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本の話 らむちぃ 7月22日(月) 06:56
 sudoさん、おはようございます。
体調の方も回復されたとの事で、良かったですね。
 最近は読書三昧だそうですが、何を読まれているのでしょうか?

 私は最近文庫化された米澤穂信「黒牢城」と三笠宮彬子女王「赤と青のガウン」を読みました。
 「黒牢城」は有岡城に籠城する荒木村重が、地下牢に監禁した黒田官兵衛に知恵をもらいながら、城内で起こる怪事件を解決するミステリー物ですが、歴史上の事実もしっかりと描かれていて、歴史小説でも通用すると思います。

「赤と青のガウン」は、はたして宮様とはどんなものを描くのかと手に取りましたが、英国留学中の話が軽妙なタッチで紹介しているエッセイ集です。率直な文章で、エッセイエストさながらの、なかなか楽しい話です。

sudo 7月22日(月) 15:25
らむちぃ さん、こんにちは。
私は読書三昧という程読書に没頭しているわけではありませんが、
先日、中公新書の”日ソ戦争”という本を読みました。
昭和20年8月9日以降の、満州、樺太、千島列島における日ソ間の戦争のことが書かれています。その中に、吉村昭の短編の”手首の記憶”と”烏の浜”に、樺太の看護婦の集団自殺のことや、樺太からの引き上げ民のことが書かれていると記されていました。これらの短編は、吉村昭の”総員起し”の中に収録されていて、私は20〜30年前に読んでいるのですが、全然記憶になかったので、読みなおしてみました。
吉村昭の作品は全て読んだつもりになっていましたが、他にも改めて読み直してみようと思っています。
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