2009 04月 16日

Alchemical Marriage 錬金術たる結婚





※ 錬金術・・・錬金術とは一般の物質を「完全な」物質に変化・精錬しようとする技術のことであり、さらには人間の霊魂をも「完全な」霊魂に変性しようという意味を持つこともあった(=神に近づく、神になる、神と合一する方法ともいえよう)。 <出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』>

― 宇宙の法則はこう物語る。
ツインソウルとのつながりがもたらす魂の潜在力を完全に開く前に、
まず必要なことがある。それは、私達が神の前で、自分のアイデンテ
ィティをはっきりと定義することである、と ―

これは、ツインソウルが各々、真の自己(真我)の扱いをある程度の
段階までマスターし、それを開放できるまでは、たいていは自分の
ネガティブなカルマのあまりの重さに太刀打ち出来ないためである。
・・・というのも、ツインソウルが現れることによって、自分のカルマが
拡大され、増幅されるからだ。
ツインソウルたちに、偉大な霊的能力(それは、彼らのアイデンティ
ティが分かつ共有の青写真ともいえるだろう)をもたらす共有の要因
も、また同じように、彼らのネガティブなパターンを拡大することに
なるだろう。

最終的には、私たちは誰しも、それぞれ固有のネガティブなパターンを、
神聖なる真我という「黄金」へ転換させなければならない。
ネガティブなパターンとは、人間の根本的なエゴの習性を云う。

この転換こそ、「錬金術たる結婚」と呼ばれるものだ。

それは、存在のうち、女性的な側面である「魂」と、男性的な側面で
あり、神聖にして不朽の存在-「キリスト的真我」との結合なのである。

このキリスト意識 ― すなわち、私たちの内で、源「=我ここに在りき」
と絶えなく繋がり続ける場所 ― の愛の大きさは、どんなものも比較に
ならぬほど偉大なものだ。

これこそ、古今東西あらゆる聖人たちが、自分たちのすべてを捧げて
きた愛の意識なのである。

神とのつながりを通じ、日々意識を研ぎ澄ますことによって、聖人たち
は次第に人間のエゴを変化させていった。

そして遂に、神の御胸に還るかのように、彼らの魂は霊的な真我とひと
つになったのである。

聖句にもあるとおりー、
「それは、この朽ちるものが朽ちぬものを着、この死ぬものが死なぬも
のを着ねばならぬからです。」(コリントへの手紙Ⅰ 15:53)


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