2011年9月18日 (Sun)

坂出・王越の風「ぶっ飛びのちいいリッジソアリング」

午前中曇り、1時頃から薄日が差し始め、2時からは晴れ エリア外にはいい積雲も出来始める
12時過ぎまでは、王越TOは弱風で、数人ぶっ飛び。
 1時半、川染イントラの話では、「午後天気が回復し、北西風が吹き始め北峰の風になるかも
知れないし、このまま北東の弱風で王越でぶっ飛びかもしれない」ということだったので、太陽が
出ることを期待し、讃岐クラブのトラック(リフト代400円)に乗せてもらって、TOに上がる
ことにする。
 Y夫妻やミミさん・コロちゃんは、美味しいらしい鳥丼を食べに出かけた。
2時、王越TOに着くと、正面2~4mのアゲンストの風が吹いていた。

TOの風・・・2~4mの北北東の正面風
ソアリングした時間帯・・・2時半~4時40分(2時間以上、飛びっぱなし)
              多分5時過ぎまで、ソアリングできたと思う
高度・・・400m位(ゲイン100m弱)
ソアリング状況・・・南北の稜線に沿って、1kmほどのリッジソアリング
           時々、ミニリッジバブルサーマルがあり、数回センタリングして
          +30~60m上昇も出来た。
           狭いリッジ帯をソアリングするため、斜面からのリフト幅をフライトして
          調べたところ、斜面から50~100mほどだった。
フライヤー・・・10数人
アクシデントなど・・・弱風の時 スタ沈1件

 4時過ぎから、TO周辺の風を調べるとリフト風が+3m/sと安定していたので、まだ1度も
ワガをしたことのない王越のTO周辺でワガのためのウオーミングアップを始める。
 ピッチング・ローリング・180度ハイバンク急旋回・360度ハイバンク急旋回
  (高岡では、5m前後の風の場合、翼端折りアプローチもウオーミングアップに組み込んで
   いるが、王越の風が普通だったので今日はしなかった。)
 2回タッチ&ゴーをしてこれからワガ練習を始めようと精神を集中していると、
「みんなランディングしているよ!」と、優しい声で非情な無線が入る。
この無線の意味は、「もうみんな帰りたいので、早く降りてこい!」という意味。
風はいいのでワガ練習をしたい! どうしよう? 無線の電池が切れていて、聞こえなかったこと
にしようか!? けど、ランディングしたあと、みんなの視線が怖いし、どうしよう?
 どうしよう? どうしよう? どうしよう?
 結局、気の弱い私は(笑うところではないですよ!)、ワガ練習を諦め、「みんな北峰LDに移動
するので、北峰にランディングしてください」という無線に、「了解!」と明るい声で涙を流し
ながら返事して、みんなが北峰LDに車で移動してきたのを見届け、ミニローターを警戒しながら
海から北峰TOの方の吹き下ろしの風に向かって、ランディングしたのであった。 おしまい。

(エピソード)
  ワガ練習のため、TOの風を上空から見つめていたところ、最近王越でテイクオフ後、
レスキュウが落下して山沈したアクシデントがあり、その時のレスキューの銀色インナーケースを
見つける。地面に地図を書き、持ち主に場所を教えた。

 SYさんは、免許の書き換え講習で来れなかったらしい。噂では、警察に違反で1回つかまった
らしく、優良講習が受けれなかったらしい。あくまで、うわさ?!
 山Vさんも、LDに来ていたらしいが、会うことができなかった。
 秋Yさんにもあいたかったが、来れない事情があったらしい
2011-09-18 11:24 in パラグライダー #