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本の話

 sudoさん、こんにちわ。
 台風の被害も少なくてよかったですね。自宅近辺は、雨や風もそんなに激しくなかったです。sudoさんの近辺はいかがでしたか?

 昨日、読書をしていたら、尾崎方哉の事が書いてあって、この人はあの山頭火と同じ自由律俳句の人ですが、山頭火と同じく酒で身を持ち崩して、小豆島の小さな庵で亡くなったそうですが、この人のことを吉村昭氏が調べて作品にしたとありました。題名は『海も暮れきる』なのですが、sudoさんは読んだことがありますか?

sudo 8月19日(月) 15:19
らむちいさん、こんにちは。
”海もくれきる”は2回ほど読みました。
このHPの”こんな本読んだ”に書いた記事を少し引用します。
尾崎放哉は自由律俳句というのを書いており『せきをしても一人』という句などはよく知られています。尾崎は東京大学を卒業し一流保険会社に就職しながら、酒癖が悪く職を追われ、妻にも別れられ、結核に体をむしばまれて、お金もなく晩年は小豆島の小さな庵で壮絶な死をとげます。吉村昭も若いとき結核に苦しめられた経験があり、作家の経験がだぶってリアルな表現になっています。便所へも歩いていけなくなった時に下の世話をしてくれたのは、隣に住む漁師の妻で、最後をみとったのはその夫でした。私はこの本を日曜の夕方買ってきてその日のうちに読み終えてしまいました。(引用ここまで)
尾崎放哉はらっきょうと味噌を保存食としていたそうで、カレーなどでらっきょうを食べる時、いつも尾崎放哉を思い出します。
糸井邦夫木版画集「尾崎放哉の詩』というのも持っています。味のある版画に奉斎の句が彫られています。

sudo 8月19日(月) 15:26
誤字訂正 奉斎⇨放哉