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サントリー美術館でやってる宮川香山展、チラシの写真につられて見てきました。
香山というのは京都から横浜に移って真葛焼という焼き物を作っていた超絶技巧の人です。作品は海外に出て行ってしまったのと空襲で工房が壊滅して途絶えため国内では評価されてこなかったようです。
前半は壷の表面にこれでもかというくらい飛び出した浮き彫りで超リアルな鳥や獣を表現したデコラティブな作品がずらーっと。
後半はうってかわって繊細な色調にやはりリアルな絵が描かれた磁器がじわーっと迫ってきます。
チラシの猫なんか肉球や歯までみっちり作り込まれてました。東照宮の眠り猫が覚醒したところだそうです。微妙に表情が違う同じ猫が水指と香炉にあって、他にもちょこちょこ猫がモチーフの作品がありました。
キーホルダーと根付けのグッズが売っていて、いまいち可愛くなかったけど根付けを買ってしまいました。
動物好きならちょっと見に行ってもいいかな？と思います。４月１７日までやってます。