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【革命のエチュード】 ショパン

札幌の「羊ケ丘通り」という片道3車線の広い道を街の方に向かって進み 昔 羊が のどかに草を食べていただろう丘を過ぎると 大きな大きな銀色に輝く物体が見えてくる

まるで、円盤をひっくり返したような「札幌ドーム」

夏の夕方、この道を走ると まるで夕日に向かって走っているよう、、、BGMはショパンの「革命」

夕日って淋しいものって思っていたけれど 夏の夕日はとても力強く生命力を感じ、エネルギーを与えてくれる

ドクドクと胸が高鳴る...
もう少し頑張るから
そう君と約束しよう
【マイム・マイム】


炭が静かに燃える音や匂いが とても好きです
時々 一本の炭が炎の中でパチッと割れて火花が散り 囲いの中で小さな反乱を起こす

火鋏で炭を積み上げる...

ゆらゆら立ち上る炎をぼーっと見ていたら
小さな携帯ラジオから「マイム・マイム」が聴こえてきたよ

キャンプファイヤー、盆踊り、学祭の前夜祭...

あなたにも切ない思い出があるでしょうか
【雨だれ】 ショパン


キッチンの窓から
小鳥の鳴き声がする

雨の昨日はどこで 
鳴いていたのかな

羽根をやすめて 
声もひそめていたんだね

雨の日も 
ほんの小さな小鳥さえ
飢えることなく
生きてるね

ただ生きているだけで
いいんだって

そう思う日もあり
思えない日もある

何かを誰かを求めて
生きている
【ピヒラヤの花咲くとき】 シベリウス

羊は 
ひひ〜んとは啼かず

立ち昇らずに 
雨は降る

そんなあたり前のこと
気づいて 

今日も頑張る

【ヴォカリーズ】 ラフマニノフ


弦弾きが
愛おしい女(ひと)を
抱くように
楽器に命を与え

ピアノ弾きが 
命を紡ぐ...

7月 風はぴたりと止み
北の街にも夏が来た

帽子を被り庭の芝生に
水撒きをしよう
【新世界】 ドボルザーク


メイフラワー号に乗り込み、大海原を渡り
新世界 アメリカ大陸に渡った人々がいます

今、女性が当時の衣裳や家具に憧れを抱き
カントリースタイルを真似したりしていますが

男性はどうでしょう

新世界に夢をたくして
船に乗り込もうという人がいるでしょうか

無謀と言われても、不安に付きまとわれても
男のロマンには勝てない 何かに挑戦し立ち向かう

いつも私は、その勇気やガムシャラなところに
惚れてしまいます

【転成への序曲】 NABECHAN


空が青く澄んでいなくて
よかった...
海がキラキラ輝いていなくて
よかった...

素敵すぎる思い出
ばかりだったら
もっと悲しいことが
起こったね

夕刻に立ち
老いた母を思う

思いながらも流されて
流されながらも
思うことが

私にできる唯一のことかと
また思う


【Walk out to Winter】 Aztec Camera


午後から冷たい雨が降り

雨が大粒の氷雨にかわり
すざましい音をたて
屋根やアスファルトを
打ちつけた


ポプラは だまって
まっすぐに立っている


笑って踊って泣いて

そんなことをくり返し
生きている

【ふるさと】



夕べ、新米を送ったからと
母から電話がきました


ねぇ、お母さん

うちのお米が きのう
1合しかなかったって

どうしてわかったの

【激流】 カスキ



アスファルトに打ちつける
大雨(あめ)を
ただ呆然と見ていた

のみ込まれないよう
流されてしまわぬよう

静かに凪を待つ

【クリスマス・イヴ】  山下達郎


手稲山の紅葉に
うっすらと雪が降り積もり
街の木々には
たくさんのイルミネーション
もうじきジングルベルの季節だね

あなたのコートのポケットに
手を入れて歩いてた
鋪道には
銀杏の葉っぱが舞っていた

どこか暖かい場所を
探していたはずなのに
あの時のあのポケットが
一番あったかな
幸せな場所だった

【ステリアンヌ・なぐさめ】 ブルグミュラー


暮ゆく部屋のカーテンを引き 
むかう鍵盤

スティリアンヌはこういう女かしら
いいじゃない? 
私 好きなの

そして「なぐさめ」
dolce lusingando                                人はこんなにも 
やさしくなれるのね

爪 治ってきたね
そう気にかけてくれる
少年がそばにいて 


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