いよいよ新曲リリースまで1カ月を切りました。
レコーディングしたのは4月2日~3日だったのでずいぶん前になりますが。
今回お姉さんのアレンジにアドバイスくださったのはチェロの溝口肇さん(写真左)。
もちろん演奏もです。溝口さんの「世界の車窓から」のテーマソングはあまりにも有名ですよね。
実は私たち、前回のレコーディングでチェロの音色に魅了され、今回も「ピアノにチェロを入れたい」とプロデューサーさんに言われた時は「それいい!」と大喜び。
結果、やっぱりすごい。
深みと奥行きと気品とぬくもりと・・・ピアノとよく合っているのです、これが。
溝口さんならではの音色のおかげです。
ところでタイトルの「セバマダノ」は外国語ですか?と先日雑誌の取材で聞かれました。
「何語かわからず、それゆえもちろん意味もわからないのでいろいろ調べたのですが、やっぱりわかりませんでした。」と降参した様子。
私たちの方言「津軽弁」で「それじゃまたね」という意味だと説明したら、「とても日本語には聞こえませんね」と改めて驚いていたことに、こちらが驚きました。
子供のころから当たり前のように使ってきた言葉なので歌として取り上げられたことのほうが驚きです。
でもメロディーと「セバマダノ」の歌詞がピタッとはまっていて、歌っているうちに切なくなります。
初めての方に「やさしくていい響きを持った言葉ですね」とよく言われますが、歌になってみて改めて「こんなにきれいな言葉だったんだ」と感じました。
方言に誇りをもってこれからも歌っていきたいものです。
さて写真二人目の男性はカップリング「神の月」にクラリネットを演奏してくださった平原まことさん。歌手の平原綾香さんのお父様です。
明るく楽しい方という印象でした。
もちろん演奏にはさすが味があり、曲がよりミステリアスになりました。
この2曲、今までのサエラにはない、いえ、世の中にもまだない新しいジャンルだと思います。
新しい「サエラ」どうぞお楽しみに!
尚、「セバマダノ」は6月1日から2ヶ月間NHKラジオ「ユアソング」で毎日流れます。
ぜひぜひ聴いてください!よろしくお願いいたします