2014年4月15日 (Tue)

700~800m 約5時間 5連鯉のぼり空を泳ぐ


今日は、先週から依頼のあった高知新聞のカメラマン兼記者からの「空飛ぶ鯉のぼり
の写真が撮りたい」という要望を実現することにした。
 きっかけは、Kさんというアマチュアカメラマンが高知市で個展を開いているところ
へ記者が見学に訪れ、昔Kさんが撮った私の鯉のぼりフライトの写真を展示しているの
を見て、5月のゴールデンウィーク頃に新聞記事にしたいと言い出したことらしい。
 Kさんが所属するカメラクラブの人々も鯉のぼりの写真を撮りたいということで、数
人から多かったら10人位来るかもしれないということだった。12時にTOで待ち合
わせることになった。

天気、土佐市が高気圧の下に入り終日快晴、積雲できず。
TOの風・・・12時頃~3時頃 南時々南東3~7m 強い時には、5~8m
       3時頃~5時頃  南~南東 2~5m 弱い時には1~3mもあり
ソアリングできた時間帯・・・多分11時頃~5時頃(約6時間)
高度・・・700~800m
サーマル・・・多分700m以上のものが1時間に2~3本発生していたことだろう!?
フライヤー・・・7人(関東からの夫婦のビジターさん2人)
         映画「県庁おもてなし課」を見て高知に来ることを決めたとのこと
ギャラリー・・・アマチュアカメラマン14人と新聞記者1人
         
  アマチュアと言っても数十万円もしそうなカメラと大型の望遠レンズを持ち、三脚
 にしっかり固定し被写体を凝視している姿は、すでにアマチュアとは言えない雰囲気
 がありました。2回で1時間半ほどの鯉のぼり撮影の後、新聞記者の人に何枚撮影し
 たかと聞くと、デジカメ+連写のため500枚位と言っていた。15人が撮影してい
 たので、5000枚位のシャッターが切られていたのだろうか?
  私がこの日の写真で期待していることは、ハーネスに紐でくくられた大小5匹の
 全長20mの鯉のぼりがパラに引っ張られて直線的に飛んでいる平凡な写真ではなく、
 『一匹一匹の鯉のぼりがまるで生きているかのように躍動感にあふれ空を泳ぎまわっ
 ている写真』を撮って欲しかった。
  躍動感あふれる生きた鯉のぼりにするためには、フライトを直線的にせず、
多くの  フライトを曲線的にするように心がけた。合わせてカメラマンからの要望で、背景に
 土佐市の街や仁淀川を入れたいと言うことで、TOよりも数十m低い高度でのピッチ
 ングやローリングや180度急旋回などを取り入れたフライトをした。
 TO周辺や上空では、ローリングやウイングオーバーや180度急旋回などを多用し、
 600m位からスパイラルのちバーチカルスピンも1回したがどのように写っている
 ことだろう? 何枚か写真をもらえることになっているので、この掲示板でも紹介す
 るかもしれない。
  この日撮影に来れなかったカメラマンがいるということで、天気を見ながら来週以
 降もう一度鯉のぼり撮影会を開く予定。 来週の水・木がアゲンストが入りそうなの
 でそのあたりになるかもしれない?

アクシデント・・・なし

(私のフライト)
    フライヤーとカメラマンの接触を避けるためTOでのカメラマンへの注意の後
   フライヤーに自己紹介をしてもらう。
 ①12時半~1時頃 パラの操作説明とアクティブデモフライト 30分
   (昼食と打合せ)
 ②1時50分頃~3時過ぎ 2回鯉のぼりフライト 1時間少々
   (やや丁寧なタンデム説明)
 ③4時頃~4時半 新聞記者のタンデムフライト 20分
          
   トップの写真の女性が新聞記者(独身 34歳 167cm 55kg)
   4;38記念撮影  偶然私と同じ誕生日だった。
2014-04-15 19:34 in パラグライダー #

2014年4月11日 (Fri)

「曇りだが700~1100m 約4時間」


 天気予報は、すべてが晴れで南系3~5m位の予想になっていたが、結果の天気は、
午前中弱い影ができる程度の薄晴れで、12時半頃からは全天曇り空になってしまった
が、サーマルも発生し、景色は良くないものの普通にソアリングするには問題ない程度
に飛ぶことができた。

TOの風・・・12時頃~2時頃 南の風だが南東も混ざり、のちに南西系の風に
                変わる。2~9mと風速の変化大きい。
       2時頃から15分ほど、突然西サイドの風1~3mに変わり、6人中
       2人トップランし、4人ランディングしてしまう。
        なぜ変わったか、原因不明?
       
       2時20分頃~3時40分頃 南西3~6m
       3時20分を過ぎるとリフトが弱り始め、飛んでいた3人全員徐々に
       高度を下げ始める。

空域の風・・・南西系4~6mだったが、高度が上がるともっと強くなっていたのでは
      ないだろうか。

ソアリングできた時間帯・・・多分11時頃~3時40分 約4時間

高度・・・700~1100m 1時半頃1100mのサーマル1人ヒット

乱流・・・600m位から冷たい空気の層があり、その前後から向きの定まらない乱流
    が多くグライダーがかなりグラグラ揺らされたが、潰されることはなかった。

フライヤー・・・6人(ビジター 大阪から1人)
         大阪からのビジターさんは、結局4日間飛んで、大変喜んで帰って
        行った。
        
  4日間のうち2日は曇りで、2日は晴れだったが、1日中東サイドのリッジソアリ
 ングになり、高岡らしい普通のサーマルソアリングの日は、1日しかなかったが、
 4日間とも4時間以上のソアリング時間があったので良かったのではないだろうか。

アクシデント・・・なし

私のフライト
  老化のため体がしんどく、横になって休み休みフライトした。曇りのためサーマ
 ルソアリングはやめた。主な練習は、スピン 2本・ループへのアプローチ4~5本
 ・鯉のぼりへのタッチ・特殊トップラン少々など。
  スピンではなく、ヘリコを完成したいのだが、シグマ7ですると、3回転前後で
 回転を継続できなくなり、回転を継続するコツがなかなかつかめない。
  ループへのアプローチは、現在水平から45度位まで来ていると思うが、それ以上
 はもっと強力な遠心力をつくりださないといけないので難しい。半端な遠心力のまま
 跳ね上げてしまうと回転の途中でラインテンションがゆるみ、グライダーが大潰れし
 たり、想像したくないことが起こる。
  鯉のぼりタッチの練習を1時間位するつもりだったが、風が弱まりほとんどできな
 かった。
  久しぶりにサブランにランディングすると、感覚がずれていたようでターゲットに10mもショ ートミスしてしまった。
2014-04-11 18:55 in パラグライダー #

2014年4月9日 (Wed)

「普通の高岡 700~1000m 2~3km 5時間以上だった!」

天気晴れ、4人が車2台に分れて12時頃TOに上がると、南から南東の風3~6m
位だった。私の2番弟子石○さんが、初級機カーボンからDHV2~3だが限りなく
DHV2に近い中級機オメガ6への乗り換えることへの不安の払しょくと潰れ等に対す
るグライダー特性を目の前で確認してもらうため、石○さんにハーネスとグライダーを
セットしてもらい無線で予告説明を入れながら20分ほどマヌーバテストをして、
ウイングオ-バートップラン。
  
  左右の翼端折り・両翼端折り・片翼折30~40%・片翼折50~60%
  センター30%Aスト・Aスト・ローリング・ウイングオーバー・ピッチング
  (スピンとフルストールは、高度を上げるのに時間がかかりそうだったため
   テストせず)

TOの風・・・南系が中心 3~7m 強い時は5~8m
        3時半頃までは風がやや強めのため普通のトップランはできない。
        近ずくと20~100m上昇してしまう。
ソアリングできた時間帯・・・多分11時頃~5時以上(6時間以上)
高度・・・700~1000m
サーマル・・・1時間に700m以上は、2~4本
       発生場所は、石土の森・モトクロス場・アマサキ・河原など
       乱流の程度:春としてごく普通
ソアリングの様子
  オメガ6:1時頃~3時半頃まで、2時間半サーマルソアリング
  ウルトラライト:1時前~4時頃まで、3時間サーマルソアリング
  ゼニス:1時頃から4時頃まで、トップランを繰り返しながらソアリング
  オメガ7:12時過ぎから4時過ぎまで、トップランと休憩を繰り返しながら
       サーマルソアリング及び特殊フライトの練習 

フライヤー・・・4人(ビジター大阪から1人)
アクシデント・・・なし

5:06 気温が下がり、稜線やグランドにサーマル雲が発生し始める。
この写真の雲は、3~5分ほどして積雲が分解し始めたときの写真
 全員飛び疲れて、帰り仕度をしていたので、これらのサーマルの中に飛びださなか
ったが、狙っていれば雲底に到達できた可能性は高い。
2014-04-09 18:53 in パラグライダー #

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