2013年5月31日 (Fri)

音楽レポート(2013年3月)


・3月20日 グレッツェンピアノコンクール<北海道大会>

小学校1,2年生の部 生徒のKちゃんが準優勝賞を頂きました。

このコンクールは札幌予選が9月、札幌本選が12月、そして北海道大会が3月と6ケ月の長丁場、間に発表会も挟むので、本人はもちろんご家族も大変だったと思います。北海道大会も入賞できて本当に良かった、先生もほっとしました。


・3月24日 リスト音楽学院セミナー受講生コンサート


この春、ピアノ仲間の娘のMちゃんが藝大に合格しました。小さい頃からずっと見てきたMちゃんの快挙、我子のことのように喜びました。
今年度の藝大ピアノ科の合格者は23名で、内10名ほどが藝大付属高校の生徒さんだったようですが、今年は北海道から4名もの合格者が出ました。北海道のピアノのレベルの高さが知れたようで誇らしいですね。

さて、藝大受験を終えたばかりのMちゃんがリスト音楽学院の出張セミナー(札幌、大谷大学で)を受講していました。そのセミナーの最終日に受講者の中から9名(高校生4名、音大生3名 音大卒2名)が選ばれ、キタラホールでコンサートが開かれると聞いて駆けつけました。コンサートメンバーの発表はなんと前夜でしたが、選ばれた人達だけあって聞きごたえのある素晴らしい演奏をしてくれました。この中からさらに1名、来年ハンガリーのブタペスト春の音楽祭へ招待されるというので、相当の緊張感も漂っていましたが。



・3月31日 工藤拓人 片山柊 ジョイントコンサート


今年はできるだけ多くのコンサートに出かけようと心がけているので、普段ならおそらく行かないであろう演奏会に行ってきました。

工藤君は北大のジャズ研出身のジャズピアニスト&作曲家、片山君は若干16歳 大谷高校の1年生です。片山君は中学2年の時だったか、学生ピアノコンクールで全国2位に入ったので、名前だけは知っていましたが、最近ジャズは聴かないので工藤君は名前すら知りませんでした。

どのような経緯があり年齢もジャンルも違うこの二人のジョイントが実現したのかわかりませんが、これがどうして、とても良かったのです。初めは柊君の技術の高さや感性の鋭さに驚き、感動しました。ジョイントらしく二人の連弾もあって、それがまたとても楽しかったです。

ちょっと驚きの柊君の選曲を書いておきます。

・ブラームス 間奏曲OP.117-1
・ラヴェル 「鏡」より 悲しい鳥たち・洋上の小舟
・ショパン ポロネーズ第二番OP.26-2
・ヒナステラ クレオール風舞曲の組曲op.15

柊君の強い意志のようなものが伝わってくる選曲ですね。

西28丁目駅から5分位の所にあるサウンドホール心音(cocoron)は、木のぬくもりと音楽を愛する温かいスタッフに囲まれた素敵な空間でした。sigeru kawai もよく響いていました。
2013-05-31 00:31 in 音楽レポート | Comments (0) #

2013年3月3日 (Sun)

音楽レポート(2013年1.2月)


♪2月9日 第22回グレッツェンピアノコンクール
 北海道地区大会課題曲公開レッスン

広瀬宣行先生の公開レッスンに行ってきました。残念ながら幼児~小学1,2年生までしか聞くことができなかったのですが、今回も短い時間の中色々と勉強させて頂きました。広瀬先生のレッスンは本当に素晴らしいです、最高です。すっかりファンになって帰ってきました。

レッスンメモです^^


メモしたことを書き出しておきます。

・テンポの話

小学1,2年生課題曲A「山をまわってやってくる」のModerato、中くらいの速さは拡大解釈していいと思う。こういった場合は流動的に。
2分の2で取ってよい。

アレグレットは、ものの言い方で、速い
アンダンテは歩くような動きを感じるテンポ。allegrettoより速いこともある。

・強弱は感性で!

・スタッカートの話
 背筋をきちっとして、鍵盤をつかみとる
 口でいうのも効果的である

・両手分かつ
 初心者のアレンジに多くみられるメロディーを左右の手で分けて弾くことは、とても恐ろしい! なぜなら心がつながらないからです。
それをうまく弾くポイントは、一つの息で弾くことです。そしてスケールの味を感じることです。

・へ長調について
 本質的にやわらかい調性であることを覚えておくように

・左手の役割(伴奏)
 左手が運転手であり船頭、指揮官である。
 いわば左手のいう通りに演奏する それだけ左手は重要



♪2月11日 第7回合唱・声楽アンサンブル交流会
「歌の花かご」


高校の合唱部を中心に近隣の中学校の合唱部とOBの交流会でした。

合唱を聴くと心が洗われるような気持ちになるのは私だけでしょうか。真剣に合唱に取り組んでいる学生たちをみるとその素直さに感心します。特に男子学生は貴重な存在ですね。有意義な交流会だと思います。
2013-03-03 19:59 in 音楽レポート | Comments (0) #

2013年1月28日 (Mon)

音楽レポート(2012年9~12月)


久しぶりの音楽レポートです。8月以来ですから4ケ月振りの更新ですね^^;
12月は発表会があり今年の秋はいつにもまして多忙で、コンサート等はほとんど行けず、9月にピアノ仲間の石岡先生(ご自身)の発表会に伺っただけでした。

多忙の中にあっても、生のピアノ、音楽に触れる機会を増やしていくことを2013年の目標としようと決心しました。


・9月9日 キタラ小ホール
野谷恵と門下生によるコンサート2012「ピアノの華」

室蘭市でピアノの先生をしていらっしゃる石岡先生が毎年参加しています。
いつも、ご招待してくださること、沢山の刺激を与えて頂くことにいつも感謝しています。


・12月1日 発表会総練習
この日は教室で午前、午後、夕方と3回に分けて総練習をしました。10脚までは教室に椅子が入るのですが、今年は10脚では足りず、急きょ座布団も用意し、無事事なきを得ました。全員が弾き終えた後に、皆に一言感想を言ってもらいましたが、午後の部の生徒たちの感想がなかなか面白かったです。みんなそれぞれ違った見方をしていることがよくわかりました。生徒たちのこの豊かな感性、何より大事にしたいと思いを新たにしました。

最後にみんなでおやつを食べて、お菓子入りのサンタのブーツをプレゼントしました。このブーツは今年55個も作り、ピアノ仲間の先生やお世話になったY社のW君、同級生のお孫さんたちにも差し上げました。ブーツにお菓子を詰める作業、意外と楽しかったですよ^^



・12月2日 カワイアリオコンサート


今年発表会に初めて参加するNちゃんを参加させてもらいました。Nちゃん、前日の総練習では緊張して思ったように弾けなかったのですが、このコンサートでは完璧でした^^v これなら発表会本番も大丈夫そうとほっとしました。



・12月16日 第16回発表会


今年の表紙は生誕150年の印象派のドビュシィーです。
初参加の小さい生徒さんが10名と多かったのでどうなるかなーと思っていましたが、みんなしっかり弾いてくれて、10分遅れで始まったのにもかかわらず最後は時間ぴったりに終わり、無事次の部に引き継ぐことができました。連弾をしてくれたお母様方3名は、本当によく練習してくださり感謝です。お子様たちとのよい思い出となってくれたことでしょう。ありがとうございました。

オープニング、講師演奏、生徒たちとの連弾、私も15ステージで演奏しました。反省はDVDが出来てからあらためてしようと思います。


・12月26日 グレッツェンピアノコンクール札幌本選(キタラ大ホール)
前にも書きましたがキタラの大ホールで演奏することは私にとっては夢のような話です。その夢を生徒たちは見事に現実に変えてくれました。本当に凄いと思うし、羨ましいことですね。 
Kちゃんが北海道地区大会に進みました。おめでとう!!
2013-01-28 13:26 in 音楽レポート | Comments (0) #

2012年7月30日 (Mon)

音楽レポート(2012年7.8月)


・7月7日 アリオピアノコンサート
小さい生徒さん4名が参加しました。みんな頑張りましたね♪



・7月25日 グッレツェンピアノコンクール(2012年)予選課題曲の公開レッスンを聴講してきました。今年も3名の生徒さんが参加します。


広瀬先生のレッスン、素晴らしかったです。今後のレッスンに活かせるようがんばります。




・7月29日 PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)2012 ピクニックコンサートに行ってきました。


今や札幌の夏の風物詩として定着したPMF 芸術の森の野外コンサートホールまで行ってきました。12時から<青少年のための音楽会>と<アンサンブル・コンサート>があり、15時からは<POPS! レッツ・スウィング>でウエストサイドストーリーなどの映画音楽メドレー 楽しそうなプログラムがありました。私はピアノの練習をしていて17時からの<オーケストラ演奏会>に駆けつけるのが精一杯でしたが、素晴らしい演奏に酔いしれ、休日の夕ぐれの一時 とっても幸せな時間でした。

プログラムは、ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102とR.シュトラウス:アルプス交響曲 作品64 TrV233

ヴァイオリンとチェロの二重協奏曲というものが存在すること 初めて知りました。また出だしがウルトラマンセブンの曲にそっくりな「アルプス交響曲」ですが、全曲聴いたのはもちろん初めてです。

良かったですよーーー!! オケはPMFアメリカと今回のPMFオーケストラの混合、心地いい音と大迫力の中に光る技、指揮のファビオ・ルイジさん最高!!でした。



8月25,26日
第22回グレッツェンピアノコンクール札幌予選(キタラ小ホール)
今年は小学1,2年生と3,4年生コースに生徒さんが挑戦しました。このコンクールも年々参加者が増えて、ここ最近はちょっとしたミスでも予選が通らなくなっていますね。予選から緊張します。そんな中、2名の生徒さんが札幌本選に進むことができました。おめでとうございます! 本選はキタラの大ホールです。ここで演奏できることはピアノ学習者にとって大変幸せなことですね。先生でも羨ましいです(*^^*)
2012-07-30 00:27 in 音楽レポート | Comments (0) #

2012年7月9日 (Mon)

音楽レポート(2012年5,6月)



5月20日 ピアノ仲間のカオリ先生に誘われて、ピアノアンサンブル・杏の会のコンサートに行ってきました。

ピアノアンサンブル・杏の会は
2002年結成した梶野三重子門下生4人(女性3人、男性1人)による2台ピアノの演奏グループで、2年に一度コンサートを開いているそうです。

結成10年、5回目になるコンサート、今回のプログラムは

♪桐越優 音の絵本「杏の咲く庭」より
   第1曲 プロローグ
   第2曲 リトルピアニスト
   第4曲 夢へと続く道

♪ミヨー 「スカラムーシュ」OP.165b
1.ヴィフ
   2.モデレ
   3.ブラジルの女

♪モーツァルト 
 「2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448」
  第1楽章 ニ長調
  第2楽章 ト長調
  第3楽章 ニ長調

♪アレンスキー 組曲第2番「シルエット」OP23
  1. 学  者
  2. コケットな女
  3. 道化役者
  4. 夢見る人
  5. 踊 り 子

♪ショスタコーヴィチ
 2台のピアノのための組曲 OP.6
  1.前奏曲
  2.幻想舞曲
  3.夜想曲
  4.終 曲


プログラムを見れば実力のほども伺いしれますが、期待に違わずとても素敵な演奏でした。2台ピアノの音色がぴったりと合っていました。素晴らしかったです。

普段はピアノ講師であったり高校の音楽の先生をされていて、仕事も住んでいる所もバラバラとのことで、合せの練習の大変さを思いますが、力のある人は、一人でもなりのところまで練習できるのでしょうね。私はまだまだ甘ちゃんです



6月17日 白石高等学校吹奏楽部 定期演奏会


白石高等学校吹奏楽部にはピアノの生徒や知り合いのお子さん誰かかれかがいるので、定期演奏会は毎年ように行っています。でも家の末子も大学2年となり、現在一人いる中学生の吹奏楽部員の生徒も来年ここの高校に入る予定はないようなので、いよいよ縁がなくなりそうで、ちょっと淋しいなぁ。

今年のゲストは、ユーフォニアムの外囿(ほかぞの)祥一郎さんでした。ユーフォニアムのソリストは初めてだったのですが、高い音楽性と技術に圧倒されてしまいました。とても素敵でした。
もちろん、生徒たちの演奏も良かったし余興も楽しかったです。 縁がなくなっててもこれからもできるだけ聴きに行こうと思います。



6月30日 やぎのり&サンペイ ライブ in TOMO


札幌でのライブはなんと1年振りです。この1年は地方巡りをしていたとのこと。 今回は前座が2ステージ(本間圭一君と深見順也君)もあり、やぎ・のり&サンペイが格の違いを見せてくれ、盛り上がりました。(サンペイさんとは30年来のお友だちです)

前座の二人は息子のように感じて、帰りに思わずCDを買ってしまいました。ライブの出来は順也君が良かったけれども、CDを聴くと、思った通りというか感じた通り、圭一君が良かったです。圭一君は東京、順也君は札幌を拠点にしてすでにデビューしているそうです。 二人とも声が良くて歌も上手いし、まずまずのイケメンなので、曲(私は歌詞が重要だと思うけど)しだいでは、、、と思ったりもするけれど、まぁ、とにもかくにも いい歌詞を書くためにも、何をして何をどう感じるかみたいなことが大事なんだろうと思います。

やぎのりサンペイバンド、次回のライブは7月15日ベーカーズハーレム だそうです。

2012-07-09 21:53 in 音楽レポート | Comments (0) #

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