GEOGRAPHIC 3月17日(火) 20:21 Leitz Hektor 50mm F2.5 1930年代に登場したHektor 50mm F2.5ha,エルマーと並び、ライカ初期の銘玉として知られるレンズです。 マックス・ベレーク博士による3群6枚の構成。博士の愛犬「Hektor」の名が付けられた、当時としては非常に明るいハイスピードレンズでした。 初期はニッケル仕上げでしたが、1933年頃からクロムメッキ(白鏡胴)が登場しました。ニッケルよりも耐久性が高く、現代のカメラに装着しても精悍な印象を与えます。 Hektor 50mm F2.5 においては、クロム仕上げ(シルバー)の方がニッケル仕上げよりも希少です。 Hektor 50mmの生産は1930年に始まり、当初はすべてニッケル仕上げでした。1933年頃からクロム仕上げが登場しましたが、同年に後継の「Summar 50mm F2」が発売されたため、Hektor自体の生産が急速に減少しました。そのため、クロム版の製造本数はニッケル版に比べて大幅に少ないとされています。 開放では周辺光量落ちが大きく、全体的に柔らかく繊細な描写をします。 現代のレンズのような滑らかなボケではなく、少しざわついた、絵画のような独特の背景ボケが楽しめます。 |