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【ふるさと】
由
夕べ、新米を送ったからと
母から電話がきました
ねぇ、お母さん
うちのお米が きのう
1合しかなかったって
どうしてわかったの
【激流】 カスキ
由
アスファルトに打ちつける
大雨(あめ)を
ただ呆然と見ていた
のみ込まれないよう
流されてしまわぬよう
静かに凪を待つ
【クリスマス・イヴ】 山下達郎
由
手稲山の紅葉に
うっすらと雪が降り積もり
街の木々には
たくさんのイルミネーション
もうじきジングルベルの季節だね
あなたのコートのポケットに
手を入れて歩いてた
鋪道には
銀杏の葉っぱが舞っていた
どこか暖かい場所を
探していたはずなのに
あの時のあのポケットが
一番あったかな
幸せな場所だった
【ステリアンヌ・なぐさめ】 ブルグミュラー
由
暮ゆく部屋のカーテンを引き
むかう鍵盤
スティリアンヌはこういう女かしら
いいじゃない?
私 好きなの
そして「なぐさめ」
dolce lusingando 人はこんなにも
やさしくなれるのね
爪 治ってきたね
そう気にかけてくれる
少年がそばにいて
【夏の夜の牧歌】 メリカント
ヘウ
たとえば
お祭りの屋台で
焼きトウモロコシなんか
買っている時に
出会ってしまったら
そこが私の思い出の場所
たとえば
夏の夜空に
ドカ〜ンと上がった
花火を見上げて
肩がふれただけでも
それが私の思い出になる
ずっとじっと動かないので
きっとそっと触れたら
ふあふあしているかな
それとも...
ヤケドしちゃうかもね!
【美しき青きドナウ】 ヨハン・シュトラウス
ヘウ
晴れた日曜の朝
部屋いっぱいに流れる
銀色の波が優雅に跳ねる
この曲を聴いた日は
穏やかで幸せな1日になるだろう
【音と香りは夕暮れの大気に漂う】 ドビュッシー
由
なんどもなんどもきく
きいてはかきかいてはけす
そしてわたくしは
ことばにできぬふうけいと
つたえることのできない
ことばがあることをしる
【忘れられたワルツ】 リスト
由
ドキドキッとしたことや
つ〜んと泣いたときや
ひまわりのように笑ったとき
なんでも忘れずにいたから
こんないっぱいの感情がうずまいている
【風になりたい】 THE BOOM
由
あなた以上に優しい人は他には知らないから
南行きのキップを買ってみたくなりました
あなたにとっては迷惑なキップかしら
私は今
ふうわりあなたの肩に舞い落ちる
花びらのような
やさしい風になりたいのです
【マイ・ファニー・バレンタイン】
由
編んでみた マフラー
買ってみた チョコレイト
水色の便箋に
何度も書き直した手紙を
花の香りの封筒に入れ
「春はもうすぐそこまできています」
それだけをそっと伝えたかった
マイ ファニー バレンタイン
そう あの日も雪でした
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