2009年5月30日 (Sat)

高岡の風「良かった」

晴れのち薄晴れのち晴れ(いい積雲 ポコポコ)
南南東→南→南西→4時から西のサイドの風 3~6m
ソアリングできた時間帯 10時~5時半(7時間半 中だるみ全くなし)
高度 1000m(雲底1時頃は1100~1200m 3時頃は1000m 4時頃は700~800m)
TOからのアウトアンドリターの範囲 3km
リフトとシンク +5.2m/s~4.6m/s(やや乱流も)
フライヤー 8人
アクシデント なし

1時頃、焼け跡の南南西のボールから発生したサーマルで700m上昇。
高岡のサーマルは、ワンサーマルで200m~300m位の上昇がほとんどで、
300m~500mのサーマルは、ポツポツポツ
500m~700mのサーマルは、ポツポツ
700m~900mのサーマルは、ポツ
900m以上のワンサーマルは、1年間に数本しか出ない。
1年間で、1本も出ない年もある。
サーマルをヒットする高度は、高度を落とし過ぎてランディングしたくないため、
普通400m~500mを飛んでいてヒットすることが多く、
そのため、獲得高度は
400m+300m=700m
400m+500m=900m
400m+700m=1100m
400m+900m=1300m
500m+900m=1400m
1400m以上上昇できることは、極めてまれである。
過去、1600m・1800m・2000mまで上昇したことがあるが、
その時の条件は、季節は秋(10月)から春(4月)の間で、晴れて北からの寒気で上空が冷やされ、
TOは、ほとんどホロまたは無風でテイクオフできないような時、
北風が石土の森(TOの山)でブロックされ、
土佐市の平野(南北4km・東西6km)が良く温められ、熱がたっぷり平野にたまり、
ある限界を超えると、強力なサーマルが上昇を始める。
それを予測、または運良く出会うことができたならば、、
今まで1度も見たことがない、非常に高い見下ろす目線の高度から足摺岬から室戸岬まで高知県全体を見ることができます。
私が、はじめてこの景色を見たとき、もの凄く感動しました。
そして、「クロカンに出かけよう!」と思うことは、フライヤーの自然の心の流れです。
高岡は、めったに高度1400m以上は、上がれません。
目指せ!1400mアップ!!!

2009-05-30 21:17 in パラグライダー #