2011 09月 11日

あの悪夢の日3,11から半年。私が思うこと


3.11から今日で半年。
私はカメラを片手に大都会新宿の朝を歩きながらいろいろな事を考えました。



グアムから戻り新宿にある「ハイアットリージェンシー東京」に宿泊しました。(無料宿泊券が当たって持っていました。
2名分の朝食とエステ付きです。)

この大都会の街並みを歩きながら半年を思い返しました。
一口に「復興」というけど簡単な事ではありませんでした。
あの日から急にお客様がいなくなって・・・・。余震に悩まされて・・・。
原発に悩まされて・・・・。原発の風潮被害に苦しんで・・・。




那須高原はお隣福島県まで車でわずか10分。それなのに福島県のような優遇は全くなし、震度6でガンガン揺れたのに・・・。
お客様がいなければ人は雇えない。たまにお客さんが来て下さった時は全て何でも屋さんのなって働く!!ゴールディンウイークや夏休みの一時期はわずか数日前からどか~んと予約が入る。人がいない!!ボランティアは皆、東北の被災地に行ちゃった。那須高原を通過して東北へ行ちゃった。那須高原には誰も来てくれない。通り道なんだから寄って行ってよ~・・・。~・・・・・・・。

「復興」「がんばろう日本」なんて言っても実際に懸命に復興した人間じゃなきゃその苦しみは分らないよね。
あの8月のある夜だった。一人で這いつくばって病院に行った日。
忘れないよ。きっとこれからも・・・・。そんな思いをして戦って来た日々。



安愚楽牧場の社長とは個人的にもいろいろと思い出がある人。
20年近く前だったかふたりで経営について話した夜。新幹線で宇都宮から那須塩原まで同席しながら話をした日。ある問題から社長自ら私の携帯電話に電話くれたあの時。

最後に会ったときは今年の6月も終わろうとしていた日。
2人で震災の影響と苦しみを語り合ったあの時、きっと社長には2ヶ月後のご自分の姿が見えていたんだろう。と今は思う。
三ヶ尻久美子社長の復興は努力もむ壊れることなく・・・・・・。
個人的には又いつかふたりで話が出来る日がやってきますように・・・。
がんばって生き抜いてほしい。とそう何もできないけど応援しています。



夏休みは多くのお客様がやってきてくれた。しかし・・・・。じゃらんや楽天の口コミにかってな事を書く人がいる。朝食の文句で「野菜ばっかり」
野菜が今どれだけ貴重な食品である事。こびとの森農園で無農薬、化学肥料なしで作ることがどんなに大変な事か?台風の接近でひやひやしながら・・・育てて行って朝採れた新鮮な野菜をお客様へご提供してきた本当のおもてなしの心がわからない人。

「部屋が狭い。6人で8畳では体が痛かった!」小学6年生まで宿泊料金0円にすることを決めて朝食も新鮮なお野菜をふんだんに取り入れて無料で食べてもらっているに・・・。最初から8畳である事は伝えてあってお子様4人とも0円で宿泊されて朝ごはんも無料でたっぷり食べて文句じゃ????

親のいない子どもたちへの家族旅行のプレゼントの為のわずか100円の募金のお願いに対しても文句の書き込みをした人がいたね。
東北の義捐金とこびとの森の100円募金のどこが違うのだろうか?
日本は募金に対した考え方は世界から見るととても低いと思う。
昨年だったかイギリスで一人の少年がネットで募金を呼びかけてわずが数日で数千万になった話があった。素晴らしい事だと思う。
昨年も「こびとの森が金集めをしていた。」とある心無いお客によって書き込みをされた事があった。正直へこんだ!しかしたった一人の心無い人間によって多くの施設の子供たちに幸せを届ける仕事を辞めてしまうことが悲しい!!そんな文句をネットに書き込む人間はどれだけ人の為に役立つことをしているのだろうか?又今までしてきたのだろうか?

だから・・・・。私は今日も大きな声で「こどもたちの為に100円の募金のご協力をおねがいしま~す。」

私たちの努力は?復興は??何も報われないじゃないか???

あえてそんなじゃらんや楽天での口コミにはそのページには反論もしないで来た。黙って耐えてきた。無言!!
しかい心無い人間!本当の価値のわからない人間!!もうたくさんだ!!こびとの森に来なくっても良い!と強く思うのである。
(私流のクレームのポリシーはその場で当事者又は責任者にはっきりと言う。後になってぶつぶつは言わない。ましてはネットに書き込むことはしない。そんな卑怯な事は自分自身が小さな人間になってしまうそんな気がするからである。私はいろいろなホテルに宿泊してきたが1度として書き込みはしたことがない。良かったらお礼状を書くとかその場できちんと素晴らしいかった事を話してお礼を言ってかえってくる。クレームもその場ではっきりと言ってきた。)

私の尊敬すべき経営者のひとりで「天」の社長は「俺は客を選ぶ!!」そう言ってこの時代に黒字経営。来年にはスカイツリーの最上階に又もう1店舗があちら側からオファーで来たそうだ。

そうだ!!私も自信を持って客を選びながら「本当の価値」のわかる賢いお客様にこびとの森は提供していきたい。

3.11から半年、懸命に生きてきた私でした。
だから今日だけ「心の叫び」を書きます。(許してください。)

明日から又がんばろう!来年の3月11日に向かって・・・・・。
こびとの森の復興






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