2014 06月 15日

「500~700m 4~5時間 稜線周辺のソアリング」


1日中、明るい曇り時々10分から30ほど薄晴れだったが、アゲンストは午前中か
らはっきり入り、ソアリングはできた。

TOの風・・・11時頃~4時頃 ほぼ正面~やや南東 3~7m
         3時を過ぎると少しずつ風が弱まる。
空域の風・・・3~5mの南西系の風だったが2時半頃から南東系に変わる。
ソアリングできた時間帯・・・11時頃~4時頃(約4~5時間 中だるみほぼなし)
高度・・・500~700m
      午前中は700m位のサーマルも発生していたらしいが、午後は500~
     600mの小さいサーマルになっていた。

タンデム・・・1件 3回目の計画でやっと実現(27歳女性 門Tさん) 
        
  1:25~2:55まで、約1時間半ソアリング。
 段階的に操作方法を教え、30分以上門Tさんに一人で操作をしてもらった。酔い止
 めを飲んでもらっていたっため、全く酔っていなかったので、ローリング操作やピッ
 チング操作も体験させた。1時間でトップラン予定だったが、ちょうどそのころ風が
 弱り始め、上げ直しのために20分ほどソアリングしていたが、限界がきたのでアマ
 サキを経由した後サブランに降りた。 タンデムの最長タイ記録。
  長く飛べて、非常に喜んでいた!

フライヤー・・・10数人(ハング0人 ビジター数人 )

アクシデント・・・3件

 ①ビジターのトップ沈・・・TOの北側
      原因:見ていないのでよく分からないが、7年位ブランクがあるベテラン
     と言うことだったので、テイクオフも5~6回やり直していたので、単なる
     基礎技術の不足ではないだろうか。

 ②軽い?接触事故・・・トップランミスから、準備している人の右の顔を、飛んでき
           たキャノピーのラインがこすり、右目の横を3センチほど切る。
           その後もう一人の人にも当たって止まったということ。
            原因はよく分からないが、風の読み間違いか、技術以上のト
           ップランをしようとしていたのではないだろうか?
           少しであってもケガしているので、厳しく言えば、人身事故!?

            他人をケガさせたり、他人の物を壊したりすることはあって
           はならない行為。お互い厳重に注意する必要がある。

 ③ハードトップラン(斜面に激突か?)で重傷事故・・・救急車を呼び入院
                 
     北側のサツキあたりにハードランしたらしい。なぜそうなったかは、原因
    不明。MRIをとると、ヒビが入っているということで今月いっぱいは入院と
    のこと。また重傷事故が、起こってしまった。
     (トップランをしようとして入院するような重傷事故を起こしたのは、
      10年間で多分4人目ではないかと思う?)

  私が考える重傷事故が起こる原因は、いつも決まっています。次の3つのことを
 しなければ事故は起こりません。
  ①技術以上のグライダーに乗らないこと。
  ②技術以上のコンディションで飛ばないこと。
  ③トップランできる技術がないのにトップランしたり、クロカンやアクロの技術が
   ないのにそういうことをしてみたり、つまり、技術以上の無理な飛び方をしない
   こと。
   (注意) 風や地形による危険空域を飛ぶことはやってはいけないことなので、
       それが原因で起こる場合のことは書いていない。
        例えば、ローターの中へ飛んでいくとか、ランディングまで届かない
       高度までリッジで粘るとかは絶対やってはいけない飛び方。
 
 『 フライヤーは、もっともっと 科学的なフライトをするべくだと思う!!! 』

 気分や感情でフライトしていると、その先には、常に事故の危険性が付きまとう
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