これはサエラにとってなくてはならない、ある意味サエラの命ともいえる「友人3号」です。
正しくは「ヤマハ・シーケンサーQY300」といいまして、おもにリズム部門などを担当してくれる心強い味方なのです。
サエラを聴いたことのある人は「二人しかいないのにドラムの音やギターの音はどこから?」と思っていたはず。
それはすべてこの「友人3号」から。とはいえこれを使うにはすべて「打ち込み」というとても時間のかかる
手作業が必要で、これと向き合っているお姉さんは一日何時間もこの作業をしていることがあります。
まるでゲームでもしているかのように結構楽しそうに。ま、頭の中で鳴っている彼女にしかわからないいろ
んな音が、シーケンサーを使うことによって表現できるわけですから、そりゃ楽しいでしょうね・・・。
おかげでコンサートのみならず、レコーディングなどもスムーズにいくのです。
ただしこの作業を始めると、ずーっと同じ体制でいることが多く、血行不良を起こしてしまうのです。
目、肩、腰にくるってやつですね。形のないものを形にする作業ですから、忘れないうちに早く作ってしまい
たい気持ちもよくわかりますが、からだには相当な負担が・・・ちょっと心配です。
なにせ夢中になる人ですから。
ところでなぜ「友人3号」かといいますと、これと同じものが他に2台ありまして、これは3代目なのでそれで
3号というわけ。この前に別のシーケンサーを使ってたのですが、それはもう物足りなくて今のものに。
そしてこれよりまた進化したものも実は持ってるのですが、サエラにはリズムや音源などこちらのほうが
合っているらしいです。
不安なのはもうこのシーケンサーが廃盤になっていること。「持ってるけど使ってないなぁ」って方いるん
じゃないかしら。もったいないな・・・・・
友人をもてあましているあなた、ご一報ください。