2011年8月9日 (Tue)

8月9日(火)高岡の風「雲底700mでソアリング」


晴れいい積雲あり。

TOの風・・・南南東~南 1~6m 弱くなったりブローでやや強くなったりしていた。
ソアリングした時間帯・・・1時~4時過ぎ(3時時間) ブドウをごちそうになり、休憩もする。
              
   3時頃から、リッジ面のリフトが弱る時が少しあり、テイクオフ以下に下がることもあった。
  1時から1時半の時間帯も、トップアウトしたグライダーはすぐ雲底につけ、トップダウンした
  グライダーは、リッジ面やリッジの南空間を探ってもリフトがなく、清滝寺のリッジ面まで
  落とされる。
   夏の晴れたこの時間帯に、リッジ面のリフトがTOから焼け跡の岩までなくなる原因は、
  多分、稜線から南500m~2kmの空間に中型の積雲(雲底幅500m~1km位)が
  発生し、リッジ面に登ってくるはずの熱(リフト)がこの中型の積雲の方に吸収されてし
  まったことが主な原因のように考えている。 小型の積雲(雲底幅500以下)の場合は、
  リッジリフトが広範囲に弱ることはめったにない。
   稜線のリッジが急に渋くなった時、高度が450m以上あれば迷わず、稜線から南に出し、
  グランドのサーマルを狙ったほうが良い。この判断をミスると、30秒後に稜線をソアリング
  していたグライダーは、もれなく清滝寺からアマサキに移動さされることになり、グランドの
  サーマルに乗り換えたグライダーは、グランドで上昇したりステイできる。
  テイクオフしていないフライヤーやトップランしたフライヤーは、この様子を観察しながら
  おしゃべりをする。
   トップランしたフライヤー・・・「危なかったな~!もう少し判断が遅かったら・・・」
   テイクオフしていないフライヤー・・・「渋くなった。もう少し様子を見よう。」

   高岡は、5~6時間飛びっぱなしのことが多いので、こういう中だるみはたまにしかない。

アウト&リターン・・・1~3km(稜線周辺を中心に)
フライヤー・・・5人(ビジター2人)
         久しぶりに、高木さんが来て、2人タンデムをしていた。
        男子学生のパッセンジャーとは、雲中に入ったりスパイラルをして
        40分位楽しませていた。

   ランディング技術の高い人は、時々片足グラハンや片足トップラン・片足ランディングの
  練習をしておくと役に立つことがある。
   例えば、バイクでこけて右足をケガし、歩くのに少し支障がある状況でフライトした場合、
  左の片足だけでソフトランできれば、ランディングが安心できる。
   片足グラハンや片足トップランは超繊細なコントロールが必要なため難しいが、ある程度
  できるようになると、その技術の応用幅は広い。
   フラミンゴは、ときどき片足立ちしている。

アクシデントなど・・・なし
2011-08-09 07:54 in パラグライダー #