2013 12月 30日

虚空蔵山「1~12m 激変するブロー」

天気予報では、西から北西4~6m位の予想が多く、天気図的にも最大風速が10m以内ではないか
と期待して、管理者からのお誘いを受け虚空蔵山に向かう。途中仕事の電話が入り30分以上TOに
あがる予定が遅れ、12時頃TOに到着した。
 空は、晴れ時々曇り、TOは男のエリアらしく、変化の多い、冷たく鋭い風が吹いていた。
12時半頃までは、ベテランフライヤーなら、テイクオフ・ソアリングとも安全に飛べたと思うが、
その後は危険性がかなり高くなった。

TOの風・・・11時頃~12時頃  北西~北   3~6m  パラ1人 ハング1人飛ぶ
       12時頃~12時半頃 北      3~8m
       12時半~1時半   北時々北北東 3~11m
       1時半~3時頃    北時々北北東 1~12m グラハン30分
                   2時11分から30分ほど曇り、急に風が収まり2~6mと
                  静かになった時、ハングが1機テイクオフし15分ほど飛んだ。

 15m位の突風が入るかもしれないと警戒した私は、すぐ飛ぶことを見送り、1時頃から、刈り取ら
れたバラあり・石あり・大きな岩石あり・前後左右上下に激変する乱流ありの超難しいテイクオフで、
最大限の危機意識のもとワガ用のシグマ6(20キロオーバーで)でグラハンをし、TOの乱流の程度
を体験してみた。90%予想どうりだった。1回西のサイドに吹き飛ばされたが、5mほど上昇させて
ホバリングさせたり、乱流の中で10秒以上頭上安定させるためにはどのような技術が必要なのかを考
えることができて良かった。鳥のように、あらゆる風の中で安定させる物理的技術は超難しい。
 30分ほどグラハンしていたが、10秒以上の完全な頭上安定は1度も出来なかった。

 結局、TOに12m以上の強風は1度も入らず、多分ソアリング空域には8m以下の風しか吹いて
いなかったと推測されるため、飛んでいればギリギリ安全にフライトできたと思うが、これで良いと
思う。
 西から北の雲の形も、雲頂が少しささくれた程度に止まっていたため、多分雲頂2000m位の風
速は、15m前後ではなかったかと推測される。20m以上になるともう少しささくれてくる。

フライヤー・・・3人(三重県、多度エリアからのビジター2人)と管理人Mさん
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