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1984: 但馬を中心とした探訪 孫右衛門 6月29日(火) 19:46
先の土日で兵庫県但馬地方を中心に丹波地方、播州の一部を含んだ1泊の探訪を行いました。
但馬地方は日帰りしようと思えばできますしそれほど遠方ではありませんが、目的がないと通過することもない地域でもあり前回丹後地方などと同時に訪ねた2012年以来と久々になりました。
今回再認識したのは地域による建物の造りの違いです。同じ県内なのに各地で大きく違いますね。もっというと但馬の中でも中南部の養蚕農家建築と海岸部とで大きく違いますし、和田山などの街道集落となるとまた違う。(豊岡付近は訪ねられませんでした)
これは大屋町中間(地元では栗の下というようです)で目にした建物。

孫右衛門 6月29日(火) 20:04
但馬海岸の集落は木質感が高く内陸部とはまた一味違います。
海水浴場も多いですが、集落は素朴さが残っています。

孫右衛門 6月29日(火) 20:09
今回の探訪は、2004年に万訪さん、西山遊野さんとのミニオフ会で回った地域も一部重なります。和田山の街道沿いの道標は大切に保存されているようです。

孫右衛門 6月29日(火) 20:27
和田山のうだつを構える旧家。

七ちょめ 6月29日(火) 21:11
但馬の養蚕農家の建物、北関東の養蚕農家の建物、北陸の養蚕農家の建物、白川郷辺りの養蚕農家の建物等など、日本全国養蚕農家はありますが、それぞれ家屋形態が異なります。
改めて比較すると面白いですね。
一つのテーマが作れますね。もう少し若ければせ、せめて10歳若ければ。挑戦するのですが。

孫右衛門 6月30日(水) 22:05
わたしも北関東の養蚕農家の建物と双璧をなしているように感じます。共通するのが複数階になっていることですが北関東では兜づくりのようになるなど外観にはその土地の特徴が表れるものですね。
これは養父町畑という地区の風景です。

辰巳屋 7月 2日(金) 06:25
大屋川流域の養蚕集落、3階建ての養蚕農家が多いんですね。私も一度だけ行きましたが、画像の養父市畑集落は未訪門です。大屋川流域にはまだ養蚕農家は多く残されているのかもしれません。ニュース性は少し古くなりましたが、平成29年に大屋町大杉地区が重要伝統的建築物群保存地区に選定されていましたね。

このところ群馬の養蚕農家ばかり訪問していましたので、大屋川流域の木造3階建ての並んでいる風景が見られる養蚕農家も訪問したいと思っています。

孫右衛門 7月 3日(土) 16:33
大杉地区は、前回訪ねた時は一応集落は通っていますがスルーしてしまい、写真も撮影していませんでした。なので準未訪問の重伝建地区でありちゃんと訪ねたいと思っていました。
三階建の養蚕農家建物が状態良く残っていますが、他の集落が全く外向きの雰囲気がないのに対して、ここではそれが少なからず感じられ、少々違和感を覚えました。
中には宿泊施設に改装されたものもあるようです。
まあ、保存地区を目的に遠方から訪ねる客もあると思いますので、そこは仕方ないところでしょう。

太泉八雲 7月 3日(土) 20:54
以前から再訪を考えていましたが、孫右衛門さんのおかげで大屋地区は今年年内の最重要訪問箇所の一つに格上げされました。

それよりも、ここにも「ニッポニア」ホテルグループが進出しているとは。
日本全国津々浦々、ある意味で頭が下がります。

孫右衛門 7月 3日(土) 23:47
太泉八雲さん、ぜひ探訪してください。但馬地区は究めればたいへん奥深い地域とも思います。
大杉地区、訪ねる直前にSNSで知ったのですが、これには正直かなりショックでしたね。
その根源的には、何とかリゾートにもイメージ的には類似するようなものを感じます。
養父町の大屋川沿いにある伊豆集落の風景です。この辺りを探訪していると、叔母さんから川の中にスッポンがたくさんいると言われ、見ると流れから出た石に10匹以上のスッポンを見ました。
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