午前中からきれいな青空の中に積雲がポコポコ発生し、楽しそうなサーマルコンデシ
ョンが予想された。12時半頃TOに上がると、グランドや稜線上にきれいな大小の独
立積雲が発生していたため、なぜか無性に『 ブロッケン写真が撮りたくなり 』、
ウエストバックにデジカメを紐で結び、オメガ7で1時にテイクオフし、雲底幅300
~600mの積雲を狙って雲底に付けた後雲中上昇し、雲頂近くを目指すように意識は
していたものの、最近そゆうフライトをしていなかったため、いい雲中上昇ができず
途中雲のサイドに抜け、太陽と雲の間にグライダーをセットすることができなかったた
めブロッケンを見ることさえできなかった。雲中上昇は、2時20分までの約1時間2
0分の間に3回できた。いい積雲はあったが、のどが渇き疲れたのでトップランした。
今年は、今までで最も美しいブロッケンを撮影するつもり。
ブロッケン撮影は、高い雲で上昇した後低い雲の上に移動して撮影すると比較的簡単
に撮影できるが、上昇した雲を使って撮影することは撮影チャンスの時間が短く難しい。
TOの風・・・1時~3時半 晴れ 正面にやや南東・南西が時々からむ 3~6m
3時半~5時半 曇り気味 南東~正面 3~5m
4時半頃から少しずつ弱る
リングできた時間帯・・・多分11時前~5時半(6時間連続ソアリング可能)
高度・・・雲底 1時頃 900m
2時頃 800m
3時頃 700m
4時頃 600m と1時間ごとに100mずつ下がった。
アウト&リターン・・・本気に攻めてないのではっきり分らないが、天王のハチマキ山
や仁淀川に沿って積雲の帯ができていたため、コンペ機で攻めれ
ば4~6kmはのばすことができたのではないか!?
ソアリングの様子
①トランゴXC・・・1時半頃から5時頃まで約3時間半ソアリングし、4時頃から
は納得のいく狙った所へのソフトトップランをするため、1時間
近く50回以上アプローチを繰り返し、5時過ぎ納得のいくトッ
プランをした。 私も拍手した。
②ゼニスのち
アズール・・・のべ2時間以上ソアリングしていたと思うが、ゼニスのときアクセ
ルが切れ、途中から初級機のアズールに乗り換え、楽々トップランの
練習を何本も繰り返し、5時頃まで楽しんでいた。
ゼニスはフライト時間が430時間以上になり、やや失速に入りや
すくなっていたためどこまで乗ろうかと迷っていたが、今日のことを
きっかけにもう飛ばすのは止めるとのこと。
(劣化したグライダーで飛び続けていると、いずれ普通のブレークや乱流に遭遇す
ると失速するようになる。失速によるハードラン(超危険 重症の可能性大)や
山沈やスタ沈をする前にグラハンで失速テストし、失速しやすくなっていたら早
めに決断した方がよい。メーカーは300時間位を目安にしていろことが多い。)
フライヤー・・・3人
アクシデント・・・なし
写真は、1:13の独立積雲の一部。
私のフライトログ
1:02~2:19 約1時間20分のブロッケンを狙ったデーター
最高高度雲中上昇を含む 978m
瞬間最大上昇率 +6.5m/s
アウト&リターン2.7km