8月9日(火)高岡の風「雲底700mでソアリング」
晴れいい積雲あり。
TOの風・・・南南東~南 1~6m 弱くなったりブローでやや強くなったりしていた。 ソアリングした時間帯・・・1時~4時過ぎ(3時時間) ブドウをごちそうになり、休憩もする。 3時頃から、リッジ面のリフトが弱る時が少しあり、テイクオフ以下に下がることもあった。 1時から1時半の時間帯も、トップアウトしたグライダーはすぐ雲底につけ、トップダウンした グライダーは、リッジ面やリッジの南空間を探ってもリフトがなく、清滝寺のリッジ面まで 落とされる。 夏の晴れたこの時間帯に、リッジ面のリフトがTOから焼け跡の岩までなくなる原因は、 多分、稜線から南500m~2kmの空間に中型の積雲(雲底幅500m~1km位)が 発生し、リッジ面に登ってくるはずの熱(リフト)がこの中型の積雲の方に吸収されてし まったことが主な原因のように考えている。 小型の積雲(雲底幅500以下)の場合は、 リッジリフトが広範囲に弱ることはめったにない。 稜線のリッジが急に渋くなった時、高度が450m以上あれば迷わず、稜線から南に出し、 グランドのサーマルを狙ったほうが良い。この判断をミスると、30秒後に稜線をソアリング していたグライダーは、もれなく清滝寺からアマサキに移動さされることになり、グランドの サーマルに乗り換えたグライダーは、グランドで上昇したりステイできる。 テイクオフしていないフライヤーやトップランしたフライヤーは、この様子を観察しながら おしゃべりをする。 トップランしたフライヤー・・・「危なかったな~!もう少し判断が遅かったら・・・」 テイクオフしていないフライヤー・・・「渋くなった。もう少し様子を見よう。」
高岡は、5~6時間飛びっぱなしのことが多いので、こういう中だるみはたまにしかない。
アウト&リターン・・・1~3km(稜線周辺を中心に) フライヤー・・・5人(ビジター2人) 久しぶりに、高木さんが来て、2人タンデムをしていた。 男子学生のパッセンジャーとは、雲中に入ったりスパイラルをして 40分位楽しませていた。
ランディング技術の高い人は、時々片足グラハンや片足トップラン・片足ランディングの 練習をしておくと役に立つことがある。 例えば、バイクでこけて右足をケガし、歩くのに少し支障がある状況でフライトした場合、 左の片足だけでソフトランできれば、ランディングが安心できる。 片足グラハンや片足トップランは超繊細なコントロールが必要なため難しいが、ある程度 できるようになると、その技術の応用幅は広い。 フラミンゴは、ときどき片足立ちしている。
アクシデントなど・・・なし
2011-08-09 07:54 in パラグライダー
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