家に帰って読んだ新聞で、パラリンピック・パリ大会 競泳男子50m平泳ぎ(運動機能障害)に出場した日本の鈴木孝幸選手(37)が、金メダルを獲得したことを知りました。 その29日付夕刊 東京新聞が、幼少の頃から鈴木選手に保育園の広場で遊び、プールで泳ぐことを勧め、健常者が多数派の社会で生き抜く力を付けてくれたとして「亡き里親へ 感謝の金」との見出しで、こう報じていました。 「生まれつき両手足欠損の障害があり、1歳ごろから小松洋さん(里親)の元で暮らし始めた。幼少期は生活の一つ一つが挑戦。3本の指でスプーンを持つこと、はさみを使うこと…。小松さんは『できることは自分で』と見守り、心から褒めてくれた」と。 里親の小松さんは、前パラリンピック東京大会での鈴木選手のメダル獲得の喜びをともにし、パリ大会を前にした一作年 89歳で亡くなられたそうです。 障害に負けるなと励まし続けた小松さん。その期待に金メダルでしっかり応えた鈴木選手。両者から、大事なことを教えられたような気がしました。
7月中旬以降、記録的な猛暑、大雨、それに思いもしない「巨大地震注意」を発する地震など、不安定な天候が続いています。この半月、私は、通院など欠かせない行動以外の外出を避け、家に閉じこもりました。異常とも言える気候変動は、私の体調保持にも影響しています。最近、高齢者の支援、介護のデイケアに初参加。同世代の人たちと簡単な体操や運動、色鉛筆画、連想ゲームなどの交流を始めました。私が声をだして、みんなと一緒に歌謡曲「瀬戸の花嫁」や「銀座の恋の物語」を歌っている顔を、ご想像ください。戦前・戦中生まれでも、まだ大丈夫です。 みなさん、なにかと ありがとう。ともに頑張りましょう。
その直接の影響とは言えませんが、家でも、外でも、ちょっと動くと、酸素吸入器を使っていても、すぐ息切れがする。このことを25日の経過観察で主治医に話しました。先生が肺の機能検査をすぐやるようにと心電図室に指示。この検査結果から先生の診断は、機能の動きが正常値80%以上であるのに、私の数値は60%。総じて 高齢であることを考えても「ちょっと悪い」と受けとれる内容でした。 体を動かすこと、軽い運動を続けることが、体調を維持するうえで大事。私の希望でもある高齢者福祉・介護のディサービスセンターへの入所時必要な書類に、先生がサインしてくれることになりました。その手続きはスムーズ。8月から週1回午後にセンターのプログラムに参加。軽いトレーニングや散歩、趣味の活動を、高齢の仲間たちに加わって実行することになりました。もちろん、猛暑が去ったなら、川辺にも出かけます。
異常気象や梅雨前線の影響でしょうか、梅雨入りした先月下旬以降、各地で危険な酷暑、大雨が止むことなく続いています。私みたいな天候に左右される高齢、病弱者には、体力を維持するうえで少なからぬ悪影響を及ぼしているような気がします。私は、7月になって、夕方、ウオーキングのあとに息苦しくなって、病院に駆け込んだり(2日)、体調が悪くて、逆に病院へ行かず、経過観察の診察予約日を変えてもらったり(6日)。ちぐはぐな日がありました。 これでは、いけない。 足腰の運動ができるディケアの施設に相談しても満席。ならばと、自転車のようにペタルを踏んで足腰を鍛える「電動ルームサイクル」なる機器を購入。体全体を動かすプログラムのある柔らかいドッチボールみたいな「ソフトギムニク」なるものも用意。さあ・・「雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏のあつさにも負けぬ 丈夫な体…」をつくれるか、どうか。ためされることになります。
梅雨前線の影響により各地で警報級の嫌な高温、大雨が断続的に続いています。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。私は、先月24日にやってもらった胃の内視鏡検査の結果が、担当医(外科医)からすぐに「異常は認められない」との診断であることを聞きました。ひとまず安心したものの、胃が重苦しく、食欲もないなどの症状が、いまも続いています。