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1155: 落葉の季節 3
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ウォーターメロン 11月20日(水) 19:12
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改めて、かくたすさん、みなさん、こんばんは。
シャコバサボテンのうんちくです。 シャコバサボテンは、シュルンベルギア属のサボテンの1種です。 この属名はベルギーのサボテン園芸家のシュルンベルガー(1804〜1865)に因むものです。 原種にはトランカータ・ルッセリアナ・オシチアナ・オブサングラ・オプンチオイデスなどがありますが、原産地はブラジルのリオデジャネイロ州の山岳地帯(標高2000mほどのオルガン山系など)で、日本の夏の暑さ(特に夜間の蒸し暑さ)は苦手です。 最初の園芸交配種はルッセリアーナ(オルガン山系標高1000m〜1800m自生日本では1月〜2月開花茎節の突起が少ないシャコバサボテン)とトランカータ(標高1000m以下自生11月〜12月開花茎節の突起が鋭いカニハサボテン)をイギリスの園芸家バックリーが1840年代に交配を行っており、それ以降上記の原種が複雑に交配され現在のシャコバサボテンが形成されています。 原種の中で私の興味があるのはオシチアナとオプンチオイデスです。 オシチアナは花が大きく(2段咲きではなく花弁が全開します)、四季咲き性があります(短日花でありません)。ただ日本の蒸し暑い夜が苦手です(栽培が難しい)。 オプンチオイデスは名前のとおりウチワサボテン風の茎節をしています(春咲きですが私は花を見ませんでした)。
添付写真はネットからひらってきた、原種です。 現在は存じませんが、以前は千葉の三橋孔雀サボテン園が通販を行っていました。
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ウォーターメロン 11月20日(水) 19:17 オシチアナ です。
大分前に、開花させ、交配種も作りましたが、親株は昇天させてしまいました。 関東以南での栽培はたぶん難しいと思われます。 |
ウォーターメロン 11月20日(水) 19:22 オプンチオイデス ハデス です。
こちらも正木での栽培は難しく、開花しませんでした(昇天しました)。 |
ウォーターメロン 11月20日(水) 19:42 エキゾチカ です。
たぶん、ハデスの交配種だったと思います。 我が家では、昔1輪だけ咲いた記憶があります。 |
ウォーターメロン 11月20日(水) 19:55 上記は、かろうじて現在もわが家に残っていますが、花が咲く気配がありません(涙)。
添付写真はオシチアナの交配です。 |
かくたす 11月20日(水) 21:18 皆さん、こんばんは。 昨日の冷え込みは、いよいよ冬が到来かと思われましたが、今日は少し寒さが緩みました ウォーターメロンさん シャコバサボテンの蘊蓄をありがとうございます。 シャコバサボテンは短日植物ですが、オシチアナは四季咲きとは、不思議ですね。 オシチアナxパールクィーンは、花が豪華で素敵です。
日が短くなって、皇帝ダリアの花が咲いていました。 皇帝ダリアは、夜間に街灯の光などがあると花芽ができない、絶対的(質的)短日植物と聞いたことがあります。植える場所には要注意ですね。 |
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