにしながらも、広角化に伴う独自の設計変更が加えられています。
最大の魅力は、カラー撮影時に現れる「暖色系の独特な発色」です。人肌が健康的に、光が柔らかく写るため、フランス映画のような情緒的な描写が得られます。
真鍮製が多い当時のレンズの中で、アルミニウム合金(通称:アルマイト)を多用しており、非常に軽く作られています。
スペックとマウント
マウント: ライカLマウント(L39)が最も有名ですが、エグザクタやアルパ用や希少ですがRF Contax用なども存在します。
初期はノンコートに近いものもありますが、多くは淡いブルーやパープルの単層コートが施されています。
繊細なトーン: 現代のレンズのようなパキパキしたコントラストではなく、中間階調(グレーのグラデーション)が非常に豊かです。
周辺光量落ちと甘さ: 開放では周辺が緩やかに減光し、四隅の解像度が落ちますが、これが被写体を浮かび上がらせる独特の立体感を生みます。
逆光耐性: 現代基準では逆光に弱いですが、入ってきた光が画面全体を白く包む「フレア」も、演出として好まれる要素の一つです
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