GEOGRAPHIC 2月27日(金) 22:19 Carl Zeiss Jena Orthometar 3.5cm F4.5 1930年代にコンタックス(Contax)レンジファインダーカメラ用として登場した、極めて端正な描写を持つ広角レンズです。 光学設計と特徴 本レンズはレトロフォーカス型ではなく、「対称型」の光学設計を採用しています。 設計のルーツ: 1926年にウィリー・メルテ(Willy Merté)が航空写真用に設計した「オルソメター型」をベースにしています。 レンズ構成: 4群6枚の対称的配置 オルソメータ型レンズです。 歪曲収差(ゆがみ)がほとんどないことが最大の特徴です。 描写の傾向: 絞り開放では周辺光量が低下(周辺減光)しますが、中心部は非常にシャープで力強い描写をします。 ノンコートながらも、オールドレンズ特有の濃厚で繊細な写りが楽しめます。 位置づけ: 当時の高級レンズであった「Biogon(ビオゴン)3.5cm F2.8」の廉価版として発売されましたが、 その端正な写りから現代では独自の評価を得ています。 |