天皇の一覧-3 emisan 2017- 1-17 Tue 08:08
第10代・崇神天皇以降を実在確実とする説
第10代・崇神天皇から第14代・仲哀天皇までは、実在説と非実在説があったが、現代では崇神天皇が実在可能性がある最初の天皇とされている。
日本史研究の立場からは和風諡号が同一であること、事跡の共通点などから
崇神天皇を初代天皇、あるいは神武天皇と同一人物であるとする説が有力である。初代・神武天皇から第9代・開化天皇までは、非実在説が有力である
(但し安本美典など実在を主張する学者もいる。また、古田武彦は神武天皇の
大和朝廷を九州の邪馬台国の分家であるとする)。
なお、第2代綏靖天皇から第9代・開化天皇までは、『日本書紀』に『旧辞』的記述(事績等に関する記述)がないため、欠史八代(闕史八代)と呼ばれる。

第15代・応神天皇以降を実在確実とする説津田左右吉によって、
3世紀後半から4世紀初めにかけて在位したとされる第15代・応神天皇が
初代天皇とされ、それ以前の天皇の実在を否定する学説が提示され、
第二次世界大戦後、歴史学の主流となった(「欠史十三代」)。連合国の指導の下で、津田の主張が採用され応神天皇以前の天皇の名前が歴史教科書から全て削除されたが、その後矛盾点が多数発見され、「欠史十三代」から「欠史八代」へと津田左右吉の説は変貌した。
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