私たちは、結婚式での演奏を依頼されることがあります。
大切な場面は「生演奏で」という方が増えていて、たとえば最初の入場のシーンや余興お客様のカラオケタイムだったりする?)の時間などをおもてなしの意味でのミニコンサートとしてお受けしています。
結婚式こそ心に残る(今時はビデオにも残る)ライヴを、とこちらも気合が入るところ。
なのに、私たちを試すかのように起こるアクシデント!
それは今年に入ってからの出来事です。
ステージ袖で出番を待っていた私たちに、子供用の椅子を持って行ったおじいちゃんが見えました。
お孫さんのために・・・・・・と普通は思いますよね?
ところが、ステージに上がって何気なく会場に目をやると、ひとり妙に座高の高い人が!
うそっ!さっきのおじいちゃんがしっかり子供用椅子に座っているではないですか。
演奏までは板付きですっかりお客様から見えている私たちは、どんなにおかしくても何事もないような
顔をして立っていなければならないのです。
それでなくても笑い上戸の私、本当に苦しかった。
もちろん仕事ですからきっちり歌わせてもらいました。
でも帰りの車の中では我慢したブンの反動で、お腹がねじれるくらい笑い、腹筋が痛くなるほどでした。まるでドリフのコントでも見てるようだったんですもの。
どうかお願いします。
どんな時も真剣に演奏している私たちの妨害をなさいませんよう。
(あのおじいちゃんにいたずらする気なんか、まして悪気もあるはずないですけど)
とはいえ、これだからライヴは楽しくてやめられないんですよねぇ。
さて次はどんな場面に出くわすのでしょうか。
お楽しみに・・・・・・。