娘の面結婚式を終えて思う事
結婚式を終えて翌日の2月12日(日曜日)6時50分AM私はホテルニューオータニからリムジンバスに乗って成田空港へと向かいました。 道路が空いていて予定よりだいぶ早く8時過ぎには成田第1ターミナルに到着しました。本当に4泊5日の駆け足の日本への一時帰国でした。
私はリムジンバスの中で車窓を見ながら・・・。私にとって日本と言う国は何なんだろう?とふと考えました。 そして大好きな私の父。今は天国で眠っています。私はいつも手のひらに収まる小さな父の遺影を持ち歩いています。 今回も私と一緒に日本へ帰ってきました。父はいつも私の心の中で生きています。娘の結婚式の時も私のとなりにちゃんと座っていました。 父は私だけの心の中でずーと生き続けています。
リムジンバスの中でそんな父の遺影を見ながら無性に涙が溢れて来て止まりませんでした。
生前、父が私に良く言っていたことが私の苦しみとなって現実のものになっているのです。父は私によく言っていました。「俺が生きている時は俺がお前を守ってあげられるけど・・・・・。俺が死んだらお前を守ってあげられる人間はいない。だから2人の妹や母親と縁も切って何処へでも好きなところで幸せに暮らせよ~。」と私と父は性格がよく似ていました。
母と二人の妹はいつも気に入らないとガミガミと文句ばかりでした。 父に対しても「バカおやじ」と呼ぶような人たちでした。 私も父もそんな人間たちに逆らわずに黙っていました。相手にするのはよそう。父と私は決めていたのです。しかし父が死んでからはその標的が私だけに集中されました。 父は生前神様のような人でした。個人タクシーの運転手でお金の無い人がいると無料で乗せてあげて1,000円渡して美味しい物を食べなさい。 そんな事を父が母に話していた時に母「稼ぎも少ないくせしてバカじゃない?」と 私は幼いときにその二人に姿を見て育ちました。父は世界1立派な人間です。私の1番の理解者でした。いつも二人でお互いの携帯電話で秘密の会話をしていました。「俺はもうお母さんと離婚したいんだよ。しかしこの年になってそんな事したらみんなが不幸になちゃうから、俺だけ我慢していれば何とかなる。しかしさちこお前は我慢しなくてもいいんだぞ。」とある日の会話でした。
父の葬式の時も私が出版した山と渓谷社からに本を御棺にそーと1冊入れるとすぐ下の妹が「そんなごみ入れないで~」と言ってきました。 父は私が本を出版しとき本当に喜んでくれました。新小岩駅の書店に行って これは私の娘の本なんだ。と言って10冊も購入して親戚や友人に配ったそうです。とっても嬉しそうだったよ。受け取った親戚の人から私は聞きました。 天国でも読んでね。と思って御棺に入れたのに・・・。母はそんな妹の行動にも黙ってみている人でした。父は亡くなる前日まで仕事をしていてとても元気でした。しかし心筋梗塞で突然にして天国へ行ってしまいました。しかし私は知っていました。父が亡くなることは・・・。私は夢で見たのです。父の葬式の夢で私が最期のお別れの言葉を話していました。 しかし現実の告別式では3人姉妹の姉の私は無視されました。 前日の夜に母は妹の旦那(日本を代表するテレビ局の有名なニュースキャスターをしています。)にあなたにお願いします。と私の目の前で言ったのです。父と私の絆より母は世間体が大事だったのです。父は有名なニュースキャスターの話より血のつながった一番大好きな娘の私の話をしてほしかった事でしょう。でもあの日はもう戻らないのです。 夢を見たあの日から父の葬儀で話す事が決まっていた私です。しかしそれは実現される事はありませんでした。
妹は散々人に迷惑をかけてきた人間です。私も彼女が狂った時に「こびとの森に火を付けてやる。これから行くからまっていろ~」と脅迫された事が何度もありました。今だったら大変な事でしょう。 最近では「うちの旦那は有名なニュースキャスターなのよ。もう電話して来ないで~」と言われました。 有名大学を出て日本を代表するTV局に務め有名なニュースキャスターがどれだけ偉いのでしょうか?私の今グアムには有名でないけどもっともっと人間的に素晴らしい方々が大勢いらっしゃいます。 人が困っている時、悩んでいる時に自分の事のように考え行動して下さる人々。その方々が社会的にはとても大きな方ですが、そんな事は大したことでは無いと言い切って弱い人間たちに惜しみなく救いの手を差し伸べて下さる方々が大勢いらっしゃいます。 そんな方々の惜しみないご厚意にどれだけ助けられてきている事か? 遠くの親戚より近くに他人とはこういうことなのでしょうか?
式が始まる直前にも直ぐ下の妹は私に酷い言動をしてきました。 2番目の妹は「お忙しい中、来てくれてありがとう。」と言っても無視されました。本当に悔しかったです。娘の結婚式で無かったら「もういい加減にしろ~その態度何だ~」と言いたかった。しかし両家の控え室でみっともない真似だけはできない。と私はぐっと堪えて別室で涙を堪えて「お父さん、神様、私は我慢します。だけどもう限界です」。と涙を堪えて祈りました。 神様に2人の妹たちと母に人を傷つけるような行為を反省させて気づかせてほしい。さもなければ神様、あなたの裁きを3人に下してください。とお祈りしました。人を傷つける愚かな行為は人間として最低な事だと私は思います。
新約聖書のローマ人の手紙第12章17節 誰に対しても悪をもって。悪に報いず、すべての人に対して善を図りなさい。あなた方は出来る限りすべての人と平和に過ごしなさい。愛する者たちよ。自分で復讐しないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。何故なら「主が言われる。復讐は私がすることである。私自身が報復する。」と書いてあるからである。
この聖書の言葉が私には実際に起きています。 十数年前に当時の夫は酒、賭け事、女(私の部下との不倫)などで背中から包丁で突き刺してやりたいほど悔しかった時がありました。 今ほど神の存在や聖書を知らなかった私ですが、私がこの人たちの事で殺人罪で刑務所に入って自分の人生をダメにする事は出来ない。 だから神様にお願いして私は離婚して懸命に生きて来ました。 借金を返済して二人の娘を高校、大学と学費を働いてそして結婚!! 神は大きな裁きを元夫と不倫相手の女の二人に下さいました。職も競売で家も失ったのです。 おまけに親の家まで競売で失いました。最高の親不孝者です。 私が追い出さなくとも法によって追い出されて哀れな生きざまとなってしまいました。もちろん娘の結婚式にも呼ばれませんでした。 こんなに幸せな娘の姿を見る事が出来ない。
本当に神の裁きはあるのだ。人を苦しめる人間には必ず神の裁きが下される。地獄へと突き落とされていきました。私と一緒の頃にはベンツに乗って周りからチヤホヤされていた面影など何一つありません。 神の裁きは本当にあると言う事を私は身を持って体験しました。
私は母や二人の妹がとても憎いです。母の私と二人の妹との差別に関してはもうんざりです。今回の結婚式でも「お祝い金は幾ら2人に出したの?」と聞かれて20万円を結婚が決まった昨年中に渡した。と言うと「それっぽっち?」と言われた時。震災と放射能によってのダメージが大きく、苦しい経営を余儀なくされている今の私にとっては何との鬼の言葉に聞こえました。2人の妹の態度愚かな行為にもうんざりです。私には日本にもう家族は居ません。父の生前言ったいた通りになりました。 でも人を恨みながら生きる人生も又悲しいです。だから神に祈り全てを任せることにしました。神様は3人にどんな裁きを下すのでしょうか?どんな軌跡が起きるのでしょうか???天国にいる父もずーと3人の今までの私へと仕打ちを見てきてくださってきっと父の怒りも下される事と思います。
私はここにこの事実を書くことで全てを忘れて前に進みます。 書かないと私の人生を前に進む事が出来ない自分が居るのです。
長い文章になりました。ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。明日からは全てを忘れて笑顔で元気な私で生きていきます。
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