ふと思い出したゴールディンウイーク中の感動秘話
ゴールディンウイークのある日に1つの感動秘話がありました。 懐かしく思い出しながらご紹介しますね。
ゴールディンウイークの平日だったと思います。5月2日だったかな?夜の6時過ぎだったか1本の電話がなりました。
「本日なんですが、宿泊できますか?」私は「はい大丈夫ですよ」と普通の予約のようにお話をしました。
相手の方は「これから横浜を出ますけど、良いですか?」 これから?もう那須に来ていて宿泊できるところを探していたのかと思っていましたが、そうではなかった。さー困った震災の後で諦めかけていたゴールディンウイークが間際になって一気に予約で埋まった為にスタッフが足りない中で頑張ってきただけに深夜到着するまで起きて待っている事も出来ないし・・・。
でもお客様の深夜になってでもこびとの森に来たい。という気持ちを考えると本当に困りました。しかし震災の後にたとえ1組のお客様でも大事にしよう。初心に戻る気持ちで・・・・・・。 「セルフチェックインでも良いですか?」と質問するとそれでも良いから・・・ということでセルフチェックインで受け入れり事にしました。
フロントにルームキー、館内見取り図、お客様へのメッセージなどを書き添えて・・・。しかし迷子になって到着できない場合に私の携帯電話をお知らせして眠らせてもらいました。寝て間もなく11時58分に1本の電話が入りました。 私はセルフチェックインの方が迷子になっている。そう思って半分起床してない頭でやっと電話にでると「明日、宿泊する者です。タオル、はぶらしなどありますか?」という内容でした。こんな時間に驚き!びっくり!やめてくださ~い! こびとの森はスタッフ不足の今は転送で電話も受けています。だからこびとの森にかかってきた電話も眠りについたばかりの私の転送されているのです。
小さな宿泊施設では特に今は皆さん最小限の人数でがんばっています。 私も毎日4時間又は4時間半の睡眠時間です。そこに来て眠たばかりの私は起こされてしまいました。
深夜のセルフチェックインのお客様はカーナビ君のおかげ様もあって無事深夜にセルフでご到着されてお休みなられていました。ホッ!!!
しかしチェックアウト後にそのお部屋をお掃除に行ったスタッフが1枚の置き手紙を見つけて私に持ってきてくれました。
お手紙には感謝の言葉と息子さんが1年間も登校拒否をされていたそうです。 しかし宿泊された日。息子さんは1年ぶりに学校に行けたそうです。 だから夜になってとっても嬉しくってお祝いに家族旅行をしようと決めて電話をしてきてくれたのでした。 私もお断りをしなくって本当に良かった!!そして私は小学生の息子さんへお手紙を書きました。がんばって学校に行って今はしっかりと勉強して将来人の為に役に立てる人間となってほしい。そしていつか又こびとの森に遊びに来てね。 封筒に中には鉛筆と消しゴムと私の心を入れて封印しました。 どうか息子さんの心の中に残ってくれますように・・・。 元気に学校へ通えますように・・・・・。
★全国のお父さん、お母さんへ宿泊に伴い質問は深夜にはしないでくださいね。 お願いしま~す。タオルなどの質問は緊急ではないですよね???緊急のキャンセルも翌朝にお願いしますよ。
それではおやすみなさい~
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