2013年9月29日 (Sun)
音楽レポート(2013年8、9月)
・8月15日<札幌麦の会 演奏会>
札幌麦の会とは札幌ご出身の 植田 克己 先生(東京藝術大学 音楽学部長)に師事していたお弟子さんたちの会です。
この日は9名の若いピアニストによる演奏会でした。どの演奏も素晴らしい、技術、集中力、想像力、どれをとっても皆凄い思います。出演者の皆さんの今後の活躍を楽しみにしています。
・9月1日<野谷恵と門下生によるコンサート>
今年も室蘭在住のピアノの先生 ひつじさんこと石岡祥子先生にご招待頂き、楽しんできました。野谷先生のお弟子さんは皆さん、とても柔らかくて温かい音を出されるので癒される感じがしますね。
でも最後のお二方、ショパンのスケルツォ2番とバラード3番は迫力があり完成された演奏の中に情熱的な熱い思いを感じました。円熟した大人のショパンでした。
・9月15日<札幌座第39回公演「霜月小夜曲」>
「霜月小夜曲」はノヴェンバー セレナーデと読み、往年のアイドル キャンディーズが同名の曲を歌っていて劇中で使われています。
音楽のコンサートではありませんが、劇の中で歌とBGMはとても大切な役割を担っており、それがあまりにもよく出来ていて感心してしまいました。
もう3年前になりますが、若いころ舞台女優をしていた関西の友が20数年ぶりに舞台に立つというのでお手伝いにいきました。その時も監督はじめスタッフの感性とアイデアを出し合いながらBGMを決めていくのを体験しました。演劇と音楽は切っても切れないものなのですね。ドラマも映画もそうですね。私の好きになるドラマは音楽もいいものばかりです。映像と音楽、それが生の舞台であっても大切なものであると改めて感じました。