2010 03月 19日

順調に


3月10日生まれのベイビー達
全員順調に成長しています。
頭数が多いため朝、昼、晩と哺乳のお手伝いはしていますが。
断尾後も気にすることもなく、寝て飲んでの繰り返しです♪
天使達の寝顔^^

男の子、飼い主様募集中です!
ご質問、ご予約はbrians@heloo.email.ne.jp 遠藤まで

今回生まれた子は、20:30~6:00位までかかりました。
生まれた子は母親が潰さない様に24時間寝ずの番が1週間続きます。
それでも小さく生まれた子や難産で死産になることも多々あります。
楽しみにしてご予約を下さっているオーナー様へ思いが通じるように
一頭一頭話しかけながらほ乳のお手伝いをしております。
大体一頭に掛かる時間は10分です。これが8頭で80分それを3回で240分
一日4時間です。ほ乳の期間は20日間は欠かさずにしますので述べ80時間ですね。

その他に、断尾ですが出来れば断尾は神経のゆう髄化(漢字の変換ができなくてひらがなです)する前に断尾すれば痛みは鈍痛です。
またこのときに狼爪のある子は一緒に切ります。断尾はスポーティングドックの慣わしとして切ります。
これは猟をする際に喜びすぎて鳥に見つからないように、また草木の種や茨の棘などで傷ついたり種が付きますので切ります。
現在は猟で使う方よりコンパニオンドックとして飼う方が多いために断尾は個人の自由かと思われますが、私どもでは以前ゴールデンレトリバーを飼っていた際にコタツの上においてあるカップなどを喜んで尻尾を振ることにより全部落ちていたものです。
こんな理由もありまだ断尾をしております。
狼爪は一般の方の爪の切り忘れで怪我をしないために切ります。
残酷だなと思っている方も多いと思いますが全ては犬と飼い主のケアのやり易い為だと思ってください。
そして断尾の際にも獣医師の健康診断が入ります。
不具合のある子犬は、一般の方に行かないように何度も健康診断です。
母親も子犬に栄養を取られ免疫が低下します。
この時にも壊疽性乳母炎で以前亡くした経験をいかし毎日身体検査です。
以前亡くした子も当然これもやっていたのですが死亡している子もいますから一番気を使うところですね。(成犬や子犬でも免疫が低下することもあり、そのような時に風邪を引いたりお顔が腫れてしまったりするのですよ)

■体重チェック
毎日体重が増えるように必ず体重も量ります。
そして母子手帳への記入です。頑張って早く大きくなるんだよ!
生まれて24時間で、一度体重は減るのが普通です。
これが3日体重が増えないと幼い命はお星様へすぐに変わります。

頭の良い母親は生まれてすぐに弱い子(不具合のある子)は懐に抱きませんこれは成犬になれない自然ならば他の動物に食べられてしまう命だと理解しております。
母の乳房へ到達できないことは、何処かの器官に障害があると思います。
そのため私どもでは最低限のお手伝いをします。

今回エリの子は、頭数が多い方でしたから少し小さく生まれましたが8頭元気に育っていますよ。
以前生まれた子に追いつくのは1ヶ月ほどかな
こんな時にずっと取っている母子手帳が活躍します。
 
■社会化(とれーにんぐ)
犬の社会化を常に考えるのがオーナーの務めです。
どんなこと?どんなこともです。
子犬が産まれて一番初めの社会化はグルーミング(手入れ)でしょう。
母親が舐めて排便排尿を促すこと私達が大きくなってコーミングするのも
同じことです。
私達が子が可愛くて撫でるこれもグルーミングと言えます。
ですから私どもでは必ず話しかけます。
聞こえなくてなくてもいいんです。
人の話す言葉は犬はビックリするほど理解しますよ。

後は目がそろそろ開くかな生後11日目~14日目程で目が開きます。
この時注意しなくてはいけないのがフラッシュなどの強い光にはまだ赤ちゃんは弱いことへの配慮です。
 

今日はこの辺で子犬の説明でした。(遠藤 敏也)



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