|
| | | |
|
53747: この木は何でしょう
|
木之助 9月 2日(火) 16:06
|
|
|
 |
|
数年前にもこちらでお尋ねしましたが納得できる樹種が特定できていません。 標高100m程のスギの植林帯で沢沿いに一本単独、樹高3u弱でその後も観察していますがほとんど大きくならず、花も咲きません。
冬季もほとんど常緑で黄葉が少し混じります。しかし春先には一度すべての葉は落ちるようです。 写真を4枚掲出します. 先ず葉枝の様子
|

木之助 9月 2日(火) 16:19 前稿の樹高「3u」は3mの誤り。 これも枝葉。枝がぐにゃぐにゃしていますがツル性ではありません。 小枝の分岐が「逆ト」でなく「Y」を繰り返すため、ぐにゃって見えます |

木之助 9月 2日(火) 16:28 これは葉でで対生。大きな葉は長さ8センチくらい。大きな葉の手前(元側)に小さな葉の対がありますこの部分の枝は直線状。 葉のない所での枝の分岐は「Y」または「く」状。 この辺がこの木の特徴と思います。 |

木之助 9月 2日(火) 16:35 これは幹です。太さ3センチくらい。
かなり特徴のある木と思いますが、画像検索してみても、 カジノキ、シタキソウ、ブーゲンビリア・グラグラ など、合うのが無く分かりません。
よろしくお願いします |
きいよ 9月 2日(火) 17:34 対生葉序で全縁、葉柄は短く、主脈は葉裏で突き出ているように観えます。 樹皮に横長の皮目が観えます。 半常緑のモクセイ科オオバイボタを候補に挙げます。
|
花かんざし 9月 3日(水) 11:07 全体の様子が分かりませんが、枝の出方が(仮軸)二又分枝のように見えること、大きな葉と小さな葉が対になっている(小さな葉は落ちたり退化したりすることがある)こと、刺らしいものが見当たらないことなどから、アカネ科アリドオシ属のジュズネノキに近いかと思うのですが、ジュズネノキはまだ見たことがないので自信はありません。ジュズネノキの分布は本州(近畿地方以西)、四国、九州で、稀に生えるようです。
アカネ科アリドオシ属は日本に11種分布するようですが、図鑑にはその内の数種しか掲載されていなくて、調べるのはかなり難しいです。ジュズネノキは所長さんの著書「増補改訂・樹木の葉」P659に掲載されていますが、刺はほとんどないかあっても短いと書かれています。ルーペで見ないと分かり難いかも知れませんね。 |
花かんざし 9月 3日(水) 20:08 「大きな葉と小さな葉が対になっている」は間違いで、「大きな葉の対と小さな葉(時にりん片状になる)の対が1つのユニットになっている」に変更します。
追伸です。お尋ねはジュズネノキの葉脈とは少し違うようなので、取り消させて頂きます。 お騒がせして申し訳ありませんが、パスワードが違うと出て削除出来ません。
|

木之助 9月 4日(木) 00:18 きいよさん 返事が遅くなりすみません。 オオバイボタは未見ですが、割合厚い葉ではありませんか。 「半常緑」に注目しました。この木は初めに書いたように厳冬期に入ってもきれいな緑の葉が残り、常緑かと思えど春先にはいったん全部の葉が枯れ落ちます。葉の厚さも落葉樹らしい薄い葉です。
花かんざしさんコメントありがとうございます。 あなたが注目された枝の分岐形状、また対生の葉の対の下に小さな葉の対がつく・・・ここがこの木の特徴です。 この形質について私もアリドオシ属に似ていると思います。 この木のある山にはアリドオシやオオアリドオシ(ニセジュズネノキ)が散在しよく見ていますが、アリドオシ屬よりずっと大きく幅広な葉で落葉樹風の薄い葉です。
この山で撮ったオオアリドオシを貼ります。小枝の分岐や小さな葉の対がわかると思います
|

木之助 9月 4日(木) 00:26 もう一枚、これはアリドオシです。葉が卵形でトゲは長いです。 前掲のオオアリドオシは葉の長さは5センチほどありますがトゲは小さめです。
アリドオシ属は常緑でバリバリした厚い葉です。 質問の木、アリドオシ属と類似点がありますが、ヒノキかスギの植林下に1本だけ独立しています。なんの木かわからず悩んでいます。 |

ヨウアン 9月 4日(木) 02:39 こんばんは。
きいよさんの云われたオオバイボタの可能性はあると思います。 これはオオバイボタの近似種のヤナギイボタです。 枝がY字分れを繰り返しぐにゃっている様子、 越冬する葉も若干あります。 |

ヨウアン 9月 4日(木) 02:47 ヤナギイボタの葉、樹皮の様子です。 ヤナギイボタはご質問の地域から外れますので、 失礼ながら、ご参考まで。 |
木之助 9月 4日(木) 23:23 ヨウアンさん コメントありがとうございます ここの山麓はなんのためか外部から植物を移植されたと思われるものが色々見られます。質問の木が分布域外からのもの、または外来種をここへ持ち込んだことは十分考えられます。
イボタノキ属に含まれる種は多く、常緑樹、半常緑樹、落葉樹の種がありそうで、これに属する種かもしれませんね。
|
|
|
|
| |
| | |
|
|
|