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札幌の「羊ケ丘通り」という片道3車線の広い道を街の方に向かって進み 昔 羊が のどかに草を食べていただろう丘を過ぎると 大きな大きな銀色に輝く物体が見えてくる

まるで、円盤をひっくり返したような「札幌ドーム」

夏の夕方、この道を走ると まるで夕日に向かって走っているよう、、、BGMはショパンの「革命」

夕日って淋しいものって思っていたけれど 夏の夕日はとても力強く生命力を感じ、エネルギーを与えてくれる

ドクドクと胸が高鳴る...
もう少し頑張るから
そう君と約束しよう
4/ 6(金)


炭が静かに燃える音や匂いが とても好きです
時々 一本の炭が炎の中でパチッと割れて火花が散り 囲いの中で小さな反乱を起こす

火鋏で炭を積み上げる...

ゆらゆら立ち上る炎をぼーっと見ていたら
小さな携帯ラジオから「マイム・マイム」が聴こえてきたよ

キャンプファイヤー、盆踊り、学祭の前夜祭...

あなたにも切ない思い出があるでしょうか
4/ 6(金)


キッチンの窓から
小鳥の鳴き声がする

雨の昨日はどこで 
鳴いていたのかな

羽根をやすめて 
声もひそめていたんだね

雨の日も 
ほんの小さな小鳥さえ
飢えることなく
生きてるね

ただ生きているだけで
いいんだって

そう思う日もあり
思えない日もある

何かを誰かを求めて
生きている
3/27(火)

羊は 
ひひ〜んとは啼かず

立ち昇らずに 
雨は降る

そんなあたり前のこと
気づいて 

今日も頑張る

3/27(火)


弦弾きが
愛おしい女(ひと)を
抱くように
楽器に命を与え

ピアノ弾きが 
命を紡ぐ...

7月 風はぴたりと止み
北の街にも夏が来た

帽子を被り庭の芝生に
水撒きをしよう
3/27(火)
【新世界】 ドボルザーク


メイフラワー号に乗り込み、大海原を渡り
新世界 アメリカ大陸に渡った人々がいます

今、女性が当時の衣裳や家具に憧れを抱き
カントリースタイルを真似したりしていますが

男性はどうでしょう

新世界に夢をたくして
船に乗り込もうという人がいるでしょうか

無謀と言われても、不安に付きまとわれても
男のロマンには勝てない 何かに挑戦し立ち向かう

いつも私は、その勇気やガムシャラなところに
惚れてしまいます

3/26(月)


空が青く澄んでいなくて
よかった...
海がキラキラ輝いていなくて
よかった...

素敵すぎる思い出
ばかりだったら
もっと悲しいことが
起こったね

夕刻に立ち
老いた母を思う

思いながらも流されて
流されながらも
思うことが

私にできる唯一のことかと
また思う


3/21(水)


午後から冷たい雨が降り

雨が大粒の氷雨にかわり
すざましい音をたて
屋根やアスファルトを
打ちつけた


ポプラは だまって
まっすぐに立っている


笑って踊って泣いて

そんなことをくり返し
生きている

3/21(水)



夕べ、新米を送ったからと
母から電話がきました


ねぇ、お母さん

うちのお米が きのう
1合しかなかったって

どうしてわかったの

3/21(水)



アスファルトに打ちつける
大雨(あめ)を
ただ呆然と見ていた

のみ込まれないよう
流されてしまわぬよう

静かに凪を待つ

3/21(水)
【クリスマス・イヴ】  山下達郎


手稲山の紅葉に
うっすらと雪が降り積もり
街の木々には
たくさんのイルミネーション
もうじきジングルベルの季節だね

あなたのコートのポケットに
手を入れて歩いてた
鋪道には
銀杏の葉っぱが舞っていた

どこか暖かい場所を
探していたはずなのに
あの時のあのポケットが
一番あったかな
幸せな場所だった

3/18(日)
【ステリアンヌ・なぐさめ】 ブルグミュラー


暮ゆく部屋のカーテンを引き 
むかう鍵盤

スティリアンヌはこういう女かしら
いいじゃない? 
私 好きなの

そして「なぐさめ」
dolce lusingando                                人はこんなにも 
やさしくなれるのね

爪 治ってきたね
そう気にかけてくれる
少年がそばにいて 

3/18(日)



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