地獄から生還してきました。
突然「下血」しました。それが私の悪夢のような地獄への始まりでした。 (びっくりしながらも、冷静にしっかりと撮影してその後ドクターに見せましたよ。その写真を見たい人はこびとの森に来てくださいね。希望者には見せてあげる。ジャ~ん)
私もびっくりするような大量の下血!!自分で車を運転して黒磯市内の救急病院に入りました。
そして緊急入院を宣告されました。
翌日、緊急検査「胃カメラ」「腸カメラ」一緒にやります。と言われて下剤を飲むように指示がありました。 だ・か・ら・・・一晩中トイレに通いました。眠れぬ夜~でした。
翌朝、お腹もぺこぺこ3Kの体重が減っていました。 今度は大量の「腸洗浄剤」とかを飲まさせられました。
そしてとうとうその日の午後「地獄」がやってきました。 優しそうなドクター2名。ちょっとほっとしたけど・・・。その時の私はその後「地獄」がやってくるとは思いもしませんでした。
「先生~音楽を聴きながらでもいい?」なんてリラックスな私です。ドクターも「いいよ~。」と最初は胃カメラからでした。 これも大変でしたけど以前にも経験があったのでなんとか乗り越えることが出来ました。ドクターも「何だ~上手に飲めたじゃないか?」なんてこんな時に褒めてもらっても全く嬉しくないけど・・・まあ、とりあえずは終了!!やった~。
休む暇なく同じ処置ベッドで今度は「腸カメラ」突入!私の腸の中に麻酔も無く侵入してきたカメラ。「うわ~」激痛が始まったのです。くねくねとした私の腸。その中をカメラはくねくねと腸の曲がり角をカメラはぶつかりながら侵入です。「う~」「おう~」最後にはは「ぎゃー!」麻酔無し、私を殺す気?痛みで意識がもうろうとしてきました。
医者は私を怒りだしてきました。「そんなに痛いわけ無いだろう。」 体を動かすと腸に傷が付いて又出血しちゃうよ~・・・。と今までドクター2人だったのにナースも入ってきて私体を押さえつけて来ました。 ドクター一人も私のお腹を押さえつけています。 私は意識が遠のきそうな痛みと苦しみの「地獄」の中で「今日はゴルフコンペに出る予定だったのに・・・・。良い天気の中で今頃、ドライバーをかっ飛ばして200ヤード越え~していたはずだったのに・・・・。「なんでこうなるの?」と・・・・。
ドクターが私に質問してきました。「君はもしかして開腹しているかい?何か手術を受けているのかい?」 私は心の中で「なんで今頃私に聞くの?最初に書いた問診票に記載したよ~。見てないで始めたの?そんな~・・・・・・・・・・・。」 私は痛みと苦しみの中で「卵巣を取っています~。」と答えるとドクター2人は「そうか~癒着しているな?、だからこんなに痛がるんだ!!」だってさ。あ~そんなの事前に問診票で確認してからやってよ。
ドクターは「今日はもうやめよう~・」なんて言い出した。え~今辞められたら、私の今までの苦しみは報われないよ。 私は「そんな~辞めないでください。やって下さい。今まで以上にがんばります。」その時、私の、意識は本当に無くなりそうでした。心の中で「もうどうでもいいや。」と思った時に嘘のように痛みが消えて体が楽になってきたのです。本当に不思議でした。何かを「悟った!」というか、苦しみの中で何かが突然私の体の中で変化したようでした。
遠くでドクターの会話が聞こえて来ました。「よ~しこれなら前に進めるぞ~」ガンバレ~・・・・・・。私はその後の記憶がありません。 意識が戻ったのは全てが終わった時でした。
疲れ切ってしまいました。 ドクターは「ご主人は?」私は「いません。」「家族は?」「居ません。」「え~誰も居ないの?」私は「ハイ!!」 心の中で「聞くな~!!誰も居ないんだよ。」たったひとりで頑張ったんだよ!!
やっと、やっとフラフラと病院の廊下を歩きながら・・・・・。 (他の患者さんが旦那さんや奥さんに付き添われている姿を横目で見ながら・・・・。ばっきゃろ~。)
私は「地獄から生還して帰ってきました。」
※今はまだ本調子ではありません。気力も少しだけ・・・。でも1日も早く元の元気な私に戻れるように静かに過ごしています。 もう少し時間を下さいね。
12月3日の児童養護施設の子供たちのクリスマス会には元気に復帰いたします。
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