2015 01月 05日

「1000~1200m 2~3km 2~5時間 普通のリッジ・サーマルコンディション」


朝7時過ぎ、北側で「ガァーガァー」15分以上鳴いていたカラスに起こされる。全身真っ黒の羽を持つ黒いカラスは、日本では不吉な鳥となっているが、頭がよく人間が出したごみをあさったりして人間を困らせたりもしているが、どんな所にも適応して生き延びてるので、私はそれほど嫌な印象は持っていない。 が、いちよう何ヶ月か前にも2階の手すりに止まってガーガー鳴いていた日にも、何か嫌なことが起こっていたので警戒することにした。
 天気は朝からピカピカで、天気予報も高気圧に覆われいいアゲンストを予想しており、9時半には、「4人そろったので早目に上がります。」とのメールも届いたため、私も12時頃には飛べるようにと準備を始めた。TOに上がる途中無線を聞いていると、「リフト以外は、みなシンク!」といいながら、稜線の前後の高度を浮き沈みしながら飛んでいる苦しそうな声も入ってきた。
 12時過ぎにTOに着くと弱いホロだったが、それまでは弱いアゲンストが入っており、南のブローも1~3m入っていたので、十分サーマルソアリングできると判断して、エッジに4キロウエイトを積み92~98kgに対して94kgで飛ぶことにした。12時50分頃から1時間ほど飛び、サーマルも1000mと1200mを2回ヒットし、2~3kmのアウト&リターンをしたところ、やたらのどが渇いてきた。もう30分は飛びたかったが、カラスの知らせもあったので、無理して飛び続けているとまた体調を崩して熱がでて寝込むようになってはいけないと思いトップランをし、弁当を食べてて休憩した。1時間以上飛んでいたフライヤーは疲れたのか、3人のフライヤーがトップランのアプローチやアプローチ練習を始めた。そのうち一機は、風を読み間違えたのか、北側へトップ沈した。ケガもなく、「 ごめん! 」で済む程度のミスだった。しかしその40分後、休憩後回収をしていると、突然「ゴメンで済まないアクシデント」が起こった。関係者に状況を聞くと、普通は考えられない危険な行為をしており、もう少し安全に気を付けていれば絶対起こり得ないアクシデントだったために、残念でならない。そのアクシデントのためにいい風が入っていたにもかかわらず、フライトすることができなくなってしまった。 アクシデントは安全意識の低さやちょっとした不注意から起こることも多く、お互い十分に気をつけたい。 内容は省略します。
 カラスの知らせは、私への知らせだとばかり思って警戒していたが、実はフライト仲間へのことだったとは気付かなかった。

TOの風
 11時過ぎ~3時半頃 晴れ高層雲あり 正面のち南西 1~5m 一時ホロあり
ソアリングできた時間帯・・・11時過ぎ~4時頃 3~5時間
高度・・・900~1200m
アウト&リターン・・・TOから2~3km
フライヤー・・・6人(’ビジター2人)
アクシデント・・・2件 トップ沈と回収中重大なミス1件
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