さちこ先生の日記

仙台の海岸線へは断念しなければならずとっても残念でした。
雨も強く又次のチャンスとなりました。その日は東北地方の秘湯に1泊させていただきました。東北にはたくさんの秘湯がありますね。
ここも震災直後はガソリンも食料も無く営業は出来なかったそうです。



翌日28日には当初から計画していた東北にある児童養護施設を訪問させていただきました。この写真は私が幼児のこどもたちに絵本の読み聞かせをさせていただきました。こどもたちもすぐに私の名前を覚えてくれて「さちこ先生～」って読んでくれました。少しの時間でしたが子供たちと過ごせた時間は私の人生の財産です。



階段下に積み上げられた食料物資。これはすべてアメリカ軍の支援だそうです。私がグアムのペーレスで買い物に行ってよく見かける物ばかりです。
震災直後もこどもたちに食料があと3日分しかなかった時に助けてくれたのはアメリカ軍人さんたちだったそうです。私が訪問した昨日も園長先生はシアトルから送られてきた物資を受け取りに米軍基地に行かれて戻って来られたときに初めてお会いできました。今でも米軍の支援は東北地方の児童養護施設に続けられていました。



このお庭にフェンスも米軍さんたちが休日にやってきて作ってくださったそうです。他にもお庭の遊具や建物内のペンキ塗りや細かな所で支援が継続されているそうです。本当にありがたいことです。私も心から　THANK　YOU　SO　MUCH

★まだ東北児童養護施設の訪問日記は又明日に続きます。
私はこれから野辺地へとローカル列車に乗り最後の地「恐山」へ向かいます。

6月27日から3泊4日の予定で東北支援の旅に出ました。
もっと早く出たかったのですが、こびとの森に復興に時間がかかりました。
でも何とか目標をクリアー、そしてやっとチャンスが巡ってきました。
現在、東北のはずれの古牧までやってきました。


27日早朝始発の新幹線で那須を出て被害の大きかった仙台駅に到着しました。
駅はすっかり元気になっていました。
しかし空港周辺の津波の被害が大きかった場所へは空港アクセスやJRもまだ復興していませんでした。朝のラッシュ時間帯でもあったのでタクシーを利用しても3時間以内での行動は無理と断念して予定通り11時4分初のはやてに乗り換えて私はさらなる北へと向かいました。



仙台駅で購入した「牛タン弁当」です。新幹線の車内で食べました。
これも東北復興につながります。一人でも多くに人が東北に旅をすることが日本を元気にすることです。新幹線の車体にもあちらこちらに「がんばろう日本！」の表示がみられました。



東北にある駅にたどりつきました。この駅の近くに児童養護施設に訪問することになっています。時間帯もあってか人も少なく静かでした。



最新の日本の技術が導入されている駅です。しかし人は本当に少なかった！！