2015年11月13日 (Fri)

第19回発表会 inちえりあホール



今年は、初めて ちえりあホールでの開催となり、まずピアノやスタッフさんとの相性が心配でしたが、ピアノに関しては軽過ぎて滑ったと言った生徒もいましたが、スタンウェイもヤマハも特に違和感がなく、スタッフさんはとても親切で大変気持ち良く発表会ができました。

生徒さんの増加により昨年から2日開催となっていますが、1日目を終え帰宅した時は疲労感に襲われ、私の生徒たちは2日目の最後の部ですから、気力で乗り切るしかないと覚悟しました。

迎えた2日目、1部の1番に心配した初心者の生徒を1名参加させて頂き、その子が無事に弾けたのでまずはほっとしました。

2部 いよいよ私の教室です。まずは4年生まで前半の22名。多少つまずいた生徒もいましたが、小さい生徒たちは皆とても愛らしく、3、4年生は小さな生徒たちに貫禄を示すほど皆しっかり弾けていました。連弾のお父様、お母様も練習の時から本当に頑張ってくださり、前半の親子連弾はほのぼのとした空気が流れていましたね。

講師演奏(練習は頑張りましたが、後半暴走;^_^A).集合写真撮影を挟み、さて後半20名中級者以上の演奏は、、、
やはり、取組みの姿勢や練習量、生徒の今の状態が出ますね。
だからステージは楽しい所にもちょっと怖い所にもなるのです。でも、自分が一番失敗した(ラストの連弾の生徒に申し訳ない!)から言うのではありませんがとても大きな経験の場になります。これは後からいろいろな場面で感じてわかってきますよ。生徒たちみんな本当によく頑張りましたね。
さあ、来年に向けて今日からまた頑張ったていきましょう!


2015年7月21日 (Tue)

2015初夏の音楽レポート



・5月16日 カワイ札幌コンサートサロン「ChouChou」
安田 里沙さんのピアノリサイタルに行ってきました。
旭川東高校を経て藝大、藝大大学院、リスト音楽院で学んだ 注目の若手美人ピアニストのお一人です。旭川出身ということで特に親しみを感じますね。

カワイ札幌オープン一周年記念に、アルバム「Lisztへのオマージュ」の発売記念も兼ねたコンサートでした。超絶技巧だけではないリストの魅力を存分に伝えてくれる素敵なアルバムに仕上がっています。安田さんのリストへの思いが伝わってきました。

前半のシベリウスは、初めて聴いた作品でしたが、シベリウスらしさ=北欧が感じられる組曲でした。
ベートーヴェンの月光も素敵でした。

2部はシューマン作曲リスト編曲の「献呈」から始まりました。この曲は、1昨年私も練習したので、とても興味深く聴かせて頂きました。

そして、いよいよリストです。やはりどの曲もとても素晴らしかったです。ラストは愛の夢でしたが、名曲として広く親しまれている理由がわかりますね。こころに染みる演奏でした。




・7月12日
札幌カワイの合同発表会に小さい生徒さん3名参加しました。
11月の大きな発表会を前に少しでもステージに慣れて貰おうと連弾ではお母様にも参加して頂きました。3名ともとても可愛かったですよ。お母様のピアノも素敵でした。発表会も頑張りましょうね。



2015-07-21 13:22 in 音楽レポート | Comments (0) #

2015年4月12日 (Sun)

音楽レポート 2015年3月




3月は沢山の演奏会に行ってきました。生の演奏を聴くことは、何よりの音楽の勉強ですし、とても幸せな時間です。

・3月1日 中吹研 スクールバンド演奏会


息子が中学で吹奏楽をやっていた時以来ですから、およそ7年振りに中吹研の演奏会を聴きました。時期的に3年生がほとんど参加できないので、1、2年生の成長の度合いが見られます。楽しそうに参加しているバンドもあれば、すでに来年度のコンクールを意識していると思われるバンドもあります。後者がほとんどですね。それでも久々に聴く中学生のスクールバンドば、初々しくて清々しい気持ちにさせてくれました。


・3月8日 第4回 東日本大震災被災者支援コンサート
「私たちは忘れない!」

今年は主催であるNPO法人まずるか北海道代表 遠藤郁子先生のピアノソロコンサートでした。チケットは完売で、黙祷をささげた後アヴェマリアから演奏が始まりました。


<プログラム>
グノー/バッハ アヴェマリア
シューベルト アヴェマリア

ベートーヴェン ピアノソナタ8番 「悲愴」

「ドンプロフスキ将軍のマズルカ」ポーランド国歌

ショパン
マズルカ op.50-1.2.3
ノクターン 遺作 嬰ハ短調
エチュード 「別れの曲」
ポロネーズ 「革命」「英雄」

ピアノ名曲アルバムのような素敵なプログラムでした。会場がフラットで、演奏者と観客の距離が近く、非常にアットホームなコンサートです。

この演奏会での郁子先生はとても和やかでリラックスされておられ、小学生の時のコンクールのエピソードをとてもユーモラスに語り、会場を沸かせてくださいました。

郁子先生が小6の時、お母様である遠藤道子先生が、コンクールの全国大会で入賞しなければ、会場の銀座のヤマハホールから裸で飛び降りるとプレッシャーをかけたそうですよ。当時は毎日6時間の練習を課されていたとも話しておられました。

その道子先生には、私の長男が小3と小5の時の2度 公開レッスンをして頂いたことがあります。
小3の時、息子の演奏を聴いて、まず「ボクは毎日どれ位ピアノを練習しているの」と聞かれ、息子は「30分位です」と正直に答え、「あらま、そうなの。30分は短いわね。小さい時から5時間も6時間も練習するのは効果も少ないと思うけれど、3時間位は練習してほしいわね。ボクはせめて1時間は弾こうね」と言われました。娘の郁子先生には小学生の時から6時間も練習させておられたのに、この頃の道子先生はだいぶお優しくなられていたのですね。

そしてその時みて頂いた、ブルグミュラーの「タランテラ」に合わせ、その場で踊ってみてと言われ、息子は真っ赤な顔で、8分の6拍子 つまり2拍子で横に手をブラブラさせ、盆踊りのように踊ったことも思い出しました 笑

その2年後、5年生の時は、「この頃になると男の子が急に伸びるわね」と大変褒めてくださいました。曲はバッハのフランス組曲だったと思います。
そんな息子ですが、ピアノは中学3年まで続けたものの、高校入学と同時に野球部に入り止めてしまいました。でも社会人になり、最初に買った大きな物はピアノで、今は趣味で楽しみながら弾いているようです。

郁子先生のエピソードから道子先生が懐かしく思い出され、息子のエピソードまで長々と書いてしまいました。吹奏楽をやっていたのは三男、こちらは長男の話でした。


・3月21日 ピアノアンサンブル・杏の会
第6回コンサート 〜2台ピアノの楽しみ

杏の会は二台ピアノの魅力に取り付かれた個性豊かな四人の先生方の演奏グループですが、私たち五人のピアノ会も毎年発表会で二台ピアノの演奏を行っているので、とても興味深く、そして大変刺激を受けます。レベルはとても高く、いつもながら素晴らしい演奏会でした。

<プログラム>
ドビュッシー 小組曲より 小舟にて、行列、バレエ

デュカス 魔法使いの弟子
インファンテ アンダルシア舞曲
ラフマニノフ ロシア狂詩曲
ホルスト 惑星より 火星、金星、木星



・3月22日 札幌市平岡緑中学校スクールバンド定期演奏会

プログラムの表紙も中学生らしく爽やかです。
演奏はとても真面目に取り組んでいる様子が伺え、感動しました。3月末で退職される教頭先生(音楽がご専門)の指揮もとても素敵でした。私のピアノの生徒も頑張っていました。今年は2人とも2年生になるので中核として活躍も大きくなるでしょう。楽しみが増えました。

2015-04-12 20:38 in 音楽レポート | Comments (0) #

2015年4月10日 (Fri)

音楽レポート(2014.11.12.)


・11月3日 カワイ楽器シユシユコンサート
発表会を3週間後に控え、発表会の練習のために初参加の3名の生徒さんを参加させて頂きました。3人とも発表会で弾くソロ曲と連弾の二曲を演奏しましたが、連弾の相手はお父さん、お母さん、先生でした。お父さんとお母さんは素敵に弾けていて、発表会に向けて心強く感じました。ソロ曲の方は幼稚園の生徒さんは緊張もなく元気に弾けましたが、小学生はかなり緊張していました。発表会前に総練習もあるので、人前で弾く練習を増やしていこうと思いました。



・12月20日 水口先生の発表会
今回も渡辺淳一記念会館で行われました。中高校生の生徒さんも多くいて、ピアノ以外の楽器 チューバやトランペットとのアンサンブルも楽しめた発表会でした。東京芸大に在学中の娘さんのピアノはますます磨きがかかり、これからも本当に楽しみです。水口先生もショパンの別れの曲を演奏してくれました。深みが増した演奏に刺激を受けました。



2015-04-10 12:17 in 音楽レポート | Comments (0) #

2015年1月6日 (Tue)

第18回ピアノ発表会


遅くなりましたが昨年11月29,30日に行われた発表会のレポートです。

今回のオープニング曲はNHK朝ドラ「花子とアン」の主題曲 絢香さんの「にじいろ」でした。色とりどりのスカーフでも虹を表してみました。

「これからはじまるあなたの物語 ずっと長く道は続くよ」という歌詞は、生徒たちへのメッセージでもあり、オープニングにもぴったりだと思いながら唄いました。


発表会はこれまで、前日にピアノ調律と会場設営、講師演奏のリハーサルを行い、本番は規定より1時間早く朝8時にホールを開けて頂いても終了は閉館ギリギリという流れでした。そのため今回初めて土日2日開催としました。2日開催にしたらしたで色々心配な事がありました。中でも私たち講師の体力が持つかどうかはかなり不安でしたが、2日間かけて時間に余裕を持って行った方が気もちにも余裕が持て楽に感じ2日開催は良かったと思いました。でもそれに伴いホール1区画分とピアノや照明その他、細かいことを言えばスタッフの食事等出費が増えました。そのため参加費を500円値上げさせて頂き、保護者の皆さまには本当に感謝しています。


さて練習と本番のお話です。
私の話ですが、発表会前3ケ月は生徒のレッスンの前に3時間ほどピアノを弾くので生活に充てる時間が少ないのと(これはピアノ講師の宿命ですね)、どんな練習をしても少しも上手くならない(これは年ですね^^;)気がしてやはりそのことが辛いです。それでも本番は、いい意味で開き直れるので、なんとか毎年乗り切っています。それにもちろんこういうことが全部忘れられるほどの喜び(可愛い生徒たちの成長が何よりの喜びです)があるので先生は幸せです。

今回初めて参加した年少さん1名、年中さん3名頑張りました。2名の年長さんは昨年よりぐんと上手になりましたね。1、2年生10名の中で初めて参加した生徒が4名もいましたがその4名の努力 うんと褒めてあげたいです。6名はもう貫録さえ感じました。3,4年生8名はどの生徒も心配しましたがとても上手でしたね。もうびっくりです。そして5,6年生10名と中学生2名、大人の生徒さんは聴かせる演奏をしてくれました。ありがとう! 感謝!!

第19回の発表会も生徒たちと一緒に頑張って素敵な演奏をして、楽しい発表会にしたいと思っています。