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9月30日(木) 19:58
DSC-RX10M4 1/1000sec F5.0 ISO100 ±0EV 
アリスイ
2021年9月24日
福岡市東区香椎御島グリーンウオークベイ周辺
9月30日(木) 19:56
DSC-RX10M4 1/1000sec F4.5 ISO100 +0.3EV 
ハチクマ(幼鳥と思われる個体)
2021年9月21日
福岡市東区香椎アイランドシテイ上空
 9月21日にも8羽の渡りが見られた。高層住宅よりも低い高度で渡っていく個体も見られた。22日以降はハチクマの渡りは確認できていない。 
6月23日(水) 16:26
DSC-RX10M4 1/1000sec F8.0 ISO100 -1.0EV 
クロハラアジサシ(成鳥夏羽に近いと思われる個体)
2021年6月22日
福岡市東区海の中道海浜公園

 緊急事態宣言解除に伴い、再開された海の中道海浜公園をTORIOのみ訪問してみた。福岡のバーダーの方々には馴染みの探鳥地のようであるが、我々はこれまで福岡に帰省した際も訪れたことはなかったことから近くのフィールドを知るという意味で訪れてみたものである。時期的には余り期待できない短時間(14:00-16:00)の訪問であったが、クロハラアジサシの群(最大6羽)、コアジサシの群、ホトトギスなどを確認することができた。
5月 7日(金) 07:07
DSC-RX10M4 1/250sec F4.0 ISO500 ±0EV 
ノゴマ(♂)
2021年5月6日
福岡市香椎・御島グリーンベイウオーク周辺公園部
5月 1日(土) 19:29
DSC-RX10M4 1/250sec F4.0 ISO640 ±0EV 
シロハラホオジロ
2021年5月1日
福岡市香椎グリーンベイウオーク周辺
4月 7日(水) 16:05
DSC-RX10M4 1/250sec F4.0 ISO250 ±0EV 
イカル(成鳥)
2021年4月2日
東京都内


湾岸フィールドノートの終了について

 このたび私どもは東京を離れることになりました。近いうちに出身地の九州に転居いたします。
 このため湾岸F/Nは終了とさせていただきます。 
 2001年3月から「野鳥らんど」に掲載させていただきましたので20年余りお世話になったことになります。 また、フィールドで御世話になったり、ブログを御覧いただいた皆様にも本当にお世話になりました。この場を借りて心より厚く御礼申し上げます。
 我々も既に高齢者ですが、転居先でも、近場での探鳥は続けると思いますし、落ち着いた後に、別の形で発信ができれば、またお会いできるかもしれません。
 ひとまず、湾岸F/Nの終了とこれまでの御厚誼に対する御礼の御挨拶を申し上げます。

                         2021年4月7日
                         Torio & Toriko




1月 3日(金) 22:55
Canon EOS 7D 1/640sec F5.6 ISO100 -0.3EV 
オニアジサシ(若鳥)
2020年1月3日
船橋三番瀬海浜公園(船橋側堤防上)


【2020年1月3日】

※船橋三番瀬海浜公園(8:30〜14:20)<11:00-11:50は休憩>
 オニアジサシが越冬中らしいとの情報をいただき、久しぶりに船橋三番瀬海浜公園に出かけた。好天で風も弱かったこともあり、また周辺の方々から情報もいただき、オニアジサシの他、比較的近距離で水鳥類を見ることができた。到着時はまだ干潟がいくらか残っていたものの、多くのシギ・チドリ類は休息場所の船橋側堤防に移動し始めているところであったが、午後1時頃からは再び干潟が広がり始めた。また、カモメ類は特記したズグロカモメを除くと午後になってセグロカモメが70羽を超えた他、カモメ、ウミネコ、ユリカモメが少数確認できた。なお、沖合いのスズガモ群近くにアビと思われる個体も教えていただき、我々もそれらしきものを視認できたが断定できなかったことから参考記録に留めておきたい。

〇ホオジロガモ            3羽(♂成鳥1羽、♀タイプ2羽。船橋側堤防内水面など。このうち♀1羽は堤防上のしぎ・チドリ群に混じって休息した)  
〇ビロードキンクロ          1羽(♂成鳥1羽。船橋側堤防水面のスズガモ群中に見られた。休んでいたが、正午前には起きて水浴・羽繕いなどを行っていた。また、午後2時頃には堤防付近で盛んに潜水を繰り返して採餌行動を取っているのが観察できた。なお、同一個体と断定はできないが、船橋側堤防水面のスズガモ群に混じるビロードキンクロの成鳥♂は2003年3月には確認されており、その後も毎年観察されている)
〇ウミアイサ             5羽(♂2羽、♀タイプ3羽。干潟周辺や船橋側堤防水面内など)
〇ズグロカモメ            1羽(干潟周辺や堤防上。成鳥。干潟の出現している時以外も堤防上から飛び立って浅水域を飛翔しているのが観察できた。なお、2羽いた可能性もあるが、堤防上にて休んだのは1羽であった)
〇オニアジサシ            1羽(若鳥と思われる個体。船橋側堤防上に他の水鳥とともに休息したり、飛び立って採餌行動を行ったりしていた。ミヤコドリ群に埋もれるように舞い降りて休むことが多かった。午前9時半頃、午前11時45分頃、午後1時35分頃の3回ほど、飛び立って東方向に移動し、船橋港口・茜浜付近で急降下して採餌行動と思われる様子も遠望できた。飛び立って帰還するまでの時間は20分から50分と一定ではなかった。また、飛び立つ方向も浦安・葛西方面に向かう場合もあるとのことであった。我々の観察時間中は干潟へ舞い降りることはなかった。正午過ぎに帰還してから1時間半近くは脚を曲げて堤防上で比較的長時間休んだ。午後2時過ぎに帰還した際は、すぐに堤防に戻らず、堤防南側の水面に4回ほどダイビングするような形で水浴するような行動が見られた。撮影した映像からは、尾羽などに黒色味が残り、また、翼上面にわずかに幼羽のようなものも見られたことから、昨年生まれの若鳥と思われ、昨年秋ごろから三番瀬や葛西臨海公園などでも目撃されている個体と推測される) 
〇ミサゴ               3羽(周辺杭上など。通称、貝殻島に舞い降りている個体も見られた他、ハヤブサと絡んだ個体もあった)
〇ハヤブサ              2羽(堤防上など。午後零時半過ぎに水鳥群から200m以上離れた同じ堤防上に成鳥♂♀のペアと思われる2羽が舞い降りているのに気付いた。シギ・チドリ類を狙っているものと推測したが、午後1時頃に近傍をミサゴが通過したことから、これと絡む形になった。なお、午前10時前には船橋港側鉄塔上に休止するチョウゲンボウと思われる個体も遠望できた)
〇ミヤコドリ            408羽(正面干潟と堤防上。午前9時頃のカウント数)
〇シロチドリ           約20羽(正面干潟上など。到着直後の干潟上には2〜3羽確認できたのみであった。正午頃の堤防上に休んでいるシギ・チドリ群中にも本種は確認できなかったが、午後2時頃に船橋港側から飛来する約20羽の個体群が確認できた)
〇ダイゼン              63羽(正面干潟など。午前9時半過ぎのカウント数)
〇ハマシギ            786羽(正面干潟など。午前10時頃のカウント数)
〇ミユビシギ             61羽(正面干潟など。午前9時半過ぎのカウント数)
〇ダイシャクシギ            5羽(堤防上で集まって休む様子が見られた。昨年は葛西臨海公園で確認されていた個体群が移動したものと思われる) 
〇タヒバリ               4羽(後背地。芝生上)
〇ツグミ                2羽(後背地) 
〇オオジュリン           約10羽(後背地アシ原内。小さいアシ原に比較的多くの個体が見られた)

以上

10月26日(土) 20:29
DSC-RX10M4 1/1000sec F5.6 ISO100 ±0EV 
コミミズク
2019年10月26日
葛西臨海公園(渚周辺上空)


【2019年10月26日】

※葛西臨海公園(7:50〜14:40)
 昨日は関東沖を北上する台風21号と南岸を東進する低気圧の影響で、千葉県内では半日で300ミリ近い豪雨となり河川の氾濫なども起こったが、当地でも150ミリ程度の大雨となり、朝方は公園内のあちこちで水が湧き出していた。到着時は干潮間際で、午前9時半頃の干潮を過ぎた後は徐々に潮位が上がった。最初に公園中央部・西部を回った後、午前9時ころから渚橋を渡って西渚にて渚周辺の探鳥を行った。約2時間ほど渚周辺の探鳥を行った後、鳥類園に移動し淡水池・汽水池周辺で探鳥を行って切り上げた。運よく久しぶりに飛び回るコミミズクを見ることができた。また、シギ・チドリ類もまとまった数を見ることができた。ジョウビタキをようやく初認できた他、アカゲラ、ムシクイ等も確認できた。クロハラアジサシに代わってアジサシが見られた。東西渚間水路内のヒドリガモ群は50羽となっていたが、ヨシガモは確認できなかった。ヒヨドリの大きな渡りの群が目立った他、アオジ、ウグイスなどの地鳴きも聞けて冬鳥も多くなってきているようであった。主なものは次のとおり。

〇アジサシ             1羽(西渚水面内の棒杭上。若鳥と思われる個体。100m以上の距離があった。ユリカモメとともに時折舞い上がることもあった。当地では本種が秋に見られることが年々少なくなってきている印象である) 
〇ミサゴ              3羽(東渚・西渚周辺。午前10時頃に同時に3羽を確認できた)
〇トビ             約15羽(渚周辺など。鳥類園内にもよく進入し帆翔していた)
〇ノスリ              1羽(汽水池。午後1時頃にマツなどに休止している個体が確認できた)
〇ヒクイナ             2羽(淡水池。午後1時半過ぎに2羽がアシ原から飛び出して追いかける行動を取るのを見ることができた。短時間であったが、鳴き声も聞こえ、きちんと視認できた)
〇シロチドリ          約20羽(西渚干潟上など。午前9時頃から約1時間ほどは西渚干潟上でハマシギ群などとともに散らばっていた。午前9時半頃の西渚内のカウント数は19羽であった)
〇トウネン             2羽(西渚干潟上。ハマシギ群中に混じっているのが確認できた)
〇ハマシギ            45羽(西渚干潟上など。午前9時半頃の西渚内のカウント数は45羽であった。午前10時頃には東渚側にシロチドリ群とともに移動してしまった)
〇アオアシシギ           3羽(東西渚間水路付近や東渚内。本日は汽水池には飛来しなかったようであった)
〇ダイシャクシギ          2羽(東渚内。午前10時頃に同時に2羽が確認できた)
〇ホウロクシギ           1羽(西渚内。午前9時頃は西渚干潟西側で採餌行動を取っていたが、その後干潟内を飛び回ったりした。午前10時過ぎに東渚側に移動してしまった) 
〇コミミズク            1羽(渚周辺。午前10時半頃にカラスに追われて荒川河口方面から西渚上空に飛来する個体を見つけた。その後もカラスに追われて5分ほど水路上空や東渚アシ原周辺を飛び回る形となったが、旧江戸川河口方面に飛び去り見えなくなった。当地では毎年のように東渚調査などで確認されているようであるが、夜行性ということもあり目撃する機会は少なく、我々が見ることができたのは久しぶりであった)
〇カワセミ             2羽(汽水池、淡水池)
〇アカゲラ             1羽(公園中央部。鳴き声が聞こえたことから探してみたところ、コナラを中心としる樹林内を移動しながら採餌する様子が確認できた。♀成鳥と思われる個体であった。なお、正午頃には観察センター近くの汽水池南側樹林地付近でも鳴き声が聞けたので、あるいは2羽が留まっている可能性もあると思われる)
〇コゲラ              4羽(公園中央部・西部、汽水池周辺)
〇セグロセキレイ          2羽(汽水池。午前11時半頃には2羽が並んで行動していた)
〇タヒバリ             3羽(西渚草地周辺。大雨で水たまりができており、その周辺で見られた他、堤防周辺でも声が聞こえた)
〇ジョウビタキ           3羽(公園西側。いずれも♀タイプ。小群として移動しているようであった。ピラカンサの果実をついばむ行動も見られた)
〇メボソムシクイ(オオムシクイ)  1羽(公園中央部。頭央線は見られず色合いからメボソムシクイ類と思われ、ジツ・ジツという比較的強い地鳴きからオオムシクイと判断した) 

以上


12月30日(土) 16:52
Canon EOS 7D 1/400sec F5.0 ISO500 -0.3EV 
カラムクドリ(♂)
2017年12月30日
谷津干潟(北側周回路付近)


【2017年12月30日】

※谷津干潟(10:00〜12:20)
 久しぶりに湾岸フィールドに出掛けることとなった。まずは、カラムクドリが見られているとのことで谷津干潟に出掛けた。到着時は干潮で、いくらかハマシギ群も飛来していた。カモ類は特に変わった種類は見られず、アオサ除去のせいか例年よりはヒドリガモが少なかった。カラムクドリは引き続き滞在していてくれた。主なものは次のとおり。

○ヨーロッパトウネン                      1羽(北側干潟中央部。正午前にハマシギ群中に混じっているのが確認できた。幼羽が残っているようであった。逆光気味で観察条件は良好とは言えなかったが本種と判断した)
○ハマシギ                         約400羽(到着直後に干潟西端部に群が集結しており、カウントしたところ388羽であった。他種は混じっていなかったが、青白フラッグ付の個体も確認できた。正午頃にかけて潮位が上がるに伴い、いくつかに分かれて、干潟中央部・東側に移動するのが見られた)
○セイタカシギ                          11羽(北側干潟中央部。午前11時過ぎに集結して休んでいるのが見られた。その後は採餌行動を取ったり、コガモ・オナガガモ混群中で休んだりしていた。久しぶりにまとまった数の本種が湾岸フィールドで見られた) 
○コゲラ                               2羽(後背地。谷津バラ園付近。シジュウカラ、エナガ、メジロと混群を形成しながら移動していた)
○ツグミ                               4羽(後背地。ピラカンサの果実に飛来する個体が比較的よく確認できた)
○エナガ                             約10羽(後背地)  
○カラムクドリ                           2羽(いずれも♂と思われる個体。北側周回路西端の展望デッキ付近のピラカンサの果実に間歇的に飛来していた。ピラカンサ・ウバメガシが混じった生垣付近のため小枝が被さることも多かった。採餌後も生垣付近に一時的に留まることもあったが、採餌場所を離脱する際には、ムクドリに似た小さい声をあげた後、アシ原上を飛翔して干潟南側の高速道路近くの落葉したニセアカシア、常緑のマテバシイの植栽地付近飛び去り、マテバシイ周辺で休んでいるようであった。北側周回路や西側周回路にも多くの果実を付けたピラカンサが見られたが、我々の探鳥中は展望デッキ付近のピラカンサにのみ飛来していたようであった)

以上。

7月15日(土) 19:12
Canon EOS 7D 1/640sec F6.3 ISO100 -0.3EV 
コグンカンドリ(幼鳥)
2017年7月15日
葛西臨海公園(鳥類園南側水路護岸上空)


【2017年7月15日】

※葛西臨海公園(7:45〜14:00)
 到着時は満潮で、その後徐々に潮位が下がり正午過ぎ頃からは干潟が大きく広がった。最初に公園中央部を経由してクリスタルビュー付近から渚周辺を遠望した後、アメダスポイントに回った。昨日コグンカンドリが観察されているということで水路周辺を中心に探索したものの見当たらなかったが、午前9時過ぎの観察センター開館に合わせてセンターに上ったところ汽水池南側護岸上空にコグンカンドリを見つけることができた。その後はコグンカンドリを確認しながら観察センターや水路護岸を中心に探鳥し、正午前からは西渚に出向いた。先週確認したカラシラサギは見ることができなかったが、コムクドリの群は引き続き見られた。西渚には久しぶりに幼鳥連れのコアジサシ群が集結しているのが見られた他、ウミネコ群中には今年生まれの幼鳥も5羽混じっていた。主なものは次のとおり。

○カンムリカイツブリ                           2羽(東西渚間水路や西渚北側水路付近など)
○コグンカンドリ                              1羽(鳥類園南側水路護岸上空など。昨日から見られているとのことであった。いただいた情報によると昨日午前8時頃に発見され、夕方まで旧江戸川河口から荒川河口にかけて帆翔していたのが観察されたとのことであった。本日は午前9時過ぎから探鳥を切り上げるまでの午後2時頃まで、ほぼ鳥類園南側水路護岸上空付近に見られた。頭部が白いことから幼鳥であることは容易に判別できたが、コグンカンドリかオオグンカンドリかは自信をもって判断できないものの、大きさや嘴長などからコグンカンドリと判断した。なお、遠方からの観察となったが、西渚で探鳥中に旧江戸川河口付近に降下し、再上昇した際に魚を捕らえていたことから採餌行動を取ったものと思われた。この魚を空中で放り出して再度くわえ直して食べる様子が観察できた。本種は当地では2〜3回の観察記録があると思われるが、我々が当地で観察できたのは初めてであった。なお、我々の湾岸フィールドでの本種の観察は2004年6月19日の船橋三番瀬海浜公園での記録に次いで2回目となった)
○コアジサシ                             約50羽(西渚干潟など。幼鳥が30羽近く見られ、幼鳥に給餌するのが見られた) 
○ヒメアマツバメ                              1羽(汽水池上空)
○イワツバメ                                2羽(汽水池上空と公園中央部上空で確認できた)
○コチドリ                                  7羽(汽水池。幼鳥も見られた)
○シロチドリ                                 4羽(東渚干潟上)                
○コゲラ                                   1羽(鳥類園観察センター付近)
○コムクドリ                              約30羽(汽水池周辺。観察センター周辺で数羽から10羽程度の群が見られた。樹木内に潜り込む傾向が強く観察しづらかったが熟し始めたミズキの果実に飛来している個体も見られた)

以上。


6月24日(土) 23:20
Canon EOS 7D 1/1000sec F7.1 ISO100 -0.3EV 
ハシブトアジサシ(同一個体)
2017年6月24日
葛西臨海公園(鳥類園南側水路干潟上空)
この数年、三番瀬や豊砂海岸、中央防波堤埋立地などでの観察事例はあったが、当地では長期間観察されておらず約10年ぶりとなる。干潟でカニ類を捕えていたようであった。
6月24日(土) 17:02
Canon EOS 7D 1/1000sec F7.1 ISO100 -0.3EV 
ハシブトアジサシ(第2回夏羽と思われる個体)
2017年6月24日
葛西臨海公園(西渚北東端水路干潟上空)
後方は葛西臨海水族園のガラスドーム


【2017年6月24日】

※葛西臨海公園(9:45〜13:45)
 本日の午前11時頃の干潮時の潮位はマイナスで、到着時は既に大きく干潟や浅水域が広がっていた。最初にアメダスポイントから渚周辺を遠望した後、鳥類園観察センターに向かい探鳥した。観察センターからの遠望で東渚上空に思いがけずハシブトアジサシを見つけ、その後は水路沿いや正午過ぎからは西渚観察ポイントに回りハシブトアジサシを中心に観察した。水鳥類は種類・数ともに少ない状況が続いており、シギ・チドリ類はほとんど見られなかったが、当地でのハシブトアジサシ確認は久しぶりであった。主なものは次のとおり。

○カンムリカイツブリ                           3羽(東西渚間水路付近や西渚)
○ハシブトアジサシ                            1羽(鳥類園南側水路干潟など。第2回夏羽と思われる個体。午前10時過ぎから午後1時15分過ぎまで断続的に確認できた。午前10時過ぎに観察センターにて東渚方面を遠望していたところ、東渚干潟上を北東方向に下面を見せて飛翔するアジサシ類が見られ、翼下面パターンと短尾の特徴から本種と判断した。すぐにアメダスポイントに急行し、東渚・水路干潟方面を遠望したところ、午前10時半頃には鳥類園南側水路干潟上に降りているのが確認できた。その後、間もなくして飛び立ち、水路干潟周辺で急降下を繰り返す独特の採餌行動を取ったが、水路付近を飛び回った後、東渚方面に飛び去って一旦見失った。その後も、正午前まで断続的に東渚干潟上空や西渚北東端水路側干潟で採餌行動を取るのが遠望できた。午後零時45分頃には再び鳥類園南側水路干潟に出現し盛んに採餌行動を取り、一時的に西渚北東端水路側干潟や東渚北西端水路側干潟にも飛来したが、水路干潟が狭まった午後1時15分過ぎに幾分高度を上げて東渚上空を越え、沖合い干潟上に達した後若洲海浜公園・中央防波堤埋立地方向に飛び去った。最初は成鳥夏羽のように思われたが、初列・次列に褐色味を帯びた羽根がかなり残っており、第2回夏羽と判断した。当地でのハシブトアジサシは久しぶりで、2007年7月22日以来である。また、6月の記録は2004年6月26日の成鳥夏羽以来で2回目である)
○コアジサシ                               3羽(午前10時半頃のカウント数。東渚付近の浅水域上に遠望できたが、干潮時刻以降は確認できなかった)
○ミサゴ                                  1羽(東渚沖杭上)
○ヒメアマツバメ                             2羽(汽水池上空など)
○イワツバメ                               8羽(駅周辺の高架施設付近。巣立ち雛を連れた家族のように思われた)
○シロチドリ                               2羽(渚周辺)                
○コゲラ                                 3羽(鳥類園観察センター付近。続けて移動するのが見られた。営巣した可能性もあると思われた)

以上。


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